小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月16日

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小太郎「Σぎゃいん!!晴れてるのに雨っ!洗濯物濡れるぞ」ぎゃいんぎゃいんっ

家康「Σぎゃー 油断した
濡らしたらお母さんに怒られるー!」どたばたっ


蒼月「あー 狐の嫁入りかあ マジで晴れてら」空見上げっ

白「何だそれ」はて。

蒼月「知らない?
こんな風に空が晴れてるのに雨が降るのを 狐の嫁入りって言うんだよ

ほら、なんか化かされてるみたいじゃ

九尾「そう言う事じゃ!そろそろ嫁にもろてー!!」ずどんっ

蒼月「Σうおう!何処から降ってきたの!?」びくうっ


九尾「Σ何い!カカシじゃと!?」がーん。

空蝉の術っ


蒼月「何で忍でもないのに使えんのあの人」

家康「いや、避けないと九尾ちゃんおっきいから
潰れちゃうからね?」洗濯物抱えっ


九尾「誰の愛が重いのじゃ」むっ

家康「言ってないよ。
で、遊んでないで洗濯物畳むの手伝ってくれないかな
ほら私下手でさ」洗濯物ぐしゃぐしゃ。

九尾「Σうおう!壊滅的っ」


小太郎「殿だしな」うん。

蒼月「何気に俺ら以上に生活能力無いよね」うんうん。



九尾「ふっコレだから雄は

ちょっと貸してみろ わちの女子力持ってすればな


びりっ。


蒼月「Σに、肉球だから仕方ないよねっ」

小太郎(Σタラシの即興フォローさすが!!)おおっ


家康「・・私がやったんじゃないから怒られないよね?」びくびくっ

蒼月「野郎のやった事まで知らない

つーかさ。九尾ちゃん今月荒ぶってるよねー
多分あの人 狐ってワードが出た時点で いつでもとんずらこけるようにしてたと思うよ?」

九尾「Σなんと! アタックしすぎたかっ!!」がーん。

小太郎「お前のアタック文字通り体当たりだもんな
避けなきゃ危ないって」わおんっ


九尾「えー。6月じゃぞ? 西洋ではジューンブライドと言ってなー」


彬羽「ああ。あの雨続きで業界が干上がりそうで 6月の花嫁は演技が良いとか適当な事言って売上増やしたってアレか
何の騒ぎかと思っ

九尾「Σ乙女の夢ぶっ壊すな 食うぞこのカラス!!」きいいっ



一二三「解ってても言うもんでねえだ。」ぷんすか。

彬羽「Σ怒る様な事か!?」



蒼月「大の男が幼女に怒られんなよ デリカシー無いな。

成る程ね それでなんか気合い入ってたんだ」ふむふむ

九尾「お主普段アレじゃのに こういう話は人一倍出来るのー」

蒼月「其処らのモテない奴等とは違うからね

ま、いきなり結婚しろはどの種族でも正直ムズいと思うよ?
そもそもあの人難易度高そうだし」

九尾「んー。わちもなあ
ひたすら押せ押せだけでなく さりげないアピールはちまちましとんのじゃよ」むう。

家康(からの毎度タックルだけどね。)洗濯物ぐしゃぐしゃ。


小太郎「アピールてどんな?」わおんっ


九尾「まず好みがまっったく解らんのでな
古今東西の美女国籍各種から ロリから可愛い系 なんならウルトラ年上まで化けて どれでも好みのゲット出来るぞアピールしとる」

蒼月「Σなんでそれで不服なの!?」

小太郎「Σチョロいなお前!!」

蒼月「えー だって何ならその日の気分で姿変えて貰えるじゃん
うわ良いなー」

九尾「わちお前は要らんぞ
けど、じゃよなー? 日替わりOKじゃぞ?
わち1人で美女数人囲っとるのと同じなんじゃぞ。何がいかんのじゃ!?」


彬羽「内面じゃないのか?」ボソッ

一二三「彬羽さん。もう向こう行くだ。」ぐいぐいっ


小太郎「Σあ。九尾固まった。」

蒼月(まあうん。そうだよね)目そらしっ




間。







粋「たっだいまー 外変な雨でベタベタ気持ちわりー

Σうお何事!? 」びくっ


九尾「こちらがチベット奥地系美女 やや性格きつめのイメージじゃ」

蒼月「Σおおお!いいじゃんっ 目力最高っ!」ひゃほうっ



粋「何だこれ何の店?」

家康「えーと。

要するにお前のお兄ちゃんがトンズラした結果こうなりました。」

粋「Σどこをどう要したのか解んねえ!!」


九尾「で、こちら シルクロードの踊り子。
ロリフェイスにセクシーバージョンじゃっ」どろんっ

蒼月「おおおおおー!」ぱちぱちぱちっ


粋「Σマジで何の店だ洒落になんねえええ!!」ひいいっ

九尾「いちいちコレくらいで騒ぐな
さてはお前モテぬな。」ふっ

粋「Σ煩えよ!胸張るな!!」

九尾「いやだって 普通喜ぶじゃろ

こっちの殿なんぞ女に慣れとるのか無反応じゃがの。」

家康「ごめん。私若い子興味ないから」しれっ

九尾「Σそっち!?」

小太郎「家康メンタル強いな」わおんっ




九尾「Σはっ!まさか だーりんも!?
若いのには興味が無かったのか? それなら説明が行くやもっ」

粋「Σはっじゃねえよ! うちの兄貴勝手にマニアにすんなよ!!」

九尾「いや。兄弟とは言え趣味や性癖まで知らんじゃろ?」

粋「Σう!」

九尾「むしろ身内のが知ったらキツイじゃろそういうの」ずいっ

粋「Σう、うううっ!!」



小太郎「なんで白を年上マニアにしたいんだろ」

蒼月「多分 九尾ちゃん自身が大妖怪だからだね

女の子だしトシ気になるとかその辺じゃないの?」

家康「何だろうね こういう話題のお前の安心感」うーん。

蒼月「そいや馬鹿殿 昔人妻と偉い修羅場起こして部下に反乱起こされかけたらしいね
人の物はダメでしょ。歯止め利かない年頃だけどさあ、どんな10代だよ」はーやれやれ

家康「Σうおう!うちの軍師どこまで愚痴ってんの!?」

小太郎「お前なあ」ドン引き。




九尾「ちなみにそう言う趣味の場合 どれくらい年上が目安なのじゃ?」大真面目っ

家康「Σ人によるから!てかそこまで語りたくないんだけど!!」

小太郎(そもそも家康って こんなんだけど結構なトシだよな)うーん。





粋「なんか 俺この話題入ってちゃいけない気がするなあ ん?」

白「あれ?まだ何かやってるのか」ひょこっ

粋「Σだー!兄貴今出てくんな!ややこしいから!!」



九尾「よしゃだーりん。

まずは軽く 後家さん風色年増 料亭の女将バージョン。いかがじゃ?」しな作りっ

白「何がいかがなんだ。」



家康「Σあれっ もっと上!?」

蒼月「何だ 馬鹿殿案外良い趣味してんじゃん」ほうほう。





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石燕「で、逃げて来たんすか?」

白「お前の部屋 なんか怖いって九尾入りたがらないし」うん。

石燕(与一)「壁1面地獄絵図だからな。
取り憑いとる私でもキッツイわ」どろんっ



白「趣味とかそれ以前にな

じじいがいい加減曾孫見せろって 見合い話どんどん持ってくるからなあ」見合いの似顔絵どささささっ

石燕(与一)「また押し付けられたのか」うわあ。



白「山盛りの人相書みたいで怖いしな」むう。

石燕(与一)「あー 単品で見ればどれも中々
まあ コレだけ話来てたらそりゃ逃げたくもなるか

で、九尾はまだ荒ぶっとるのか?」


白「なんか情緒不安定だから アジの干物やったらキゲン直った」

石燕(与一)(脈はないが不幸では無さそうだな。)うむ



白「なんか毎年この時期皆凄いんだよな 何でだろう」はて。






彬羽(この場合 説明しても一二三に怒られんのだろうか。)うーん。


千様「廊下で何してんの?」






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