小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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12月3日

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千様「あら?あれって」

小太郎「ん?どした?」わんっ


千様「お地蔵様よね?これ
こんな所にあったかしらー?」

小太郎「家康 また酔っぱらって持って帰ったんじゃないのか?」わおんっ

家康「えー。私が酔っぱで連れて帰って来たの 宿無しの石燕ちゃんだけだよ?」


千様「前から有ったんじゃないぽいわねー
いったい何処から Σえ」









蒼月「寒いいいい!!障子閉めてよ!」コタツにしがみつきっ

シロ「空気が悪い! 換気せんか換気を!!」

コマ『火鉢もつけてるので閉め切りは危険です。』筆談っ

蒼月「あーもう解ったよ 10秒だけね!
はい いーちにーさーーんしー ごろくななはちきゅ

シロ「誰も了承しとらんわ たわけ」無視。

蒼月「だああこのガキムカつく!!」

コマ『どっちがガキやら』カタタッ



テオドール「喧嘩はよろしくありませんよー
ほら幼児の前で恥ずかし 一二三さん?」あれ?

一二三「あれなんだべか?」じーっ





シロ「む?家康?」

蒼月「え?あれ千ちゃんだよね?

えっえっ 何かに追われてない!?」はっ






家康「Σぎゃーお前達ちょ 助けてえええ!!」

地蔵「」すたたたたたたっ

千様「いっやあああ!!!」ひいいっ



一同「Σ!?」びくっ



一二三「お地蔵さんて走るんだべか!?」

テオドール「そもそも動くんですかあれ!?」えええっ

シロ「知らん!俺に聞くな!!」

蒼月「え?あれって地蔵に襲われてるの?
何やったのあの人等 どうしたらいいの!?」わたわたっ




コマ『お任せ下さい』右腕の仕込みランチャーじゃこん

シロ「Σおい!それはちょっと待

コマ『ふぁいや。』


どむっ!!!

蒼月「Σぎゃー バチ当たりいい!!」ひいいっ






間。



白「何してるんだ 閻魔のおっちゃん」きょとん。

地蔵「」黒こげっ


家康「Σ閻魔様!?」えええっ


小太郎「なんで家康も結構食らったのに無事なんだ」ぜーぜー。

千様「打たれ慣れてるからじゃない?あーびっくりした
てか閻魔様って そのお地蔵様が?」



彬羽「地蔵は閻魔大王のこっちでの姿だ
よって地蔵にいらん悪戯すると地獄に堕ちるぞ」

蒼月「Σげ」ぎくっ

シロ「やったのか」うわ。



テオドール「この石のお子さんがあの髭親父なので御座いますか?」棒でつっつき

彬羽「御前 人の話聞いてたか?」



地蔵(閻魔)「いやー。久々の現世で軽く迷っちゃって
話しかけようとしたら逃げられたから必死でごめんね」よいしょっ

家康「Σ喋ると普通にちっさいおっさん!!」びくっ

地蔵(閻魔)「中身おっさんだからねえ
あー腰痛い」腰とんとんっ

シロ「地蔵のありがたみが瞬時に吹き飛んだな」うわ。


地蔵(閻魔)「そう?威厳ないかなあ
てか 何してるの?」

白「焼けた石でシシ肉焼いてる」じゅわわっ

地蔵(閻魔)「Σそれワシの後頭部!やめて獣臭い!
誰かこの子に餌あげてー!!」ひいいっ


テオドール「梅おむすびと鮭おむすびが御座いますが?「シャケ。」即答っ

彬羽「とことんタンパク質選ぶんだな。」



蒼月「で、その閻魔様が何の様?
話聞く限り俺らに用事あったぽいけど」

地蔵(閻魔)「それなんだけどね
困った事になっててね」うーん。

家康「亡者でも逃げたの?」

地蔵(閻魔)「いやそれくらい捕獲出来るから。

実は あの世ってね 結構仕組みが複雑でね
お迎え専門の人達が現世の寿命を迎えた人、事故とかで亡くなった人をあの世に案内してワシ等十王の所に連れてくるんだけどね」

テオドール「いわゆる死神に御座いますね」ほうほう


地蔵(閻魔)「そのお迎え担当に 仕事サボりまくってた人が居てね
年末〆で連れてきた人数合うかチェックするんだけど それでバレる!って思ったのか ヤバい物使っちゃってねえ」うーん。

シロ「ヤバい物とは?」


地蔵(閻魔)「冥界の門」げんなり。

彬羽「Σげ」

白「なんだそれ?」はて。



魄哉「確か 一定の距離に近付いた者を強制的に吸い込みあの世へも行けなくなる魔の穴ですね。
この国には数ヶ所有り その全ては既に塞がれて居ると聞きましたが?」

地蔵(閻魔)「おお!さすが天海坊 話が早い!」おおおっ



家康「なんかヤバそうだから
ひとっ走り挿音に呼んできて貰ったよー」

一二三「さすがだべ」ぱちぱちっ



地蔵(閻魔)「ちなみに吸い込まれたら 強制的に肉体消滅して門に囚われちゃうんだよ」

蒼月「またエグい物開けたな」うわ

地蔵(閻魔)「うん。だからその係の人は亡者と一緒に今地獄で呻いてるね」うんうん。

一同(Σ落とされてる!!)ひいっ





白「ん?じゃあその開けられちゃった穴閉じたら良いのか?」

地蔵(閻魔)「それがそうも行かんのよ

物理的に閉じれる所は全部封印済みなのに
あの世で無理やり開けちゃったからね

こっち側でそれっぽい場所が有れば そこにポカッと門が開いて繋がっちゃうって言う」うーん。

彬羽「つまり 何処に現れるか解らないって事か
厄介だな」ふむ。



地蔵(閻魔)「いや見当はつくんだよ
魔の物は魔に惹かれるから 強い魔が集まってる所が有ったらそこに来るね」

シロ「Σ待てい!まさか此処か!?」えええで



魄哉「いえ大丈夫です。
その手の厄介を避けるために うちの周り鳥居立てまくって色々散らしてますし」

蒼月「Σあれそうだったの!?」

地蔵(閻魔)「うんうん。
だから 君らこの家から出ないで欲しいんだよね。
下手に出たらその場で門が引き寄せられてポカッ から此処等一帯の吸引始まっちゃう」

千様「うっわ。そりゃ出らんないわ」うわー。



挿音「早めに親父呼び戻しといて正解だったな。」キセルすぱー

家康「だねえ。怖い怖い」背筋ぞわっ


魄哉「で、塞ぐ算段は?
加勢要ります?」

地蔵(閻魔)「んー。そりゃ術者の数は多い方が良いけどね

ってなんで押し入れ開けてるの?」


魄哉「凄腕陰陽師が此処に居るもので

晴明さーん!出番ですよー!!」


地蔵(閻魔)「押し入れに陰陽師住んでるの?」えええっ

家康「いや ちょっと嫌がらせで結界の入り口あそこに繋げたらしいよ」苦笑。

地蔵(閻魔)「Σどういう事!?」



テオドール「恐ろしい話で御座いますね
皆さん本日在宅でよう御座いました」ほっ

千様「・・ん? ちょっと待って
いつもなら人一倍リアクション大きい粋君は?」はっ


白「そう言えば さっき出掛けてた気がする」あれ?

一同「」





家康「Σちょっどうするの!? あの子普段あんなだけど めちゃめちゃ大妖怪なんでしょ
ヤバいよね?どう考えても呼んじゃうよね!?」ひいいっ


シロ「Σ石燕!お前の目玉で粋の奴捜せんか!?」襖すぱーん!

石燕「Σうおビビった!
え 粋さんっすか!?
無理っすよ あの人普段は人間と大差ないんすから!」



彬羽「人間と大差ないなら 門を呼び寄せる事無いんじゃないのか?」

地蔵(閻魔)「んー。 今 門は繋がる場所探して漂ってるみたいなもんだし

運良く近寄らなければ 大丈夫かなあ?」うーん。



一二三「なあなあ。石燕さんは見える範囲に強い妖怪潜んでても解るんだべな?
そんなら 白さんが粋さん勾陣にして
その門にめっかる前に連れ戻せば良いだよ」

彬羽「いや あいつは今おそらく町中だからな?」

一二三「へ?」




挿音「町中で勾陣放し飼いにしたりしたら 周りの人間ミンチか蒸発だよな」キセルすぱーっ
一二三「Σひいっ!」びくっ

蒼月「お前ね もうちょいマシな言い方無いの?「事実だろ」





白「じゃ俺等は此処から出ちゃダメだし
晴明が門塞ぐの待つしかないのか」ふむ。

彬羽「だな。
その前に手前の弟が門に接触しなきゃ良いんだが」うーん。

地蔵(閻魔)「時間の問題だろうねえ
封印なんてしてても 結構気配はバレちゃうもんだし
今この辺りウロウロしてるぽいよ」



石燕「だああ!あっしの目がもうちょい高性能ならっ
この辺小妖怪多すぎて どれか解んないっす!!」うがあっ

家康「あんま派手にやるとそれこそ門呼び寄せちゃうよー。」どうどうどうっ


シロ「そやつは人間だから問題無くないか?」

地蔵(閻魔)「Σえ 人間だったの!?」ええっ





コマ『九尾さん 居ますかー?』ホウキで天井どすっ!

九尾「ちゃんと居るわ 安心せい。」ひょこっ

挿音「ストーカー狐良し。
後この辺でヤバそうなのは飛天くらいか?」

彬羽「あいつは今日は京に帰ってる 問題ない」




蒼月(俺の相方は誰も心配しないんだね

いや確かに妖怪としちゃレベル低いけどさ。)複雑っ





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【町外れ】


粋「こら悪ガキ もう夕方だぞー
早く帰れよ暗くなんぞ」

子供「うっさい ドブさらい」やーいやーい

粋「Σ煩え 此処詰まったまんまだとお前等の家もドブ決壊すんだぞ!
こういう仕事してる奴をバカにすんな ろくな大人になんねーぞ!」

※単発バイト中



粋「うわ寒っ
さすがにこんな物で良いよな」ぶるっ

子供「うわきったね」うわー。

粋「Σいちいちしつこい!
はやく家帰れってば 待てこらっ!!」


背筋ぞくうっっ!!

粋「Σ!」びくっ

子供「ん?」

粋「え?何?

これ 何か居る?」おそるおそるっ





冥界の門ゴゴゴゴゴゴっ

粋「Σうおお何何々なにっ!?」ひいいっ



子供「Σっぎゃー 吸い込まれるー!」ひいいっ

粋「Σえ。こらガキ捕ま「手汚ねえ!「Σうっせえよ!!」


ずるるっ


子供「Σちょ引きずられてる!引きずられてるって!!」ひいいっ

粋「しゃーねえだろ! 掴まる物もねえんだよ!!
やべこれどうしたらっ」




ずるんっ

粋「Σあ。しまっ」

子供「Σぎゃああ吸い込まれるうう!!」ひいいっ


粋「ちっくしょ こらガキ返しやが

門に吸い込まれた苦悶の魑魅魍魎の顔にょきっ

粋「」











ばたーん!!



千様「Σぎゃっ 白君いきなりどしたの!?」ひいっ

白「封印 吹っ飛ばされた」びっくり。

シロ「Σはあ!?
あやつそんな真似が出来たのか!? 」えええっ


魄哉「緊急事態と見なし 出ます。」

地蔵(閻魔)「うん。もう門壊した方が良さそうだね」顔面蒼白っ







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挿音「で、なんでコイツは伸びてんだよ」キセルすぱーっ

小太郎「野原 見事にハゲちゃってるな」わおー


粋「」きゅうっ



子供「んでよっ 紫の怖い顔が沢山出てきてよ
その兄ちゃんの髪の毛が一気に伸びて んで後は何が何だかっ」えぐっえぐっ

千様「あーそりゃ怖かったわねえ」よしよし

蒼月「うわえっぐ。
まあ全部忘れられるから安心しろよ」催眠中っ






家康「門 見当たらないよね?」あれ?

魄哉「吹っ飛ばしたみたいですね
ホント恐ろしい子です」うわー。




地蔵(閻魔)「うわ。処分出来る人が居ないからもて余してたんだけど

そうかそうか。これで門に囚われてた魂達もようやく私の所に来れるねえ」ほっ



子供「Σ地蔵が喋った!!」うぎゃああっ

蒼月「Σちょっと!処理追い付かないからトラウマ増やさないでよキモいな!!」くわっ


地蔵(閻魔)「Σトラウマーー!?」がーん。







テオドール「犠牲者が出ないで良かったでは御座いませんか」まあまあっ

白「・・そうだな」

彬羽(緊急事態とは言え 弟に押され負けてプライド傷付いたか)やれやれ。





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