小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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7月5日

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【割烹 春一】




粋「あー 蒸し暑い時はざる蕎麦だよなー」ずずー。

白「あんま食べた気しないけどおかわり。」

ひな「メニューにわんこそば追加した方が良いですかねー?」うーん。


彬羽「やめとけ 腱鞘炎になるぞ。」ネギ刻みっ




庵「へー。あの家にお世話になってんの」ほうほう

テオドール「はい!ふつつか者ですがよろしくお願いいたします」土下座。

庵「うん。土下座は基本畳の上でしかやらないよ」



朱禅「何だあのオモシロ外国人」

シロ「言葉はペラっペラだが この国の常識と人との距離感が解らんのだ
その辺で途方に暮れてたらすまんが頼む」

朱禅「Σ距離感て何!?」


ひな「まあまあ。慣れない土地で大変でしょうが 気軽に立ち寄って下さいね」にっこり。

テオドール「Σおお!怖くない人です!!」ほらほらっ

白「そいつある意味めちゃめちゃ怖いぞ」蕎麦ちゅるんっ

粋「挨拶連れてきて正解みたいだなー」蕎麦ずずー




庵「なんか 独特の人?」御膳ふきふきっ

シロ「至って普通の奴が あの家で体が持つと思うか?」食器洗いっ



テオドール「あ!何でしたら私もお手伝いしましょうか!?」

庵「Σいやいやいやいや!お客さんにそんなのやらせらんないから!!」

テオドール「いえでも何かしてないと落ち着かない Σあいだっ!」ぐきっ


粋「ん?どしたー」

彬羽「首か?」


テオドール「実は寝違えておりまして。
ほら 寝床棺なんで寝返り打てない上 国に枕忘れて来ちゃいまして」首さすりっ


粋「棺から出て寝りゃ良くね?」

彬羽「そもそも1部屋与えられてんのに なんでわざわざ棺置いて寝てんだお前。」

テオドール「広いと落ち着かないんです。」真顔



ひな「小型草食動物の妖怪ですか?」はて。

白「吸血鬼だ。」蕎麦ずずー


粋「えーと。枕なら押し入れに兄貴のコレクションがアホ程有るから1個貰えよ」

テオドール「Σ何から何まで良いんですか!?」


白「いいぞ。ツノ刺さってダメになった時様に買いだめしてるし
好きなの持ってけ」

ひな「妖怪って色々大変ですねえ」あらー



庵「Σあ!そうだ枕といえば」はっ

シロ「む?どうした」

庵「報告しなきゃダメなの有ったんだ! ちょっと待ってて」どたばたっ



粋「いや報告しなきゃいけない枕って何だよ」

白「めちゃめちゃ安眠出来る枕でも教えてくれるのかな?」蕎麦ずぞぞっ

シロ「お前はそれ必要無くないか?」




庵「お待たせほら!

地獄太夫が見っけたんだけど 白そっくりに描かれた絵付きの特大枕!
絶体無許可でしょ!!」


蕎麦ごふっ!

粋「Σさすがにキツかった!!」ひいいっ



ひな「うわー また似てるのが凄いですねー」あらあら

朱禅「うわ怖え。 どこで売ってんだよこんな物」うげー


彬羽「な、何だ
忌み嫌われるよりはマシじゃねえのか」ぎくしゃくっ

白「無理矢理フォローしなくていいぞ」げほっ



シロ「で、何故にお前が持っとるのだ?
タレコミなら地獄太夫が直に来れば良いではないか」

庵「Σえ。

あの さすがに本人目の前にしてはキツいから 許可変わりに貰っといてって言われて
ほら だから包み紙全部開けてないよ?」

シロ「Σ誰が許可出すかそんな物!!」

庵「いやー私もそう思ったんだけどね」うん。



朱禅(あ。許可出たら自分も買う気だコイツ)

ひな(白さん何故にまともにモテられないんでしょう。)うーん。




テオドール「おや? 裏側はシークレットと書いて有りますね?隠し絵ですか?」あれ?

一同「Σ!?」


白「しーくれっと?」


粋「Σマジか!確かにあの手の物は裏側ちょっとアレな絵だけど!!」ひいいっ

彬羽「手前なんで詳しいんだ」

粋「Σえ」



朱禅「Σえ! それって絵柄が女の奴じゃねえの!?」

テオドール「流れ的に女性の喜ぶ感じにアレなのですかね?」ふむ。



ひな「なんで詳しいの?」

朱禅「Σすんませんでしたあああ!!」土下座っ




テオドール「地べたに土下座ですが?」あれ?

シロ「あの場合は適切だ」

テオドール「文化とは難しいですね」ふむ






ひな「まあ良いでしょ その辺は後でお話するとして
裏側見ても良いですか?」ちょっとわくわくっ


ぼぼっ!


彬羽「Σ気持ちは解るが室内で燃やすな!!」

白「で、コレ何処で買ったって?」ぎろっ

庵「Σへ!? よ、妖怪横丁とかっ」びくっ



テオドール「そちらですか。お役者さんの宿命かと思いました」ふむふむ

粋「絵にツノ有ったろ?
兄貴役者の時は人で通ってるかんなー」




白「さて。妖怪横丁行くか」

一同(Σ横丁に魔王が降臨してしまう!!)ひいいっ

朱禅「あのさ。そういうの出されちゃうぐらいなんだから 妖怪の大将として好かれてるって事で穏便に「お前 自分がやられてもそんな言ってられるのか?」

朱禅「・・泣き寝入りかな?」ふっ


テオドール「皆さん意外とデリケートですね。」






ーーーーーーーーーーー




【妖怪横丁】



粋「で、その許可無く作ってる奴等よ
どうやって探そう?」

白「そもそも何屋に有るんだあんなの」むう

シロ「Σなぜにバイト中なのに俺まで!」

白「ちゃんと店主に貸りたし。」

シロ「Σ生け贄か!!」がーん。



テオドール「おお!ここが妖怪横丁ですか
ノスタルジックなっ」きょろきょろっ

粋「お前も迷子になんなよー」

テオドール「はい!此処で犯人探しですね

探偵みたいでワクワクしま Σあ」石段つまづきっ





白「とりあえず聞き込みするか」すたすた。

粋「ごめん 今日兄貴気が立ってるからそこで大人しく待っててくれ。」

テオドール「Σええええ!」ざらざら灰から蘇生っ

シロ「二度と蘇生出来ぬ灰になるぞ。屋台で何ぞ買い食いでもしてそこで待っとれ」小遣い渡しっ






間。







粋「ーーーって事で うちの兄貴モデルに勝手にいかがわしい物作って売ってる奴知らね?」

砂かけばばあ「あーあ主さん また災難な目に。
え?ちなみにどんな感じの? 」チラ見っ


白「だんだん泣きたくなってきた」ふっ。

シロ「うむ。なかなかの拷問だな」うーん。



粋「あーダメだダメだっ」頭かきかきっ

シロ「まあな。作っとる奴もバカでは無かろう
こんな聞き込みでそんな簡単に

粋「いや めちゃめちゃ情報出てきた
何処から当たる?」聞き取りメモの山っ

白「もう横丁燃やして良いか?」



シロ「Σこの横丁風紀がおかしくないか!?」

粋「そりゃ妖怪横丁だもんよ
つか結構色々出てて 一部の奴等公式と思ってたみてーだぞ」






シロ「Σこらやめろ燃やすなあああ!!」ひいいっ

白「初めから此処には何も無かった。」真顔。

粋「兄上落ち着いて チリにしても事実は消えねーし 第二第三の横丁生まれてまた作られるぞ」

白「Σ!?」




粋「この手のもんは 1度売れ出すと止まらねーかなあ
非公式でやってる奴等とか儲かってしゃーねえし絶体やめねーだろ」

シロ「お前ホントに詳しいな」ドン引きっ

粋「スラム育ちなめんなよ 人間も妖怪もこういう所大差ねーよな」



白「じゃ どうすれば良い?」むう。

粋「んー。 表でしっかりコレ買うなよ 売ったり買ったら燃やすぞって言っておいて
コッソリ買う奴はもうどうにもなんねーな」

シロ「有名税と言う奴か

まあ、多少は仕方無いのやもしれぬな」むう。




白「そうか。


世の中って怖いな」ボソッ

粋・シロ(魔王もビビる変態の執念か)うわあ。










テオドール「あ!皆さんお帰りなさい

ほらほら見てください!!
すぐそこの屋台にも有りましたよー!」枕ぶんぶんっ



ぼんっ!

テオドール「Σぎゃー!」


シロ「Σ無言で火炎爆発やめろ!」ひいいっ

粋「八つ当たりすんなああ!!」





ーーーーーーーーーーーーー







魄哉「何です これ。」ひきつりっ



白「お前らのもあったぞ」ふっ

魄哉「Σうわああ肖像権の侵害過ぎる!!」ひいいっ


シロ「八つ当たりか」

粋「だな。自分だけとか嫌だったんだな」うん。


家康「まあまあ 需要あるなら良いじゃない
そっかー お前人外としても人気有るんだねー」へらへらっ

魄哉「Σ良くありませんよ! 何ですか この表裏メガネ有り無しバージョンて!!」

石燕「健全で良かったじゃないっすか」

魄哉「Σ不健全なのがあるんですか!?」



蒼月「俺のとかかなり不健全だね ほら」

魄哉「Σうっぎゃあああ!!」ひいいっ

家康「お前はお前でどんな感性してるの?」

蒼月「素直に人気有る事が嬉しい」ふっ


挿音「しっかしえげつねえな

知り合いのこう言うの程キッツイもんは おい彬羽どしたよ?」

粋「ああうん。なんかメンタルに来てる」

挿音「・・クソ真面目だとダメージでけえだろな」うん。


家康「ちなみにお前のもあったらしいよ 見る?」

挿音「Σはああ!?何でっ!?」

家康「妖怪だと思われてんじゃない?」あっさり。




小太郎「なんかさ 俺らの周り目立つの野郎ばっかで良かったよな」わおんっ

粋「確かになー 強いて言えば姉ちゃんか。
あーまあ うん。 見る限り無くて安心したな」うん。



テオドール「私のも出ますかね?」わくわくっ

シロ「お前意味解っとるのか?」

テオドール「沢山の方に好かれれば出るのでしょう?」

小太郎「間違っては無いんだけどなー」うーん。



白「安心しろ 一二三の売ってた奴はその場で捕まえてビンビンに泣かして 売り物全部燃やして来たから」

彬羽「Σは?なっ!?」最早パニック

白「幼児の出しても売ってもその場で生皮剥がす
拡散頼んだぞ 副官」ゴゴゴゴゴ。



蒼月「? 何だかんだで自分のは良いの?」

シロ「いや 怒りの度合いがそっちのが上であっただけであろう」

粋「ロリはアウトだよなー」うんうん。




石燕「あれ? なんか他人事っすね」おや。

粋「俺の出てねーもん。」ふんっ

シロ「いや喜べそこは。」






千様「ねえ 魄哉の奴が奥で念仏読み始めたんだけど 何かあったのー?」

一同「Σ何も!?」ずざざざっ

千様「?
何後ろに隠したのー?」





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