小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月10日

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酒呑童子「まーた派手にやったなあ」うわ


見渡す限り焼け野原っ

白「出来たら穏便に済ませたかったんだけどな」炎ぼぼぼぼ

酒呑童子「説得力ねえわ」きっぱり。


テオドール「いったい何と喧嘩されてたのか 黒焦げで解らないのですが」そーっと突っつき

白「大丈夫だ、生焼けだから」

粋「生物でそれはむしろ酷くね?」

彬羽「安心しろ 妖怪は意外とこんなからでも回復する」

粋「Σマジでか 妖怪凄えっ」おおおっ



テオドール「私も一応灰から復活するのですが?」あれ?

白「お前はなんかそういう生き物だと思われてるんだと思う」



彬羽「という事で 案内ご苦労だったな
京周りの化け物分布の把握はさすがだな」

酒呑童子「そりゃー 同じ京でも山奥こもりっきりのカラスとは違うだろよ」ふふんっ

彬羽「だな。 手前ら鬼族はしょっちゅういらん事しては痛い目に遭ってるからな
行動力が違うな」しれっ

酒呑童子「Σぐ」


テオドール「見事なカウンターに御座います。」ぱちぱちっ




粋「つか茨木 大人しいけど何してんの?」

茨木童子「ん? 植林。」種に土ざららっ

彬羽「さりげに領地増やそうとすんな」


白「あ。大江山の植物の種か」成る程。

茨木童子「そうそう。いやー うちの山の草木なら俺使役出来るからなあ
運良くここに根付いたら 鬼族の勢力図拡がるかなーって」わははっ

酒呑童子「俺は領土拡大とか興味ねえんだけどな」困惑っ

粋「何気に茨木のがヤバい奴じゃね?」うわー。




白「灰に埋めて芽とか出るのか?」

茨木童子「むしろこういう色々混ざって栄養抜群の灰のが発芽しやすかったりするんだよなあ」埋め埋め

テオドール「Σなんでこっち見たんで御座いますかあ!!」ひいっ

彬羽「ビビっても灰になるなよ
肥料にされるぞ。」







間。






酒呑童子「つー事でよ
俺は寝る所住む所確保出来りゃ充分なんだよな。
むしろ領地とかなんで要るんだよ?」たくあんんぼりぼりっ

茨木童子「・・オスの本能?」うーん。




シロ「この鬼コンビ 何故に普通にこの家で寛いどるのだ?」

テオドール「調度お昼時だったもので。
あ、茨木さんご飯おかわりいかがですか?」おひつ抱えっ



家康「さすが良く食べるねえ」わお

茨木童子「いやー。山だとなかなかマトモな物食べれないしで」苦笑

酒呑童子「基本味付け無しで焼くとかそんなだからなー
Σうわ なんだこれうまっ」がつがつっ

彬羽「山芋とマグロの山かけ丼だ。ワサビ醤油で味変しろ」きらーん。

酒呑・茨木「Σさすが料理人」おおっ


千様「あ、彬羽君気を良くしたわね」

石燕「作った物美味しいって言って貰えるの嬉しいらしいからねー」うんうん


彬羽「俺は単純バカか。
そもそも切ってすりおろして乗っけただけなんだが?」

茨木童子「俺らにはそもそもそういう発想が無い」きっっぱり。


一二三「はーい寒い中お疲れさんだ。
冷えてるのだけじゃ辛いべ 団子汁どうぞだー」

酒呑・茨木「Σおおお!!」



千様「Σえ。一二三ちゃん作ったの!?危なくない!?」えええっ

粋「いや、子供にさせたら怖えもん。
俺作だから」手ふきふきっ

家康「あー。所帯染みっぷりがお前だよね」

粋「どういう意味だよ」むっ

蒼月「団子がイビツ「Σ煩えよ!!」



茨木童子「はー あったまる」じーん。

一二三「んな冷えきるまで お手伝いしてただか?」

茨木童子「いや植林。」

一二三「へ?」

酒呑童子「あーもういいや。
あー やべ。人間の文化とか馬鹿みてえと思ってたけど 食い物色々有るのは良いよなー」しみじみ


家康「鬼はそういう文化無いの?」

酒呑童子「最悪生肉食らうしな」

千様「そんなだからお腹弱いんじゃないの?」

蒼月「コイツは常に半裸だからだろ」

一二三「ちゃんと腹巻きしねえとダメだべ」

酒呑童子「Σまたこの流れか!!」




彬羽「文化も何も 今回さほど難しい物は出して無いぞ
結構其処らにある物で作れるしな」猪と大根の煮物追加っ


茨木童子「其処らつか 仕留めたよな?」


白「裏山で襲われたから仕方無かったんだ。」むう。

テオドール「白さん 何故か巨大猪にケンカ売られ易く御座いますからね」


彬羽「ちなみに 臭み消しの生姜を大きめに切って辛味を足してある
暖まるからそのまま一緒に食え」

酒呑童子「Σうお 酒欲しいっ」おおっ


茨木童子「多分献立伝授してくれてんだろうけど いきなりハードル高いなあ」うーん。

千様「あー、普段料理してないとムズいわよねー」うんうん。

石燕(自分はやってる感出してるけど 千さんも全く出来ないっすよね。)




酒呑童子「ん?その辺のって コレはよ?」団子汁っ

粋「味噌自家製。野菜裏庭
団子は米で適当に」

酒呑童子「Σマジか!」


茨木童子「さすがにこの魚は無理だよな?」

千様「あーそれね
挿音がね 地方の漁師さんに聞き込みするのに
来たついでって事で漁船に乗って1本釣りして来たのよー」

挿音「あー。生き返った」風呂上がりほかほかすたすたっ



茨木童子「Σマグロを!?」

酒呑童子「Σ忍凄え!!」


家康「うん。私もビビったビビった」うんうん。

小太郎「山芋は俺が裏山でここ掘れワンワンしたんだぞ」わんっ

茨木童子「お前等の生活力凄いな」感心っ


酒呑童子「うわ。真似出来る気しねえ」もぐもぐ


魄哉「おやおやおやおや
一応我が家 まだ空き部屋有るんですよね」メガネきらーん。

茨木・酒呑童子「Σ!」びくっ


挿音「親父よ 気に入った奴ポンポン住まわせたがるのやめろや」風呂上がりの一杯ぐびーっ



家康「おかえりー
今日もお仕事ストレスマッハだったみたいだね」あーあ。

魄哉「ですよ。
家でくらい好きにしてないとやってられませんて」はーやれやれっ


酒呑童子「いや 俺ら何で気に入られてんだよ
ロクな事してねえだろ」びくびくっ

挿音「お前は主に面白がられてんじゃね?」ぷはーっ

酒呑童子「Σ煩え 昼間っから飲んでんじゃねえよ!」むかっ

シロ「お前が言うか。」




茨木童子「えーと そもそも俺等居ないと 山の鬼達が困るんてその
お気持ちだけ有りがたくと言うかその」困惑っ

魄哉「・・鬼族は総勢何人程
千様「落ち着きなさい。一族まとめて引っ越させる気?」

魄哉「頑張れば行けるかと」真顔。


家康「ごめん。天海にもなんかご飯あげて休ませたげて」

彬羽「今日はいつもより大目に壊れてるな」引。



晴明「ほう。豪勢な飯の匂いがする」にょきっ

一同「Σ!」びくっ

魄哉「相変わらず鼻の効く狐ですねえ」




コマ『団欒中失礼します。

私のセンサーが多数の侵入者らしき物を捉えています』筆談っ

家康「えー。 寒いのに元気だなあ」うわお


コマ『先頭 後10秒でここに到達の模様。
備えてください』カタタッ

彬羽「念のため言っとくが 此処は焼き付くすなよ」

白「火事注意だな」うん。



晴明「ふむ。今回は人では無いのう
お前ら何ぞ心当たりは?」

テオドール「さっきの生焼けさん方のお友達に御座いましょうか?」

彬羽「あり得るな」ふむ。



魄哉「あ、じゃあ 手加減無用ですね

えーと。この辺に あったあった
コマ、替えのランチャーの弾1個使いますね
また作っときますので。」ずるんっ

蒼月「毎度アンタの袖の中どうなってんの?」

コマ『心得た。』カタタッ



シロ「おい。それで何をする気だ」嫌な予感っ



魄哉「晴明さん 防御よろしく
はい殿! 真ん中ゴー!」

ランチャーぶんなげっ!!


家康「Σ投げる前に言ってよちょっと!!」

銃じゃこんっ!

どむっ!!


一同「」




ランチャーの破片カラランッ

パラパラパラっ





魄哉「はい。片付きました。」ふーやれやれっ

一同「怖えよ。」



コマ『みっちり詰まった火薬に銃弾ブチこむとちょっとした兵器になります。覚えておくと便利です』筆談。

シロ「Σどこで使うんだんな知識!!」



石燕「晴明さん居なかったら皆巻き添えっすねー」うわ。

晴明「ふっ 少し焦ったわ」いつもより大きめ防御結界っ





挿音「で、どうすんだお前ら?
家主の親父が住まわすって言ってんなら 俺等文句言えねーけどよ?」キセルすぱーっ

茨木・酒呑「「帰ります。」」

挿音「おう。案外利口だな」




魄哉「いやーあれだけ派手に爆発してくれると こう胸がスーッとしますねえ」ごきげんっ

白「ストレス発散出来て良かったな」うん。



粋「兄貴がやるより酷くね?これ」うわー。

テオドール「お相手生きておられますかねえ」あーあ。






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