小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月15日

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伝書鳩ぽぽーっ


魄哉「おやおや」手紙かさっ



家康「ん?挿音から?」

魄哉「ですね まだ時間かかりそうとの事です」おやまあ



シロ「む?そういえば此処の所ほぼ見んな」ふむ

小太郎「帰ってきても荷物置いてさっさとまた居なくなるしなー
相当忙しいんだな」わんっ



魄哉「そうなんですよ
忍軍って1人前のハードル高いんで 仕事内容によってこなせる人は限られますしで常にカツカツですし

あの子も今張り込みしつつ他のあれやこれやの報告待ちで適所に人員派遣しつつで ずっと泊まり込みですよ」苦笑。

シロ「ああまあ 屋根のある所なら良いが
なかなかにキツそうだな」うわあ

小太郎「半人前にも簡単なの任せたらいいのに」わおんっ

家康「死ぬから無理」きっぱり。


魄哉「忍軍に行くような仕事な時点でそうなんですよねえ」

家康「ね。だから新人やその半人前が早く1人前になる様 お前が直々に稽古つけてるんだよね」うんうん


シロ・小太郎(Σ天海大僧正直々のシゴキ!?)

魄哉「?

あ、大丈夫ですよ
僕一応 甲賀忍の基礎作ってますし」

シロ「そう言う心配ではないが 相変わらず無茶苦茶だな」うーん。


小太郎「ん? あれひょっとして初代服部半蔵。になるのか?」えええっ

家康「基本甲賀忍の頭は服部半蔵だからそうだねえ
うわ。天海ホント名前多いなあ」あははっ





粋「確か 平安京でも何かお偉い人だったんだよな?」うわー。

テオドール「西洋じゃサンジェルマン伯爵でも有るので御座いますよね?」えーと。

九尾「わちの数倍人に絡みまくる化物よな」わお。

白「1000年妖怪って凄いな」うんうん




魄哉「さて、カンヅメ状態じゃ不摂生してるでしょうし
何ぞ差し入れでも持って行きますかね」伸びっ

家康「Σえ お前が行くの!?」

魄哉「何か問題でも?」おや



シロ「そのハッデ派手な袈裟でか?」

魄哉「そんな目立ちます?」えー。

小太郎「目立つてか 全力で『天海サマですが何か』って言ってる感じだな」わんっ

魄哉「Σそんなにですか!?」えええっ

家康「そもそも金髪碧眼に袈裟で黒淵メガネはそうそう居ないと思うよ?」



魄哉「・・慣れとは恐ろしいっ」くっ。

千様「アタシそれ慣れてるけど 普通に毎度コスプレぽいなと思ってるわ」ずばりっ

魄哉「Σうっ」



粋「姉ちゃん 出てきたと思ったらいきなり容赦ねえ」うわー

白「ズバリ言わないと伝わらないからな」うん

テオドール「結構天然な方に御座いますからねえ」

粋・白(コイツに言われるか。)

テオドール「はい?」





千様「似合わないの気にしてるかもしんないけどー
差し入れ持ってくなら その辺バレない様にしたげなさいよ?アイツ張り込み中なんでしょ?」

魄哉「いえ似合わないのは その確かに似合いませんが

ですね。一般の町民ぽい地味なの着ていきますか」そそくさっ



粋「Σえ ちゃんと地味なの持ってたの!?」

家康「流行りが解らないだけで オーソドックスなのは持ってるらしいよ

その、色々と似合わないから着てないだけで」

テオドール「金髪碧眼に御座いますからねえ」うーん。

白「あと、細っこいから着物似合わない」きっぱり。

シロ「やめてやれ」


小太郎「魄哉の前でコレ言っちゃダメだぞ
めちゃ気にしてるから部屋にバーベルとダンベル隠してるからな」わんっ

テオドール「人とは筋肉の作りが違うので御座いましょうねえ」うわあ。





魄哉「さて、さっさと行ってさっさと帰ってきますか
残り物持ってきますかねー」廊下すたすたっ

テオドール「Σあ!お待ち下さい
春一に納品した焼き菓子の残りが御座いますっ」包みがさがさっ

魄哉「あ、これは助かります。
甘い物とか 疲れに効くでしょうからねえ

では 行ってきますね。すぐ戻りますので」








蒼月「あれ?ジジイ出掛けたの?

ん? どしたの皆」



粋「あ、いや」

小太郎「うん。 納得なんだけどな」うん

シロ「改めて見ると その な。」

蒼月「へ?」




白「どっかの御隠居が居た。」

千様「なんでおじいちゃんって 地面ぽい茶色とか黄土色とか好きなのかしらねえ」うわー。

小太郎「限り無く茶色に近い小豆色のちゃんちゃんこがトドメだよな」わおんっ

家康「しゃーないよ
年齢的にはおじいちゃんなんだし」へらっ

粋「見た目気にしてバーベルひょいひょい上げてる爺さんか」うーん。




千様「Σあ、 土に還る準備とか?」はっ

家康「Σ冗談でもやめようその言い方!」ひいっ

小太郎「バーベル上げてる間は大丈夫だと思うぞ」わんっ





白「あの格好のが目立つ気するの俺だけかな?」

粋「んー。まあ袈裟よりはマシ?」えーと

テオドール「着物のセンスは解りかねますが、
洋装の私よりは目立たないのでは?」

シロ「それが基準になっとる時点でダメだな」うむ。






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【某旅籠 (張り込み現場)】





魄哉「お仕事頑張ってますかー?
差し入れですよー」ごキゲン手ふりふりっ

挿音「Σはしゃぐな目立つなこっ恥ずかしい!
つか何だその格好!!」

魄哉「派手な僧侶よりは 派手な爺のが良いかと「Σアンタは存在が派手なんだよ!
つかこっちは仕事中 Σうお 動きあった!!」

魄哉「おや。凄いタイミングですねえ」おやおやっ



中居一同(向かいに不自然に派手な人来たんで 不審がってるんだと思います。)






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