小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月26日

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蒼月「あー 寒さむさむさむ冷えるー 死んじゃうー」コタツへばりつきっ


家康「相変わらず寒がりだねえ」苦笑

蒼月「寒がりじゃなくて マジで体温下がってんの
このダルさは哺乳類には解んないよ」むすーっ




白「蛇って大変だな」

粋「だなあ
つーか兄貴 つつじの奴が年末の舞台派手にしたいって巨大水槽置くつもりとか「燃やして良いかな」

シロ「やめい。観客を巻き込むな」


千様「今年やたら水に落ちてたものねー」

テオドール「白さんの場合寒いだけでなく沈まれますからねえ」うーん。



家康「ほら あの子に比べたらなんぼかマシな気しない?」

蒼月「そもそも俺落ちないから。
比較になんないだろ馬鹿」きっぱり。




白「水は嫌だぞ絶対駄目だ
そんなの置くなら他の店に移籍する」ふんっ

粋「いや俺に言われてもさ」困惑っ

千様「他の芝居小屋じゃ白君制御できないわよねー」あらまあ。


テオドール「あの、これ大丈夫なので御座いましょうか?」おろおろっ

シロ「駄々こねとるだけだ 気にするな」きっぱり



蒼月「しかし年末ね
あーもう11月も終わりか
道理で寒いはずだよ」ため息。

家康「だねえ
今年は暖かい時期が長かったし いつもよりはマシじゃ

ん? どしたの?」


蒼月「厠行きたいんだけど
タツから出たらくたばる気がして
シロ「Σはよ行けたわけ!膀胱炎になるぞ!!」ひいっ


蒼月「いや行ける まだ耐えれる
あーなんで厠外なんだよこの家」



白「夏場のお前と同じ事言ってるな」

粋「Σ忘れた頃にバラされた!!」ひいいっ


千様「1人で行けなくなったのね」ああうん。

シロ「今年はホラー系のモノノケが多かったからな」納得。



テオドール「万一間に合わなかった場合 魄哉さんに知れたら強制オムツ着用になるので御座いませんか?」

蒼月「よし。行ってくる」しゃきっ

千様「はいはい どてら着てねー」




白「じゃ 俺らも行くか つつじに文句言いに。」むすっ

粋「兄上 そこは仕事優先で。」

テオドール(ゴキゲン悪いのでお茶菓子大目に用意致しますか)ふむ。





間。






蒼月「だああ寒かった!!」コタツにずぼっ

家康「お帰り。厠で冬眠しなくて良かったね」あははー

蒼月「それだけは嫌だから気合いで踏ん張ったよ」けっ

シロ「毎度難儀だな
妖怪温泉にでも行っとくか?」

蒼月「んー。 あそこ確かに蒸気で常に暖かいけどさ
ぬるま湯に長時間浸かってると脱皮したくなるから ホント緊急の時しか使えないんだよね」ため息。


小太郎「蒼月の脱皮って」ええー

千様「本性かなりの大蛇よね?
他のお客さん困るわそりゃ」

蒼月「いや 生臭いって言われるのがムカつくんだよ」むすーっ

家康(実際蛇って 独特の生臭さあるからなあ)うん。





小太郎「ん? 」ぴく。

千様「どしたのー?」せんべいぼりぽりっ

小太郎「変な臭いがする」くんくんっ


蒼月「喧嘩売ってる?」

小太郎「Σ蛇臭いとか言ってないだろ!
だいたい今人型だろお前!!」

シロ「ふむ。」刀ちゃきっ

家康「えーと。シロも何か察知したぽいし

という事はだ。」銃に弾込めっ




鏡子「大変です!魄哉さんの部屋の押し入れの襖 フルオープンになってました!!」どろんっ

コマ『呼ばれて閉めて来ましたが色々開けっぱでした やべーです』筆談。


一同(Σまさかの鬼門フルオープン!!)ひいいっ




家康「Σしまった!朝に妖怪温泉の年末イベントのプランがどうとかって鬼門開いてたそういや!!」

小太郎「Σ閉め忘れて江戸城行ったのかよ!」ぎゃいいんっ

シロ「ちょいちょいやらかしよるな やはりトシか。
ふんっ!!」

ずぱっ!

家康「Σ何斬ったのおおお!!」びくうう

シロ「見えんで正解のものだ。」きっぱり。


千様「あら シロ君ってそういう系あんま見えないんじゃなかった?」あらあ?

小太郎「鬼切装備してる時は 相手に害意が有ると見えるみたいだぞ」わおんっ

千様「あら便利。
何気に使いこなしてるのねえ」ふむふむ

家康「Σのんきに喋ってないで! 危ないから逃げて避けて!」

千様「逃げるって アタシも見えないんだけど」

家康「私も見えません!!」


シロ「いやお前は本気で見えんで正解だ。」

ずばずしゃっ!!


コマ『私はからくりですが センサーで感知出来ます』

ランチャーどむっ!

小太郎「こりゃ二人に任せといた方が良いかも
Σはっ
がうっ!!!」


餓鬼がささささっ!


家康「Σなんか居たああ!!」ひいっ

千様「Σ今の何!?」ひいいっ

鏡子「犬の声には魔除けの効果が有るんです
小太郎さんさすが!」おおっ

小太郎「狼!!」がうっ



シロ「しかし、これだけ出てこねば気付かぬとは不覚。

主な戦闘向きの奴等は出掛けとるし 俺等でどうにかするしか無いか

蒼月!静御前の笛を
Σこの状況でまだコタツかああ!!!」 いらああっ

蒼月「やだ。働きたくない」ぐでーっ

千様「蒼月君が言うと別の意味に聞こえるわ」



小太郎「こら!能力的にお前が1番役にたつんだから少し気張れよ かじられるぞ!!」がうっ

蒼月「少しくらいかじられても死なないって
俺大蛇だもん。蚊に食われる様なもんでしょ」だらーん。

鏡子「何かいつも以上に

ひょっとしてどこか具合でも悪いのでは?」あら。

千様「ただのいつもの寒がりじゃないの!?
え?ちょっと蒼月君 体調どんな感じ!?」えええっ

蒼月「んー。えーと
なんかひたすらダルくて眠い
立ち上がるとフワーってして 頭にモヤかかったみたいな」えーと。

シロ「ん?もしやそれは」ふむ。



小太郎「Σシロおお!! 頼むから手を止めるなああ!!」ぎゃいいんっ

家康「霊感は無い 無いけど殺気その他なら感じ取れるはず
そこだ!」銃じゃこっ


ずどむっ!!


コマ『マジで当ておった』おおー。


家康「よっしゃあ! 伊達に戦国生き抜いて無いよっ」わははっ

千様「殿、油断したらヤバイと思うの」

家康「Σうぎゃっ!見えないけど痛っ!?
え?嘘 噛まれた!?」ひいいっ



シロ「蒼月、試しに笛は使わず『喰え』。」

蒼月「へ?」ぼーっ

シロ「いいから喰え!! ほれ餌場だぞ!」


千様「巻き込まれるわよー 鏡子ちゃん逃げてー。」

鏡子「Σきゃー!」他の鏡へ瞬間移動っ




家康「へ?何?どういう?」噛まれた所さすりっ



シロ「おそらくだが 話を聞く限り

空腹による貧血 みたいな物では無かろうか」

千様「Σあ。そいや最近 笛で調伏ばっかで食べて無かったわね」

家康「あー 飼い慣らされた動物が 活き餌に興味示さなくなって体調崩す的なのかな?」あちゃー



蒼月「やばっ
食べて良いってなると 何これ血がたぎるし急にお腹空いてきた」目くわっ!

餓鬼「Σ!!」




小太郎「うわ。反動こわっ」びくびくっ






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魄哉「あー。生体エネルギー喰らってないと体調崩すんですか

野生動物って難しいですねえ」あちゃー

蒼月「今は気持ちポカポカだけどね。」ゴキゲンっ


千様「へー。餓鬼って食べると お肌ツルツルにのるのねえ」ふーん。

シロ「食うでないぞ。」一抹の不安っ



彬羽「俺は人と同じで特に問題無いがな」ふむ。

小太郎「カラスって元々雑食だしな。
俺は裏山でウサギとか狩ってるし」わんっ


魄哉「静御前の笛を使えば 物騒なの無しで行けると思ったんですが
蒼月君が満腹の時のみって考えた方が良さそうですねえ


で、殿は何なんですか?」

家康「いやあの 一瞬見えたてかモロ見えた餓鬼が物凄いグロテスクでね

厠ついて来てくれないかなー って」 袖掴みっ

魄哉「Σアンタいくつになったんですか!!」


千様「今回はアンタのミスでしょー
それくらい着いてってやんなさいよ」

魄哉「Σう!」







テオドール「Σぎゃー! 何か物凄いのが居ま

灰ざらああっ


粋「Σっぎゃー! なんで餓鬼!?」ひいいっ

白「しっしっ。」ぺしっ





小太郎「あ、喧しい奴等帰ってきた。」わんっ

魄哉「まだ狩り残しが居る様ですねえ」数珠じゃらん


シロ「しばらく厠混みそうだな」ため息。

彬羽「この環境でなんで慣れねえんだ アイツ等は。」うーん。







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