白「ムシ暑いな」髪の毛三つあみ編み編みっ
粋「そりゃこんだけボコりゃーよ」ドン引きっ
ちんぴらA、B「マジですんませんでしたああっ！！」ボコボコ土下座っ
白「簡単に人に絡むなよ
次見たらボコボコじゃ済まないぞ」しっしっ
ちんぴらA、B「はい！失礼しますっ」ダッシュっ
粋「どんだけ怖かったんだよ
すんげー解るけど。」苦笑。
白「役者業コレが面倒なんだよな
目立つなって 目立つのが仕事なのに」むう。
粋「いや兄貴は普通にめちゃ目立つ まあいいや。
それより 意外と見逃すよなー」
白「ん？」
粋「ほらだってよ
兄貴って 自分の匙加減1つでこいつアウトーってなったら合理的に抹消出来る立場じゃん？有る意味閻魔のオッサンらと同列だろ？
普通の奴がそんな肩書き持ったらさあ
白「そのノリじゃないから俺なんだと思うぞ。」うん。
粋「だな。 この町めちゃ治安悪いし」納得。
白「その感じでボンボンやっちゃったら 人間ほとんど居なくなるぞ」真顔。
粋「Σいくら何でもそこまで酷くねえだろ！？」ひいいっ
白「どうなんだろな？
絶対に何が何でも良い奴って居ないってバカラスも言ってたし」むう。
粋「へ？そなの？」
白「えーとな。 人間にはせいぜんせつとか 何かその逆とか有って 生まれた時は善なんだけど育ってると汚れて嫌な奴になるって考えがあるしくて
けど、善悪自体が人間が後から作ったものだから この考えはおかしい とか何とか」えーと。
粋「兄上。めちゃいらん事教育されてませんか」うわあ。
白「一般常識はどうせ忘れるから これだけは立場上知っとけって。」むう。
粋(Σ副官めっさ苦労かけてごめん！)
白「まあそんなだから多少はしゃいでやらかしても仕方ないかなって
で、1回目で言ってダメなら次容赦しなきゃいいかなって」
粋「あーまあ 確かに
あんなん有って歯向かう馬鹿もそうそう居ないだろけどさ」
白「この前じんぎじんぎオトシマエとか言ってる奴等が数増えて御礼参りに来たけどな」
粋「ちょい待て あの騒ぎ兄貴かよ。」
白「終わった後の処分は挿音に頼んどいた ああいうのの専門家だし。」しれっ
粋「Σホント容赦ねえええ！！」ひいいっ
粋(ソイツら指残ってるかな)背筋ぞわっ
白「お前いちいち物事オーバーに考えてないか？」
粋「Σ兄貴は楽観視し過ぎ！！」
白「そういや バカラスも前科持ちだっけ
自分がはしゃいだのめちゃ後悔してるんだな」てくてく。
粋「Σあ。偉くピンポイントだと思ったらそういう事！？」
白「昼休み終わるぞ
見習いが遅れたら 下っ端期間延びるぞ」
粋「Σえ。嘘っ やべ！頼まれてた茶菓子買ってねええ！」ひいいっ
物陰。
酒呑童子「なあ、俺は何度もケンカ売ってんのに毎度見逃されてるのは何でだ？」困惑っ
茨木童子「弟の寝小便くらいにしか思われてないんじゃね？」
酒呑童子「Σえ。アイツそうなの！？」
茨木童子「Σ例えだ例え！！そのくらい あーまたかよ。で呆れて終わるくらいなんじゃねえの？」
酒呑童子「Σいやいやいや！俺のがよっぽど年上だし！
えええ！やらかしてる扱いさえされてねえの！？」
茨木童子「長く生きてる自覚あんならもうちょい落ち着けよ
つーか 良いトシしてツッパってないでそろそろマトモな鬼になれよ」はーやれやれ。
粋「Σうお！お前ら なんで居るの！？」茶菓子抱えっ
茨木童子「ちょっと酒の買い出しに。」
酒呑童子「ほっかむりしてるから問題ねーだろ。」けっ
茨木童子「こいつ1人だと何やらかすか解らなからさー
毎度付き添い居るんだよなあ」ため息。
粋「あー。図体だけ筋肉バカの幼児みたいなもんか
お前も大変だなあ」うんうん。
酒呑童子「Σ言っとくけどな！お前すっげえコイツにに馬鹿にされて Σあだあっ！」
茨木童子「あ。ごめん瓢箪多すぎて当たっちまったわ」しれっ
粋「お前らも大概上下関係おかしくね？」
白「図体だけ筋肉の幼児って 想像したら気持ち悪いな」ひょこっ
酒呑童子「Σうっわあああああ！！！」びくうううっ
茨木童子「あー 内心ビビり倒しなのバレてるから 今更シメる必要も無いのか」うん。
酒呑童子「Σはああ！？だだだだ誰がっ！！」
白「茶菓子買うなら 栗饅頭も欲しい」
粋「Σもう買って来たんだけど！？」
白「俺が使いっぱにしてるって言ったら遅刻にならないし
ほら 仕事の上では上司で御師さんだぞ 行け行け」しっしっ
酒呑童子「Σガン無視するなこらああ！！」
ま、討伐されるよりはマシだな)うんうん。
