小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月17日

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九尾「おお寒さむっ
蛇っ子わちも火鉢に当たらせろ」ずいっ

蒼月「いいけどちょっ 押しすぎ押しすぎっ火鉢遠いいいっ!」ひいいっ


シロ「九尾はデカいからな」うむ。

九尾「れでぃーにデカいとは失礼な
お?そう言やだーりんおらんのけ?
今日は芝居小屋休みよな?」きょろっ


シロ「あのアホなら寝相悪すぎて 朝方冷えきって発見されてな
アホは風邪ひかんと言うが くしゃみしておったので風呂で暖まっとるわ」ため息。

家康「普通そうなる前に寒くて起きるんだけどねえ」苦笑

千様「あの子一度寝たら起きないもの
うちのお風呂温泉かけ流しで良かったわねー」のほほんっ

蒼月「空いたら俺も入ろ うー寒っ」ぶるっ



テオドール「冷えは辛う御座いますからね
お茶でも御用意いたします」

家康「緑茶ならあるよー?」

テオドール「あ、ではそちらに

家康「Σテオちゃんちょい待ち!!緑茶にはお砂糖入れないの!西洋茶とは違うんだよ!?」ひいいっ


テオドール「? 白さんはお気に召した様でしたが?」はて。

家康「Σ既にやったの!?」

千様「Σえ! 何美味しいの!?」えええっ



テオドール「テイスティングタイムが始まってしまいました。」うーん。




九尾「なんでもええわ。
よし覗いてこよ」すたすたっ

蒼月「もはや漢らしいね」うわあ。

九尾「失礼な れでぃーじゃぞ」






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【風呂場】




白「天井の板 湿気で傷んでるから踏み抜くなよ」平然っ

九尾「Σうおう!即効バレた!!」覗きっ


九尾「しかし ホントに動じんのう
もうちょい うわ何か居る!みたいに慌ててくれると萌えるんじゃが」むう。

白「なんだ『きゃー。とか』言えば良いのか?」

九尾「わちが悪かった」うん。



粋「兄貴ー? 誰と喋ってんの
開けるぞ Σぎゃー!!」びくううっ

九尾「いやお前のリアクションは萌えん。」きっぱり。

粋「Σ何の話!?」


白「今更覗き狐くらいどうって事無いって話だ」うん。

粋「いやあの どうって事無くね?犯罪犯罪」


九尾「本人気にしとらんのだから良くないかの?」えー。

白「正直もう大根が畑に埋まってるの見てるくらいの当たり前に思えてきた」


粋「こら待て お前どんだけやらかしてんだ」

九尾「存在が空気となるのも時間の問題ぞ」ほほほっ

粋「Σ常習かよ!マジで魄哉に言って出禁にしてやる!!」

九尾「Σあー!それは勘弁 Σあ!」
ばきゃずぼぱしゃーーん!!

粋「Σ天井おおおお!!!」ひいいっ




九尾「きゃっ 湯船一緒に浸かってもたわ」恥じらいっ

白(狭い。)ぎっちり。




粋「あの兄貴 そろそろ脱出した方が
なんかもう怖いし。

あ、そうそう そいや一二三が裏山にうっすら雪積もったから遊ぼうって
今カラスは書き物してるから手が離せないってよ」

白「Σえ」

粋(お!さすが一二三強え!!
可愛がられてるだけ有る!)おおっ



白「朝イチで 挿音が新しい爆薬のテストするから 裏山の入り口近寄るなって言ってたんだぞ」

粋「Σえ 」血の気サーッ




どがしゃん! どたたたたっ!!

九尾「Σぎゃー!だーりん服着てえええ!」ぎゃああああ!!

粋「Σ駄目だ速ええええ!!」ひいいっ




【裏庭】


一二三「白さん来ねーだなあ
1人で山行っちゃ駄目って言われてるけんど」

小太郎「俺は数に入らないのか?」わおんっ

一二三「わんちゃんは1人じゃなくて 1匹だから違うんでねえだか?

んー。ちょっとくらい良いだかな」ちょろっ



白「駄目だ。」

炎ぼぼっ

どむっ ぼぼぼぼんっ!!


一二三「Σうっぎゃー!!」ひいっ

小太郎「Σなんで爆発 Σいやお前も何だこらああ!!!」ぎゃいいんっ!




粋「兄貴 頼むから服着よう」ぜーぜー。

白「あ、忘れてた」しれっ

粋「Σ素で忘れんのやめてくれる!?」ひいっ



家康「今の爆発 誰か裏山入っちゃ Σわー!!」

白「んな大騒ぎしなくても」むう。




彬羽「するに決まってんだろ!大馬鹿野郎!!」くわっ

白「Σ!?」びくっ



蒼月「凄いね 堂々としたもんだよ」うわー。

千様「ちょっとテオ君見えないでしょ 目隠しやめてよー!」

テオドール「Σ駄目で御座います!はしたないっ!」目隠しひいいっ





彬羽「全く非常識の権化がっ!」ぷんすか一二三撤収っ

小太郎「駄目だぞ 一二三は女の子なんだから
気をつけてやらないと」わんっ

白「だな」たんこぶ


シロ「アホめが。

ほれ 早く中に入れ 寒くないのかお前は」むう。



白「へ?
あ。
へっぷしっ!!」くしゃんっ

彬羽「さっさと暖まり直してこい馬鹿野郎」



蒼月「あの まだ風呂空かない感じ?」ええー。

家康「妖怪温泉に行った方が早いかもね」うーん。



九尾「次はきちんと着物着るまで見届けとくべきかのう?」やれやれ

粋「仕舞いにゃ毛皮にすんぞお前。」






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