小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

9月8日

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どどどどどどどどっ。


彬羽「待てこらこのクソドチビがああっ!!」くわっ

白「お前がでっかいだけだって」すたこらっ




千様「まーたやってるわねー」あらあ。

家康「今日芝居小屋休みだからね
また白が暇持て余してしょーもないイタズラしたんでしょ」



粋「大当たり。
襖開けたら頭から夏の名残のセミの脱け殻ざららーとひっかぶる系のトラップをな」回収した脱け殻ごっそり

家康「Σうわきっしょい!!」ひいいっ

千様「彬羽君 相当びっくりしたのね」うっわあ

シロ「わざわざ集めたのかあのアホは。」

蒼月「あの人つまんない事には全力投球するよね毎度」




彬羽「だああちょろちょろと! 毎度毎度毎度大概にしやが

テオドール「彬羽さんすみません!!」
足元に張った紐びんっ!!




彬羽「・・・。」びくとも。

テオドール「Σあれっ!?」



シロ「おそらく転ばせたかったのだと思うが
タイミングも力も無理が有ると思うぞ。」

テオドール「ですよねっ!」ひいいっ


彬羽「手前もケンカ売ってんのか?」ゴゴゴゴゴ
テオドール「Σあああ!いつも以上に大きく見えるっ!!」

灰ざらああっ!



蒼月「あ。灰になって離脱した」

小太郎「純粋に怖過ぎたんじゃないかな?」わおんっ



ひしゃくで水ばしゃっ


家康「Σあああ!乾くまで復活出来ない!!」

千様「Σちょっ彬羽君めちゃ怒ってない!?」ひいいっ





彬羽「手前は下僕に何させてんだ!!」

白「俺もまさか加勢来ると思わなかった」
炎ぼぼっ


シロ「Σ馬鹿者室内で火はいか


彬羽「ふんっ!」 拳圧で散らしっ
蒼月「Σ仮にも動物なのに躊躇ゼロかよ!!」



白「甘い。 煙幕っ」ぽいっ

彬羽「Σ!?」構えっ





もくもくもくもく。





蒼月「蚊取り線香だね。」ありゃ

彬羽「Σあの野郎どこまで人をおちょくればっ」むっかあああっ


家康「涼しくなって元気有り余ってんだねえ」あーあ。

千様「彬羽君ぐらいしか無傷でケンカも出来ないものねー

あ、粋君
テオ君乾かしてあげて。弱火で炒めれば多分いけるわ」びしゃびしゃ灰の山っ

粋「Σいやいやいや論理的にダメじゃね!?」





間。






白「さーて。遊んだ遊んだ」たんこぶすたすた。

蒼月「あ。やっぱ捕まったんだね」



白「運動して疲れたし
昼寝するから夕飯まで寝る」ごろんぐー。

粋「早えよ。」



彬羽「全く こっちは今から瓦版の記事書かなきゃならねえってのに」ぶつくさっ

シロ「ん?またネタに詰まっとるのか?」

彬羽「いや、そうだな
さっき追いかけ回してた時に彼岸花が目についたし あれの毒性について書くか」ふむ。

蒼月「さりげにネタ提供されてんじゃん」



家康「あー。軽い運動した方が頭働くよね
天海もよく言ってるよ」へらっ

千様(ひょっとしてそれで殿どつき倒してんのかしらあいつ。)一抹の不安っ




テオドール「しかし、皆さんホントに白さんを怖がりませんね」ずぞぞぞようやく復活っ

粋「ん?何言ってんのお前」

テオドール「国では散々言われて居たのです
『日本のバケモノの頭は 国の妖大将で有ると同時に己の判断で種族単位で滅ぼす権限を持つ唯一無二の存在ゆえ
絶対に怒らせるな 歯向かうな無礼を働くな』と。」

一同「Σ忘れてた。」はっ



家康「大丈夫だってー
あの子その辺の分別は着くからんなポンポン滅ぼしたりしないって」へらっ

テオドール「家康さん見てると 特に人間大丈夫なのか不安になるのですが」むう。

家康「Σどういう意味!?」



シロ「しかし よくよく考えれば恐ろしい話だな。
1人の気分で大量の命が消えかねんのか
本人がこんななので深く考えた事は無かったが」うーん。

蒼月「まず無いだろから深く考える必要も無いんだけどね。
生き物が行き詰まって引く事も出来なくなった時の為のリセット的な存在つかシステムなんでしょ?」


テオドール「行き詰まる とは?」

蒼月「さあ?ジジイの受け売りだから詳しくは解んないね」

千様「なんか解んないけど その権限てあくまで最終手段みたいねー」

小太郎(要するに巨●兵なんだな。)ふむ



石燕「おや。また怖い話っすねー」ひょこっ

小太郎「あれ?聞いてたのか」わんっ

石燕「あっし貧弱なもんで。巻き込まれたら即死なんで引っ込んでただけっすよ。

ま、堕ちる所まで墜ちた種族を終わらせてやるとかそんな奴っすかねえ。」


粋「やべえ。理解出来ねえ」うーん。

テオドール「そもそも私 生まれた時点で悪魔という堕ちた存在なのですが」困惑っ


家康「若い子は解らない方がいいよー
その内思い知るし」へらっ

粋「Σ軽く言う事じゃねー!!」

テオドール「Σいったいどんな闇を見てきたので御座いますか!?」

家康「いや戦国はホント地獄だったからね」あっはっは。




石燕「つーか爆睡ぶっこいてると落書きしたくなるっすよねー」筆すちゃっ

白「ぐー。」すやー

小太郎「Σこの流れでよくそんな気になるな!」ひいっ


石燕「別に人間滅んでもあっしは特に困んないっすから。」しれっ

粋「お前 人間ホント嫌いだよな」うわあ。






蒼月「なんだろね

ヤバさ再認識してもやっばり腫れ物に触るみたいに扱おうって奴は居ないんだね。」しみじみ

魄哉「帰るなり何ですか。
ま、表面だけ繕ってても見抜かれますよ
白君は知識こそ有りませんが バカでも有りませんから」





襖ずぱんっ!


彬羽「襖開けたらコマの頭部降って来たんだが?」生首。

コマ『ドッキリ大成功。』カタタッ


粋「Σこら兄貴なんて物仕掛けて Σ居ねええええ!!」



蒼月「ねえ。本当にバカじゃ無いの?」

魄哉「・・おそらくは。」えーっと。



石燕「頬っぺたに渦巻き描いた状態で どこ逃げたんすかねえ」あーあ。

シロ「Σ本気でやっとったのか!?」

石燕「あっしは常に有言実行っす」きっぱり



彬羽「コマ からくりとは言え頭まで貸すことないからな。アホに協力すんじゃねえ」

コマ(頭部)『残念。先程のリアクションが理想的だったので 今後ナンボでも協力致します』カタタッ


家康「コマちゃん何て?」

魄哉「さあ? 最近耳遠いんですよねえ」目そらしっ




千様「よく解んないけど、全力でやるのがしょーもない事だしだし 今の所何も問題なさそうねー」のほほんっ

蒼月「安全 なのかなあ?」うーん。





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