小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月29日





蒼月「Σはあ 何?人間の方から手出ししたの!?馬鹿じゃないの!」ええっ

シロ「うむ。しかも被害者は酒呑童子の所の下っ端の鬼だ
全く 少し特異な力を持つと人間ははしゃぎおらわ」ちっ



晴明「せっかく総大将がドンパチならぬ様 骨を折っておったのにのう」扇子ぱったぱた

千様「え?つまり人間の祓い師的なのが鬼襲ったって事?」うわ。

小太郎「みたいだな
話聞く限り 鬼の方はお頭の言う事よく聞いて人襲わない奴ぽいし
反対に人間の方は 普段からちょっと法力有るの鼻にかけててウザがられてたみたいだし」わんっ


魄哉「全く暇を持て余した生臭坊主はこれだから」けっ

千様「思いっきり袈裟着込んでるアンタが言う?それ」

魄哉「僕は暇じゃ有りません
仕事中抜け出して来てるんですから」ふんっ


一同(つまり 相当事態は逼迫してると) うわあ。



家康「で、酒呑童子はどんな感じ?」

茨木童子「どうもこうもねえわ
鬼ってのは単独主義だけどさ それだけに山でつるんでる奴等は強い弱いに関わらず皆ダチみたいなもんだよ

言わばここの奴等と同じ様なもん。 キレないわけ無いって」頭ガリガリ


千様「ちなみにその鬼君と祓い師は?」

魄哉「被害者さんの方は飛天君が治療頑張ってくれてますがね。
生臭の方は人の法的には何にも引っ掛かけられないんで放置です
が、 個人的に見張りはつけてます」

シロ「ふむ。聞けば聞くほど最悪か」


与一「すまん。小難しい事は解らんのだが
その、この場合酒呑童子がお礼参り、もしくは勢い余ってその人間をこう グシャッとやってしまえばどうなるのだ?」挙手っ

石燕「人に危害を加えないってこの国の化け物大将してる白さんが決めてる以上
そこは酒呑童子さん粛清コースになんじゃないすか?」

与一「Σやられてやり返すのもダメなのか!?」えええっ

石燕「本人がやり返すのはオッケーらしいすけど
第3者が出てきちゃうと際限無くなるんでアウトって聞いたっす。
それこそ鬼族とその他全部がガチ戦になりかねないっすねえ」うーん。



晴明「で、その総大将は何処ぞ?」

シロ「寝とる。」こめかみに青筋っ

千様「そろそろ起きると言うか叩き起こされるとは思うけどー」






彬羽「手前は毎度毎度毎度毎度 寝過ぎて脳ミソ溶けてんのかあああっ!!!」

どがしゃーん!!


小太郎「Σ障子ー!!」ぎゃいいんっ



テオドール「Σ彬羽さん 蹴りはいけません蹴りはっ!!」ひいいっ

彬羽「Σ喧しい!この状況で起きないコイツが悪い!!」くわっ

粋「あーうん。 今回は兄貴が悪い

つか 植木に突っ込んだけど大丈夫?」

白「どうにかな。」よいせっと。





茨木童子「ごめん 俺も怒っていいかな?」

家康「ごめんね。当事者達から見たらムカつくよねそりゃ」どうどうっ



白「あ、クモの巣ついた。

俺だって伊達にゴロゴロダラダラしてたわけじゃないぞ

なあ?」
酒呑童子「知らねえよ。」

一同(Σまさかの暴れる前に許可取りに来た!?) えええっ




魄哉「おや 思ったより冷静な子ですね」おやまあ。

晴明「私には破裂寸前ギリギリに見えるがの」うわー。


酒呑童子「これでも一応鬼族のボスだからよ
ケジメだけはつけとこうと思ってよ

言っとくが 止めても無駄だぞ
こちとらお前等敵に回す覚悟も 力づくで押さえ付けようってんなら全員まとめて相手する覚悟も

白「あ。良いぞ」けろっ

酒呑童子「Σはいっ!?」ええっ



粋「Σえ。良いの?」えええっ

酒呑童子「Σえ。ちょだってお前
人間と敵対するのは化物全体にとって不利になりかねねえから絶対手出すなって」

白「それが不服だから俺等にまでケンカ売る気で居たんだろ?」

酒呑童子「Σいやそうなんだけど
え? ちょ コレどうしたら良いんだ俺は!」混乱っ




彬羽「ん?お前それでどうやって他の奴等に納得させるつもりだ?
こう言うのは1度例外出すと 我も我もと面倒な事になるぞ」

白「うん。だからな

今回は特例 人側からしても無いだろって感じだろ?」

魄哉「よくお分かりで。」おや

白「物凄く殺気ビンビンで寝てられなかったからな」うん。

粋「いやその特例がまずいんじゃね?
殺戮したらヤベんじゃねえの?」

白「要は化物側から襲ってるって形じゃなきゃ良いんだろ
手出ししなきゃ襲って来ないを徹底したら良いんだよな?」ちらっ

彬羽「ん?それはそうだが。」





蒼月「あ、そっか
そんな力自慢なら その生臭坊主がこの赤鬼にケンカ売れせれば問題無いんじゃん。」手ぽん。

シロ「Σ確かに理論上は問題無いが
人道的にどうなのだそれはっ!!」 えええっ


白「な?」にやりっ

彬羽「お前とことん性格悪いな」引。

粋「こう言う変則技はカラスより得意だよな 兄貴。」うっわー



テオドール「確かに1度の勝利で調子づいてるなら 多少の無茶もやりそうで御座いますねえ」ほうほう

家康「天海 出番だね」

魄哉「まあ やるかどうか決めるのは本人ですしねえ?」にやっ

シロ(とめる奴はおらんのかっ) 引。




白「そういう事だ。
向こうが仕掛けてくるの待て
やられそうなら幾らでもやって良いんだしな」

茨木童子「だってよ?」

酒呑童子「おう!ちゃっちゃと手筈整えろよ!!」がうっ



晴明(なんだかんだであの大江山の主を手懐けとる
魔王じゃのー。)わお




魄哉「しかし白君が性ワル・・ 妙案出してくれたんで助かりましたねえ

ぶっちゃけそんなに特別がお好きなら僕の血でも飲ませて不死にしてから延々死んだ方がマシな目に遭って貰おうかとか そっち側ばかり考えてましたよ」はーやれやれっ

千様「アンタの血って本気でそんな効能有るの?」うわー

魄哉「理論上は。
エグい事になるんで試す気有りませんけどね」



与一「ん?では その血を被害者の鬼に飲ませれば生き延びるのでは無いか?」はっ

魄哉「不老不死は生き地獄なんで それもオススメ出来ませんて」うーん。


テオドール「血で思い出しましたが 白さんの血ではどうで御座いましょう?
犬神さんの例も有りますし。」

白「効くか解らないし犬神巨大化してるし やめた方が良いと思う」うん

彬羽「そもそも普通の鬼にこんな物使ったら体が持たずに弾け飛ぶぞ」

テオドール「では普通に吸血させて下さいま「嫌だ。」




酒呑童子「お前等 人の舎弟の命を何だと思ってんだ」

茨木童子(あ。アホらしくて殺意抜けてる 良かった良かった。)ほっ




白「ピリピリするな
飛天ならどうにかするだろ」

酒呑童子「いやどうにかって やってみるとは言ってたけど医者にも無理ってもんが

彬羽「その言い方なら大丈夫だな。」うむ。

粋「あいつ頑張りゃ断裂した神経まで繋げるもんなー」うんうん

酒呑童子「Σうっそ カラス天狗凄え!!」




家康「あの子性格はアレだけど名医なんだよ」

酒呑童子「マジか」うわー。




家康「よし。空気が和やかになった所で

挿音 手筈は?」


挿音「おう。

向こうはやる気満々だけどよ
場外竹槍地獄と鉄条網リング やり合うステージはどっちが良いよ?」

酒呑童子「Σ殺意マシになった所でそれ!?」

挿音「鬼ってのはこう言うのが好きじゃねえのか?」あれ?


茨木童子「うわ、もう段取りつけた?仕事早いな」へー。

挿音「これくらいじゃなきゃ徳川の忍はつとまらねーんだよ」キセルぷっはー





白「じゃ鉄条網?って奴で」

酒呑童子「Σお前が決めんの!?」

テオドール「リングに御座いますか。私実況致しますね」わくわくっ



千様「ねえ。相手人間よね?」冷や汗っ

粋「んーまあ 酒呑童子良い奴だし」苦笑いっ

家康(徳川総出でこっそりボコられるよりマシ かなあ?)うーん。




彬羽「飛天から知らせが来たが
無事足は繋がったらしいぞ」

伝書カラス「カーっ」ばさっ



一同「Σまさかの切断!?」ひいっ

蒼月「そらお頭キレるよね」うわー。





晴明「念のためと呼ばれて来たが 私は要らんかった様だの」よっこらせ

魄哉「ですね

酒呑童子君が僕らとまでやる気満々だった時はヒヤッとしましたが」

茨木童子「あーごめん。
それに関しては俺もあいつ側だし頭の輪っか外すかなー?と思って待機してた」

家康「あ。やっぱあれ孫悟空の金の輪的な?」

晴明「どこで手に入れたのだそんな物」ほう。


茨木童子「えーと。 確か大陸の胡散臭い行商人?
あ、でも本物だって ほら取説に保証書ついてたし」がさっ



魄哉「あ、コレ偽物ですね」おやまあ。

茨木童子「Σえ」

晴明「あの国は偽物がデフォだからのー」あーあ。

魄哉「まああれは三蔵法師居ないと機能しませんし
結果的に効果有るんで良いんじゃないですか?」




蒼月(ん?て事はこのボケ鬼
さっきの話と言い 金の輪取ったらこのメンツとケンカ出来るくらい強いの?)はっ



酒呑童子「頭冷えてから鉄条網デスマッチとかやりたくねええ」うええ

白「で、鉄条網て何だ?」

酒呑童子「Σ尽く傍迷惑!!」




蒼月「アホさ加減なら似たようなもんだけどなあ。」うーん。

粋「何が?」へ?






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