小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月10日

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石燕「しっかし よく寝る人っすねえ」お茶ずずーっ


白「すやー。」熟睡っ


千様「ほっといたら2、3日は起きなさそうよねー」

家康「いやお腹が空けば起きて来るでしょ」のほほーん。


コマ『縁側でお昼寝はお腹を壊します』カタタッ

石燕「コマさん 居間にお布団はどうかと思うっす」

コマ『確かに

ではちょっくら失礼。よいしょ』


家康「おおーさすがからくりっ 軽々持ち上がるねえ」拍手っ

千様「てか何で起きないのこの子」


コマ『このままお部屋までお連れします』カタカタカタッ



一同(Σ小脇に軽々と!)

石燕「なんしょね。
ああいう妙にワイルドな所 制作者にそっくりっすよね」

千様「あー。何処かで見たと思ったわ」うんうん。


家康「しかし今日は調度いい気候だよねえ
私も眠くなって来たかも」あくびっ

石燕「そいや家康さん 意外とそこらで居眠りとかコタツで昼寝とか無いっすよね?」

家康「あの 心底不思議そうにされてるけど 私一応殿なんだけど」


千様「えー。 何 家の中でまで警戒してるの?」

家康「いや警戒まではしてないけどね」

石燕「そう考えたら どんだけ酔っぱらってもべろんべろんでおっさんギャグかましまくっても そのまま熟睡って無いっすよね
ちょっと意識飛びかけてると思ったら即退席してるっす。」ふむ。


千様「何? アタシら信用されてないの?」えー

家康「してなかったらこんだけ一緒にダラダラゴロゴロしてないよ
隙しか無いでしょ」



石燕「ひょっとして 寝たら即座に歯ぎしりエグいタイプっすか?」

千様「えー。目開けたまんま寝てめちゃキモいとかじゃない?」

家康「Σ私=醜態の法則やめてくれないかな!?」


シロ「いや 単に武士たる物 常に奇襲に備えて臨戦態勢
つまり自室くらいしか気を抜けんので眠れんだけでは無いのか?」

石燕「Σ侍ってんな常にやる気満々なんすか!?」えええっ

シロ「そりゃそやつは戦経験しまくりだしな
一種の後遺症みたいな物では無いのか?」

家康「へー。シロよく解ってるねえ」関心っ

シロ「いや前にそういう奴もおると彬羽から聞いたのだがな」

千様「彬羽君 何と戦してるのかしら。」



家康「まあ、私は違うんだけどね」さらり。

シロ「おい。」


千様「あ、コレ 実際どうなのか教える気ないパターンね」




石燕「ほーら。さっさと吐かないと 紙からオバケが出てくるっすよー?」毛有毛現の筆っ

絵に描いたオバケずもももももっ

家康「Σぎゃー!たんまたんま!
話すっ 話すからそれ外に外に離してえええ」ひいいっ




ばきゃっ




石燕(与一)「全く せっかくのレア能力をアホな事に使いおって。」ずきずきっ

シロ「中身入れ替わってくれて助かったが その体虚弱なのを忘れるなよ」うわー。


千様「オバケよりいきなりのセルフ顔面パンチ怖いんだけど」

石燕(与一)「Σこうでもせんと乗っとれんのだ!私も痛いんだぞこれ!!!」涙目っ

家康(ホント後先考えない子だなあ 助かったけど)心臓ばくばくっ



石燕(与一)「と、言う事で本題なのだが」きりっ

千様「あ、喋りたくて出てきたのね」


石燕(与一)「うむ。
確かに武家の者は 人前で居眠り等出来んしせん様に育てられるぞ
なんせ武家というのは

家内での裏切りなんぞ日常茶飯事だ」

シロ「あー まあ解らんでも無いな」※元武家坊っちゃん

千様「え? 家内って 家族!?」えええっ

石燕(与一)「うむ。 普通に可愛がっとる部下に下克上されるパターンもあるが 親が子にその場を奪われる事も少なくはないからな

ゆえに 家の中でも1人の時くらいしか気を抜けん様になってもおかしくは無いのだ」



家康「あの与一ちゃんごめん。
さっきそれ 私は違うって否定した奴だね」

石燕(与一)「Σあれっ!?」

シロ「だな。お前石燕の中で話聞いておったのではないのか」

石燕(与一)「いやそれが さっきまで寝ておったからな」目そらしっ

シロ「おい、言ってる事と行動が噛み合っとらんぞ伝説のモノノフ」

千様「つまりー 与一さんは石燕さんの中側が安心安全な場所なのねー」のほほーん。

石燕(与一)「いやめちゃドロドロしておって中々の地獄だがな」むう。




家康「ま、細かい事は良いじゃない
枕変わると寝れない人みたいなもんだよ」お茶ずずー。

シロ「うむ。よくよく考えたら議論する事でもないしな」




挿音「とか言って有耶無耶にすんのがいつもの手なんだよなー」天井からぶらんっ

家康「Σうわ!お前いつから居
Σん!? ちょ今何飲ませたの!?」はっ

挿音「即効性の睡眠薬
殿 油断しすぎだろー?」にやっ

家康「Σぎゃー!主君に薬盛るのやめなさいこら Σあ。」

よろばたーん!!



千様「Σちょっと何してんのよ!!」

挿音「まあ見てろって オモロイ物が見れるからよ」しーっ

シロ「む? なんだやはり寝方に問題が有るのか?」

石燕(与一)「恥ずかしい寝言が鮮明とかその辺りか?」ふむ。




小太郎「あれ皆何して Σあああ家康が倒れてる!うわああ大変だーっ!!」ぎゃいいんどたばたっ

千様「Σちょっと小太郎君!違う違う倒れて無



魄哉「殿がくたばったってホントですかっ!?」襖すぱーん!!
千様「Σアンタ江戸城居たんじゃないの!?」ひいっ

石燕(与一)「Σ犬が知らせに行ってから三秒経っとらんぞ!?」


シロ「」絶句。

挿音「な?」




魄哉「心拍数 脈は!?」くわっ

挿音「あーそこは大丈夫だな」

シロ(そら寝とるだけだしな。)困惑


魄哉「そうですか
ならばショックを与えればっ
殿こら帰って来なさいっ!!」

ずびしっ!


シロ「Σ落ち着け平手打ちの音じゃ無いぞ!!

千様「Σ死んじゃう!殿が死んじゃううううっ!!」ひいいっ

石燕(与一)「生きとる!生きておるからもう少し冷静に
魄哉「生きてるから死んじゃう前に起こそうとしてるんです!!!」くわっ




白「えっと。

凄い大騒ぎしてるけど 何だコレ」うわ。

挿音「いやな。
親父もよ 軍師として戦行ってたからよー。

うちの殿結構気軽にくたばりかけまくるもんで 寝てるの見ると死んだと思ってパニクるんだよな」キセルすぱーっ

白「それ軍師としてどうなんだ」むう。



挿音「つー事で 家康以外でも 静かに寝てると不安になるぽいからよ
お前もあんまそこらで寝るなや」

白「俺は寝相悪いから大丈夫だ。」どやっ





シロ「Σ呑気に駄弁っとらんで助けんか!!
今回は家康に落ち度は無いぞ!!」ひいいっ

挿音「日頃の恨 いや 皆に生きててくれと思われてる感再認識して貰おうかなー?ってよ」適当っ



白「気付け薬とかのが良いと思うぞ?」

魄哉「Σ唐辛子ですね!」はっ


千様「こいつがトラウマになるくらい死にかけるってどんだけよ」うわあ。








テオドール「あの この廊下の穴はいったい」

粋「Σげ。なんだこれ!
何で大穴開いてんの!?」ひいっ




彬羽「大きさから見て 誰かが頭から突っ込んだって所か?」チラ見。

コマ『すみません つまづいて勢い良く床にぶっ刺しました』筆談っ

テオドール・粋「Σ何を!?」








家康「おはよう。お前なんか怪我してない?大丈夫?」ボロボロよれれっ

白「今のお前には心配されたくない」たんこぶ。







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