小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月2日

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皐月「ちゃーす あけおめー!」

魄哉「あけましておめでとうございます
あ、こちらどうぞ」お年玉っ

皐月「やたっ」わーい。



テオドール「あの 皐月さんって」あれ?

つつじ「わてより1個くらい上のはずなんよなあ」苦笑

粋「見た目がちまっとしてるから かなあ。」うーん。



皐月「いやー寝正月しとったんやけどな
そろそろ暇やし はっちゃん所のおせちでも摘まみに行こかーてな」わははっ

一同(Σ神経は微塵もちまっとしてない!)



テオドール「ん? 前から気になっておりましたが ご姉弟では無いので御座いますよね?」

つつじ「せやで いわゆる距離感ゼロの幼馴染みどす。」


粋「距離無さすぎて芝居小屋の寮でほぼ同居だもんな」うんうん

テオドール「Σええええ!」引っ


つつじ「まあ 世間一般からしたらそうやろなあ」うーん。

白「自覚は有るんだな」へー。

つつじ「そらなあ。実際は皆はんが思う様な事何もあらしまへんけんどな」



シロ「正月から何という話だ。
そもそも見た目がアレの時点で その様な関係で有れば大問題であろう」ふんっ

粋「ごめん。お前が言うな感凄えわ」


シロ「Σどういう意味だそれは!!」かちーん!

白「お前ちょいちょい俺の息子とかって間違われるだろ 白髪だし」

シロ「Σ年齢に無理が有りすぎるわ!!」



白「そうか。どうどう ほらお年玉。」

シロ「Σどんなタイミングだ 有難いがな!!」くっ




皐月「今年もハナから好き放題やなー」おせちもぐもぐ

家康「皐月ちゃんが言う?それ」





テオドール「えーと つまりはこの家の方々みたいな物に御座いますか?
居候同士家族同然と申しますが」

つつじ「いや わて的にはそこ脱却したいんやけどな。」さらり

粋「本人居るのに堂々と凄えなお前」



皐月「無理。」きっっぱり。

つつじ「Σ二文字で完全拒否!!」がーん。




家康「幼馴染みと聞くと脈有りと思うんだけどねえ」うーん。

石燕「世間一般的には 幼馴染みってだけでフラグビンッビンなんすけどねえ」



コマ『甘いですね』カタタッ

石燕「へ?」

鏡子「脈が有るならいつまでも幼馴染みに甘んじてはいません
その気が有るならとっととくっつくでしょう
つまり、長年幼馴染みの時点で なんかそういうの無理って関係と言う事です」どろんっ


つつじ「うっわ新年から血ぃ吐きそう」にっこり。

粋「Σ営業スマイルでダメージ大!!」ひいっ


鏡子「Σああちょっ 鏡にカバーかけないで下さいっ!」きゃー

彬羽「お前は少し黙ってろ」大鏡に布ばさっ



一二三「どんまいだべ。」よしよし

つつじ「うわ 幼児に慰められたわ」



彬羽「一二三あまりそいつに近付くな
若干とは言え 幼女趣味の気が無いとも言いきれれん」真顔。

皐月「待てこらあっきー。誰が幼女やねん」



つつじ「ホンマや彬羽はん人をなんやと思うとんねん 失礼やで
第一 わては幼児が好きなんや無くて まな板はステータスΣぐほあ
皐月「新年早々セクハラか ええ度胸じゃ腐れおかっぱ」ギリギリギリッ


テオドール「Σ絞め技綺麗に決まっております!!」おおおっ


石燕「あの人ホントに元アサシンなんすか?」

粋「一応すっげえ強いんだよ アレでも」うん。

白「あれ多分喜んでるしな」

一同「Σこわっ!!」ひいっ




挿音「ったくギャーギャーうっせえな
正月から人の家で特殊な遊びしてんじゃねえぞ
的にすんぞ?」ああん?

魄哉「家主僕なんですがね。」げんなり


皐月「あ。ごめん寝とったん?」ぎりぎりっ

挿音「おう。今の内寝溜めとかねーとな。
あれ?枕何処行った お。あったあった」ごろんっ

つつじ「あの枕 あんさんのペットやおへんの?」けほっ

粋「Σカイコおおおお!!」ひいいっ


挿音「大丈夫だって こんだけ太ましいんだからよ
虫っつっても中身出ねーよ」ごろん。

カイコ「Σ!」がーん。

粋「Σメスに太ましいとか言うなよ そいつ繊細なんだからっ」


白「ほら座布団 こっちにしろ」

挿音「あ?高さ調度良かったんだけどな」ちっ



粋「よーしよしよしよしっ 動物はこれくらいのが可愛いからな?」撫で撫で撫で撫でっ

傷心のカイコぷるぷるっ



小太郎「うちで一番ラブラブなの この2匹なんだよな」わおんっ

つつじ「わて虫以下かいな」うっわ



晴明「話は聞かせて貰った」きらーん。

魄哉「居たんですか どの話ですか」



晴明「座敷童子のお年玉をせびらせに連れて来たのだが
危険と見た 帰るぞ」くるり

座敷童子「あけましておめでとう
逮捕はされるなよ」すたすたっ

つつじ「Σアンタ等 何処をどう聞いとったん!?」





白「まあまあどうどう お年玉要るか?」

つつじ「あんさんお年玉をなんや思てはんの

なんやもー 完全に変態の扱いやん」けっ

白「お前は変態には違い無いぞ」きっぱり

つつじ「泣くで。」



白「でもな。鏡子の言うのはあまり気にしなくていいと思うな」

つつじ「は? あー幼馴染みのまんまなんは脈無いわて奴かいな
スジ通ってるやん」けっ

白「確かにスジは通ってるけど、言ってる鏡子が一番不毛だからな?」ちらっ

蒼月「ぐう。」コタツで爆睡っ


つつじ「・・あー。」納得



白「世の中理屈じゃ無いんだよな」しみじみ

つつじ「せやな。 なんか希望沸いてきたわ」じーん。






皐月「いや 焚き付けんなや」数の子ぼーりぼりっ


テオドール「見兼ねたのだと思います」

粋「兄貴 たまーに変な仏心出すよな」うん。





白「つつじ今凹ませたら新年1発目の仕事に響きそうだし
芸人はメンタル命だからな」どやっ

彬羽「少し感心した俺が馬鹿だった。」納得



粋「Σあ。3日からか 芝居小屋っ
やべ俺も気合い入れねえと!」はっ

魄哉「芸能人は大変ですねえ」

千様「各種スキャンダルの元になりそうなのは良いのかしら?」お酒ぐびーっ







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