小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月1日

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【深夜】



千様「ーーーって思わないー?
いえ別にちやほやしろってんじゃないわよ? そうは言わないけどアタシの扱い雑過ぎないー?」べろんべろんっ

白「雑になる気持ちも解る気がする」うん。



千様「何なのよー 野郎所帯にこんな露出度高いお姉さんが居るってのに皆して反応無しだし
別に逆ハーレムは望んで無いわよ?
けど、 微塵も意識されないのはプライド傷つくって言うかね」更に酒ぐびーっ

白「うん、
寝ようとしてる男の部屋乱入して絡み酒してる辺りそういうの無理だと思う」物凄く眠いっ



千様「何よ 白君まで冷たいのー?
出てったら即寝ようとしてんじゃないわよ お布団から出なさいよ 襲うわよ」けっ

白「さすがに燃やすぞ」

千様「残念。アタシには能力無効化って裏技が有るのよー!」おほほほほほっ


白(面倒臭い酔っぱらいだな)むう。



千様「あーもう 皆冷たいしー
愚痴も聞いてくれないしー もういいわアタシ寝る この辺で寝るー」畳にごろーん

白「せめて廊下行け」きっぱり

千様「全く動じない辺りさすがよね」ちっ



白(こうなった千様は下手に何かすると余計住み着くし
バカラス隣の部屋なのに気がつかないかな) ※無表情で困惑。

千様「?」へべれけっ


白「ダメだ あいつ日暮れで眠くなるんだった」ため息。

千様「残念。今回ばかりは補佐官助けてくれないわよ」うふふふふふっ


白(Σ計画的犯行って奴か )はっ

千様「おほほほほほっ しょーもない事ってのは怒られたら興醒めだからバレない用に全力尽くす物なのよーっ!!」おーほほほほっ




彬羽「煩えぞ!!」 壁ばんっ!

千様「Σ!!」びっくうううっ


白「寝ぼけてるな」ああうん。



千様「よし。怒られるから静かにしましょ」しーっ

白「俺は全然騒いでないし
あ。そっか騒げば助け来るのか」手ぽん。

千様「あらー? そんなして良いのかしら?」にや。

白「ん?」



千様「深夜に男と女が密室に二人きり! そんなで人呼んだら変な噂が立つわよっ
それでも良いの!?」どやあっ

白「普通に千様が乱入して来たって言えば 皆またか。ってなると思うぞ」あっさり。

千様「Σホンット扱い酷い!!」きいいっ


白「とにかくそろそろ出てけ 俺眠いし」

千様「えー嫌ー。
1人だと寂しいじゃない あ。なんなら添い寝し「要らない。」

千様「うん。今のは知ってたから別にいいわ。
寂しいから話し相手してよー
今起きてるの石燕さんくらいで どう転んでもホラーになっちゃうのよー」うだうだ更に酒ぐびーっ

白(適当に酔いつぶれるの待つか)うーん。





間。





【丑三つ時】



千様「やだーお酒無くなっちゃった」あらあ?

白(無駄に酒強い)困惑。



猫「にあー」

千様「あら何 にゃんこちゃん?」ひっく。

白「人が居ると寝れないとか文句言ってるんだと思う」

千様「あら?

えーと お構い無くよー」へらっ




猫「にあー」しっぽへたりっ

白「うん。お前には無理だと思う
気を使うな」猫撫で撫で


千様「あーお酒無くなっちゃったしつまんないわねー」ちっ

白(そろそろ大人しくなるかな?)おっ



千様「よし しりとりしましょ!
負けた方が脱衣ね」よっしゃあ!!

白「酔っぱらうとオッサンになるのか」ドン引きっ








【廊下】


石燕「あー肩凝っ Σうわ! 何やってんすか!?」びくっ


テオドール「いえその 千様さんが理性飛ばしたらお助けせねばと思いまして」襖の隙間の前でしーっ

石燕「端から見たらテオさんが理性飛んでる覗きなんすけど」困惑っ


テオドール「吸血鬼の性質上夜中に目が覚めがちなので 徘徊してたらド偉い事になっておりました」隙間から覗きじーっ

石燕「いやアンタのが偉い事に いえもう良いっす

つーか、だいたい見当ついたんすけど
仮に千様さんが何かトチ狂った真似したとしてテオさんどうにか出来るんすか?」



テオドール「全力で騒いで他の皆さん叩き起こします。」 お鍋とお玉スタンバイっ

石燕「まあ勝てる気しないっすよね」ああうん。



テオドール「しかし此処まで間違いが起こらないのも凄い事に御座いますね

世間はその辺乱れまくりだと言いますのに。」

石燕「じゃテオさんなら千さんにグイグイ来られたら「秒で灰になります」即答っ




石燕「・・超肉食の女のヒトって怖いっすよね」

テオドール「成る程 肉食ぽく見えてウサギ並の草食しか居ないのですね 此処の人達。」納得


石燕「あー ヒグマに追われてる感じっしょねえ」うんうん。

テオドール「諦めたら即試合終了に御座いますね」ふむ



千様「聞こえてるわよ?」襖すすーっ
テオドール・石燕「」



千様「へー。2人とも ふーん?

ニコニコ人当たり良い感じでそんな風に陰口叩きまくるタイプだったのねー」じとっ

テオドール「Σいいいいいえこれはっ!」あたふたっ

白「今絡まれるとめんどいぞ」あーあ。

石燕「Σしりとり頑張ってたんじゃないんすか!?」ひいいっ


千様「それが飲みすぎて頭回んなくて 次えーと何だったかしら?」あら?

白「ヒメマルカツオブシムシ だから 『し』だな」うん。

石燕「相変わらずマニアックなもんは知ってるんすね」わお。




千様「ふーんもういいわよ 皆して人の事邪険にしたりヒグマ扱いしたり
もういいわよー 此処で寝てやるっ」

どたーん!


石燕・テオドール「Σえええっ!?」

白「確かに廊下で寝ろって言ったけどな」うーん。


千様「あ。床冷たくて気持ちいい」うっとり。


石燕「あ。完全に酒に飲まれてるっすね」うわあ。

テオドール「いくらなんでも風邪ひきますって!
ちゃんとお部屋戻って下さい!」袖引っ張りっ

千様「やあよー アタシ拗ねてるもーん」うふふふふっ

石燕「構われて嬉そうっすね」うーん。





魄哉「Σうわっ!何か騒がしいと思ったら!!
何してるんですかっ」びくっ

千様「駄々こねてるのー」ふふふふっ

魄哉「Σまた面倒くさいっ!」ひいいっ




テオドール「保護者様来られましたし もう大丈夫に御座いますね」ほっ

石燕「そっすねえ
年寄りは眠りが浅くて助かったっす

白さんもお疲れ ん?」




白「すやー。」ぐう。

石燕「Σこっちも廊下でバタリ寝っ!」

テオドール「眠気が限界だったので御座いますねえ」うわあ。




襖がらっ

彬羽「何なんだ 夜中にギャーギャーと」寝ぼけ眼っ


石燕「千さんが酔っぱだったんす。」

彬羽「はあ?
だから飲みすぎるなって言って Σうわこらお前ら廊下で寝るな!」

白「すやー」熟睡っ




石燕「なんすかねえ。
普段気を遣うなんて辞書には無いって人に此処までお付き合いさせる辺り そら女性扱いもされないだろって感じっすよね」うーん。

テオドール「眠気限界まで相手して貰える辺り、しようのない身内として愛されてるとは思われますねえ」しみじみ。



魄哉「はいはい。お部屋戻んなさい
ひんやりが良いなら ほらコマの替えパーツ貸してあげますから」

千様「あらひんやり やだこれ気持ちいいー」ごきげんっ

テオドール・彬羽(Σどう見ても足のスペア!!)



粋「んーさっきからどしたの? 皆して便所?

Σうっぎゃああ!!姉ちゃん何!?何抱えてんの!?」ぴっくうううっ

千様「うふふふふふふふっ」泥酔っ

粋「Σちょ え誰の足いいいっ!?」パニック!






石燕「秋の夜長もカオスっすねえ」うーん。







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