小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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9月27日

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飛天「で、こっちが今月の置き薬。
やっぱ傷薬の減り早いなあ」薬箱の蓋閉めっ

シロ「うむ。皆血の気が多いのでな」ボロッ

飛天「・・カウンター食らうから隙有り1撃は程ほどにな」ああうん。


小太郎「で、こっちのにっがい臭いのする袋は何だ?」嗅ぎ嗅ぎふんふんっ


飛天「あ、そっちは彬羽の胃薬
来月は多目に要るだろうし 多目の水で飲めって念押し頼むな」

千様「Σげ!これ全部胃薬!?」

シロ「来月? 胃を傷める様な何ぞあるのか?」はて。


飛天「ヒント。10月は別名神無月と言います」

シロ「Σあのアホのお守りで出雲か!!」 はっ

千様「そりゃー胃も傷めるわ」あーはいはい。



小太郎「出雲大社に神様が集まって 日本の神様が家留守にするから神無月 だよな?」わおんっ

飛天「そうそう。
賢い犬には試作品の歯磨き玩具やろう」

小太郎「わーい」わおんっ


千様「あら?里の皆の新作?」

飛天「犬飼う余裕のある家も増えたし 年寄り達が試しにいくつか作ってみよっかて事になってさ」

シロ「カラス天狗の里 もはや普通の田舎と化しとるな」うーん。




千様「しっかし 彬羽君も大変よねー
白君って毎年連れて帰るだけでも5回ははぐれて迷子になられるらしいし
神様達相手に失礼極まりないって言うか いつものテンションでずけずけ物言うしで そりゃ胃袋溶けるわって思うわー」

シロ「あやつも元々は あまりにバケモノ大将が適当過ぎるからと
あれこれ口出ししておったら流れで副官と名言されただけらしいからな。」うむ。

小太郎「なんだろ。多分出世してるんだろけどこの上なく可哀想だな」わおんっ




千様「そもそも彬羽君は妖怪であって神じゃないしー
出雲大社に入れる身分じゃ無いらしいんだけど
なんか八咫烏って事にされて 無理矢理引きずり込まれてるらしいし」

シロ「バレたら大事ではないのか?」



飛天「胃薬増量した方が良いかな?」真顔。

小太郎「腹ちゃぷちゃぷになると思うぞ」



彬羽「その点なら差程問題ない
1部にはとっくにバレてる」

千様「Σえ」

小太郎「Σお咎め大丈夫だったのか!?」ぎゃいいんっ

彬羽「いや日本の神ってのは 本来この世の全てに宿る物だからな
本人達もいわば付喪神みたいな物だし それにだ」

シロ「それに?」


彬羽「唯一無二のこの世の調停者があのアホだぞ
何者でも良いからしっかり教育頼むと名の有る神々に頭下げられて途方に暮れた」遠い目。

飛天「そもそも何であいつ任命されたの?」

彬羽「今までのお役目が肩書きの重圧でメンタルやられたそうで誰もやりたがらねえんだ」きっぱり。


シロ「・・その点では適任なのやも知れんな」うむ。

小太郎「プレッシャーの意味とか知らなさそうだしな」わおんっ


千様「神様達 意外と適当なのね」へー。

彬羽「そりゃ長く生きてりゃ性格も丸くなるだろ。基本年寄りしか居ねえからな

と言う事でだ。
追加で捕獲用の睡眠薬入り団子も頼む」

飛天「この家忍者居るしそっちのが「医療用のしばらく起きない奴で頼む
それで朧車に放り込んでたらさすがに行方不明にならねえだろ」真顔。



千様「5分で効き目切れて徘徊するに1票」

シロ「逆に寝すぎて起きんかも知れんぞ」

小太郎「副官って大変だな」わおんっ





テオドール「首に縄着けてた方が確実では御座いませんかね?」

白「本人の目の前で言うのはどうかと思う」むう。

粋「甘えな。代わりに地蔵か何か結びつけてトンズラするに1票。」

テオドール「Σ確かに!!」おおっ


彬羽「Σそもそも何で毎回逃げるんだ!!」

白「酔っ払った年寄りの相手嫌だ」きっぱり。

彬羽「Σ解らんでもねえが少しは我慢しろ頼むから!!」





蒼月「バケモノなのに大変だよねあいつ」

家康「だねえ。
おかげで今日も人の世は平和だよ 王手。」ぱちんっ

蒼月「Σは? ちょ 今の無し!!「だーめ。私の5連勝っ」ひゃほうっ


蒼月「ちえー。嫌な攻め方するな
もう馬鹿殿とは将棋やんなーい」ふんっ

家康「あれ?拗ねた」

蒼月「拗ねてないよ 用事だよ用事」すたすたっ






飛天「?

あの暇人が用事?」はて。

シロ「ナンパか何かであろう」きっぱり。






間。






石燕「あれ?蒼月さん お出掛けっすか?」

蒼月「Σげ 面倒な奴にっ」ぎくっ



石燕「アンタの行くような店は真っ昼間からやってないっしょ
夜まで待てないんすか?」うっわー

蒼月「Σお前 俺を何だと思ってんの!?」

石燕「脳の8割女で埋まってるエロ蛇っす」きっぱり。



蒼月「いや間違って無いけどさ
あーめんどい 今回は違いやある意味そうなんの?
つかうっさいな 好きにさせろよ」けっ

石燕「そうもいかないっす
動物は大概春と秋が繁殖期なんで 無計画な半妖増産防ぐ為にも可能な限り阻止しろって魄哉さんに言われて「Σあの生臭坊主影で何ぬかしてんの!?」ひいいっ


石燕「て事で監視させて貰うっす
あ、言っときやすが 蛇眼はあっしには聞かないっすよ」ふふんっ

蒼月「人間の癖に腹立つな

今回はそういう事にはなんないよ
ついて来たきゃ勝手に来れば」ふんっ


石燕「最悪毛有毛現の筆で 造形ヤバめのオバケでも具現化させれば大概の女は逃げるっすよね」ボソッ

蒼月「微塵も信用してないだろ」イラッ




石燕「で、何処向かってるんすか?
路地裏?」おや?

蒼月「ちょっとねー つか答える義務無いと思うけど」すたすた。


石燕「ん?この手の場所と言えば

Σあ 道端で客待ちしてる系の「何がなんでもそっちかよ!!」

石燕「Σ違うんすか!?」えええっ

蒼月「うっわ殴り倒したい
今回用事が有るのは女の子じゃないよ」けっ



石燕(与一)「成る程
確かに婦女子にしては殺気を隠さぬ奴等よな」どろんっ

蒼月「いきなり中身代わんな ビビるだろ」


石燕(与一)「なんだ美人局か?
それともそっち系の女に手でも出したか?」

蒼月「中身代わっても基本同じかよ

ま、あのモヤシよりは話出来そうか
めちゃ簡単に言うと 俺の行きつけのお店とかって結構人の命が軽いんだよね」

石燕(与一)「は?」

蒼月「確かに戦国終わったかも知れないけどさー
まだまだ路地1本奥に入れば地獄なんだよね
って事で
ほら火縄の臭い 避けなきゃ死ぬよ」

石燕(与一)「Σうおわああっ!!」飛び退きっ




蒼月「ぶっちゃけ 馴染みの女の子が1人簀巻きにされて川に浮かんだんだよね
で、犯人同じ目に合わせてやろうかと思ってさー」物陰っ

石燕(与一)「Σそういう事は早く言え!!」心臓ばくばくっ

蒼月「アンタ源平合戦出てたんだろ?これくらい平気平気

じゃ 火縄の方よろしく。遠距離任せた」すたすた

石燕(与一)「Σしまった!上手く使われたかっ」弓きりきりっ








蒼月(Σあれっ!? 思った数倍断末魔聞こえる
うわ連れてきてよかったー)わお。


石燕(与一)「Σ馬鹿者 ボサッとするな!他にも居るかも知れな



蒼月「あ。やば 食らった」血げほっ

石燕(与一)「Σんな冷静に!!」ひいいっ

蒼月「大丈夫大丈夫めちゃ痛いけど ほら俺人間じゃ無いしー

これだけ出血したんなら正当防衛成立だよね」


石燕(与一)「・・Σ は!?」



蒼月「人に危害を加えるなってのがうちのボスのモットーじゃん?
それがバケモノ全般の為にもなるし そもそも争わないで済むならそれで良し そこは同感だよ

だから 『俺からは』ケンカ吹っ掛けないんだよね」


石燕(与一)「ん?つまりお前 今のはわざと食らったと?」えええっ


蒼月「うわー。痛ーい
死んじゃうー うわもう無理怖すぎ加減なんか出来ないなー」
棒読みウロコビキビキビキッ!






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飛天「傷薬のが増量必要か」うーん。

シロ「Σ何故に町中で狙撃されるのだ!?」えええっ

蒼月「さあ? チンピラの躾がなってないんじゃない?」しらばっくれ





彬羽「お前 ホントに変な所でだけ気を使うな」怪訝っ

白「変な事する前に言えば良いんだぞ?」


蒼月「Σえ!な、何が!?」ぎくうっ



石燕「バレっバレじゃないっすか」わお。

テオドール「御2人共 方向性は違えど鋭い御方に御座いますから」うんうん

粋「え?え?蒼月単にチンピラにケンカ売られたんじゃねえの?」困惑っ






石燕「つーか 女絡みだとケガも厭わないんすねえ」お茶ずずー

千様「女の子は全部等しく本気で好きっての あながち嘘じゃ無いのかもねー」うーん。

飛天「立派に異常だけどな
こりゃ俺にも治せねーわ」傷薬調合ごーりごり





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