小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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8月23日

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粋「んー。なんか違うよな?」

テオドール「こう ざっつい感じが御座いますねえ」うーん。

粋「Σ正直でありがたいけど酷っ!」がーん。




シロ「まーた 何をやっとるのだ?」

テオドール「話せば長くなるのですが」えーと。



粋「まず 前提として
兄貴来月誕生日なん
シロ「すまん。要点のみ頼む」





間。






魄哉「つまり いつまでも見習いのままで負担かけるのもと思い
白君の誕生日までに 一人前のお役者として認められようと」ほうほう。

粋「何年見習いやってんだって話しだしなあ」うんうん。

テオドール「誕生日プレゼントに 一人立ちに御座いますね
芸事の師匠としては嬉しいと思いますが お身内としては寂しいかもしれませんね」



一同(いや 無いか。)うん

粋「お前ら 揃って生暖かい目やめろよ」


魄哉「ちなみにですが
目指す所は有るのですか?
こう こんな感じの役者になりたいとか」

粋「ん?そりゃ兄貴が師匠なんだから 目指す所兄貴だろ?」

魄哉「Σえ」

粋「ハードル高いけどなー
とりあえず 兄貴つったら派手な立ち回りが特徴だろ?
だからこう さっきから扇子投げて落ちてきたの取るって練習ひたすら あれ?おーい?」




テオドール「白さん目指してはダメなのですか?」ひそひそっ

魄哉「えーと 百聞より一見

シロ君ちょっと僕に木刀で殴りかかって来て貰えます?」

シロ「Σ何故に!?」

魄哉「まあまあ。加減無しでお願いします」







千様「Σぎゃっ!アンタ等何してるの!?」ひいいっ



魄哉「これが巌流島風 燕返しです。」キリッ

シロ「うむ。何故にやられたのか全く解らん」たんこぶ。


粋(なんでいきなり武術指南始まったんだろ)困惑っ


魄哉「この様に 物事と言うのは
難易度が高くても実際見たりして具体的な目標が有るなら習得は可能です」

シロ「いや待て 何処で見たこんな物「武蔵さんと小次郎そんの決闘野次馬に行きましたから」きっぱり

シロ「Σちょっと待て!見ただけで覚えたのか!?」

魄哉「年寄りなめちゃーいけませんよ?」はっはっは。



テオドール「あのー つまりは?」

魄哉「ぶっちゃけちゃうと 白君は型無いんですよ
伝統芸能を重視するつつじ君と 芝居小屋でツートップ張ってるのはその辺なんですよねえ」

シロ「は? ちょっと待て
型が無いとはどういう?」



魄哉「そのまんま言葉の通りなんですよ

あの子の演技はその日のテンションとノリで変わります
それ故に 同じ演目でも別物みたいになるとコアなお客様に人気なんですが」うーん。

テオドール「つまり、真似しようにも 真似する物が無いと」ほう。

シロ「ホンット各方面好き放題やっとるのだな あやつは」納得





千様「なんであの3人円陣組んでるの?」困惑っ

粋「いや何か。俺に聞かれたくねえ感じ?
堂々と悪口言われてんのかな?」うーん。





シロ「何故に彼奴は 毎日芝居小屋で弟子兼付き人やっとるのにその辺理解しとらんのだ?」ひそひそっ

魄哉「おそらく 『なんかすげー。』くらいの認識で見てるんだと
その辺見抜くのも そこそこ経験とか場合によっては才が要りますし

あれだけ頑張ってるのをそれ無理って言えませんし 困りましたねえ」うーん。

テオドール「型が無いのならそれで宜しいのでは?
芸事はよく解りませんが、白さんも御自分の思うなんかすげー をやっておられるのでしょう?」ひそひそ


魄哉「人前で基本無視した自分の感性丸出し己のみが頼りって 普通の精神で出来ると思いますか?」

テオドール「Σう!」

シロ「普通やらんな。
恥も外聞も常識も無くて初めて出来る物であろうな」なるほど。


魄哉「ぶっちゃけ 白君の芸風目指すなら
生活出来ないくらいの記憶喪失にならなきゃ無理だと思います」きっぱり。

シロ「Σさりげに暴言吐いとらんか!?」




テオドール「粋さん 確か結構所帯染みておられましたね?」ずいっ

粋「Σどの流れでどんな質問!?」




テオドール「無駄な抵抗はやめて プレゼントの定番 食べて無くなる無難な物に致しましょう」真顔。

粋「Σスッゲエ真面目に無駄とか言うなよ!」

テオドール「かしこまりました。
では 今流行りのマリトッツォのレシピを伝授致しま「Σかしこまんなよ!頼んでねえよ!!」



魄哉「あの テオ君
マリトッツォは確かイタリアのお菓子では
君ドイツ系ですよね?」

テオドール「西洋なんて地続きなんでどこも似たような物に御座います」しれっ

魄哉「Σ君故郷の扱い雑くありません!?」



シロ「おい。なんだそのマリ何とかと言うのは」

魄哉「巷で流行りの西洋菓子ですよ
この国の人達は珍しいの好きですからねえ」苦笑。

シロ「ふむ。まあ あやつは甘党だしそれで良いのやもな」




千様「何か知らないけど
作るならアタシにもお願いねー」にこにこ。

テオドール「かしこまりました。
さて。粋さん台所に参りましょう」

粋「Σいやいやいや! 俺練習するし
何? そんっな見苦しかった!?」







彬羽「此処に集まってやがったのか
おい 夕飯の買い出し誰が行


テオドール「ぶっちゃけガチャガチャしてて優雅さの欠片も御座いません!
ガサツかつ見苦しいっ
基本からやり直した方がよう御座います!!」くわっ!

粋「Σそこまでええ!?」ええええっ


彬羽「Σうお何だ!ケンカか!?」びくっ




魄哉「はいはいはい ほらもう口論慣れしてない子が無理するから」どうどう。

テオドール「Σあ。言い過ぎましたか!?」はっ

シロ「お前な、ショック与えん様気を遣っておったのだろうに 違う方向から鋭くエグってどうする」むう。



彬羽「何がどうした?」困惑っ

千様「さあー? 」はて。




粋「・・素人から見てもそんなか。そっか」ずーん。






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白「じゃ。神社の所の並んでもなかなか買えない限定大福餅で。 」

粋「Σおおお!それなら夜から並べば行ける!!」おおっ



シロ「何故に祝われる方が堂々と希望出しとるのだ?」

彬羽「本人に聞けば早いだろ」きっぱり。

千様「彬羽君 ナイスフォローだけど浪漫が無いわー」えー。




テオドール「洋菓子はダメで御座いますか」むう。

白「そもそも何だそのマリと」えーと?

テオドール「かしこまりました。御用意致しましょう」きらーん。

シロ「希望言ったのか今の」



テオドール「しかし 仲の良い御兄弟に御座いますね
日本人はこういうのそんな気にしないと思っておりました」

魄哉「あー うちのメンツは結構こんなですねえ。
家柄みたいなもんです」にこにこ。

千様「主にアンタの影響よね?」



魄哉「僕だけじゃありませんよ?
彬羽君もほら ほぼ夕飯担当と化してるので皆の誕生日には地味ーに夕飯好物用意してくれてますし」

シロ「お前そうだったのか」ちょっとびっくり。

テオドール「既に台所に逃げられましたよ。」



千様「皆メモリアルなのよねー

アタシはお相伴に預かれるから何でも良いけどー」ごきげんっ

一同(祝う側に回る気は無いんだ )ああうん。







白「凹み倒して無かったら 蓬莱の玉の枝とか言って虐めようかと思ったんだけどな」ちっ

蒼月「何その邪悪なかぐや姫」うわあ。

家康「なんでほのぼので終われないかなあ このお兄ちゃんは」





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