小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

6月3日

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江戸城



千様「石燕さん まーた閉じ籠ってるの?」

家康「みたいだねえ 城汚しちゃいけないからって絵も掛けないみたいだし、そもそも人間多いとこ嫌いだし
ストレス半端ないみたいだよ?」うーん。



挿音「あー 面倒せえな とっとと家直しゃいいんだろ?
今日も現場監督行ってくら」ちっ




蒼月「忍より大工の兄ちゃんのが合ってるよね あの人。」

小太郎「言われてみれば確かに」わおんっ




彬羽「こら石燕!いい加減慣れろ鬱陶しい
せめて布団部屋はやめろこら ん?何だこりゃひっかかってるな」襖ぐぐっ


千様「あー そこ、つっかえ棒してるみたいよー?」

ばきゃ

襖すぱーん!
シロ「Σ躊躇ゼロで力押しっ!!」

家康「Σお願い城壊さないでええ!!」ひいいっ





彬羽「ったく ただでさえ雨でジトジトジメジメ鬱陶しいってのに!
こら石燕っ いい加減にしねえとカビ生え ん?」



千様「何?どしたのー?」

蒼月「あ。ひょっとして マジでカビてるとか?」あははっ



白「カビじゃ無くてキノコだな。」うん。

石燕「こんな姿見られたく無かったから閉じ籠ってたのにっ!!」 肩からキノコにょっきり。


一同「Σ本気で生えてる!!」ひいいっ




間。





粋「うわ、マジでキノコだ」うへー。

シロ「風通しが悪いと人体にも生えるのか」ふむ。

蒼月「普通生きてる内は生えなくない?」


石燕「不健康過ぎて 生きながらにして死体と思われたんすかねえ」遠い目。


千様「そんな事有るの?」

彬羽「どんだけうっかりなキノコなんだ

ちょっと待て。 単に着物から生えてんじゃないのか?」


石燕「直に菌床になってるっす。」肩口めくりっ

彬羽「・・すまん。どうフォローすれば良いのか解らん」困惑っ



千様「ちゃんと毎日お風呂入ってた?」

石燕「Σ不潔にはしてないっすよ!?」



粋「え?アレ大丈夫なのかよ
キノコって根っことかねえの? 石燕の体大丈夫なのかよアレ」おろおろっ

家康「案外既に体内はキノコに支配されてて それ故に石燕ちゃんは今日まで人間離れした能力を発揮してた。

とか?」うーん。

石燕「Σもはや8割キノコ!?」がーん!


シロ「恐ろしい話だな」鳥肌っ

蒼月「もはやホラーじゃん
ん? どしたの 珍しく真顔で。」


白「鶏ガラ。」ボソッ

石燕「Σすんませんね! インドア派なもんで!!」

白「そうやって日陰にばっか居るからキノコになるんだぞ。」むう。

粋「いや普通ならねーから。」




白「そうか。不健康でキノコが生えてるなら 健康になればただの石燕に戻るかもな」ふむ。

石燕「ヘ?」


白「よし、とりあえず栄養だ
丁度おやつの豚の角煮饅頭が「Σおやつにめっさ高カロリー! Σもがああ!!!」じたばたっ


千様「Σ白君ストップストップ!!お水もあげてえええ!」

家康「Σ水分無しの饅頭はつらいっ!」ひいいっ






蒼月「で、冗談抜きで有り得るの? こんなの。」

彬羽「実際生えてるって事は有り得るんだろうが
普通 体に異物が入ってきたら免疫ってのに殲滅される物なんだがな。」困惑っ

小太郎「普段から与一って異物混入してるし 石燕の免疫って適当なんじゃないのか?」わおんっ

一同「Σ確かに!!」




石燕(与一)「Σ誰が異物かああ!!!」どろんっ


家康「あ。普通に中身与一さんとは入れ替われるんだね。」ふむ。

石燕(与一)「Σ当たり前だ! キノコなんぞに負けてたまるか!!」




白「ん?でも ちょっとだけ体乗っ取りにくかったりしなかったか?」

石燕(与一)「へ?
い、言われてみればそんな気も?」うーん。


粋「兄貴? ひょっとしてこれ普通のキノコじゃねえの?」

白「んー。微妙だな

ちょっとお前 キノコつついてみろ」

粋「Σえ。うわ 何か嫌だなー」


おそるおそる突っつきっ




ぼふっ!


千様「Σぎゃー!胞子いっ!!」ひいいっ

粋「Σだああ!ごめんなさいごめんなさいいいっ!!」ひいいっ



家康「Σ何!?キノコなんか怒ってる!?」ひいいっ

彬羽「いや単に刺激で傘が開いただけだろ。

ん?」


カイコぱたぱたっ


蒼月「あれ カイコちゃん?」




ずびしっ!びしっ べしっ!

キノコぼふっ!ばふっ!! ぼはあっ


粋「Σいやお前何してんの!?」

石燕(与一)「Σ胞子で前が見えん!!」ひいいっ



白「やっぱりか」ふむ。

家康「Σ何がやっぱりなの!? 怖いよ何これ!」

白「このキノコ カイコの餌横取りしたから怒られてるんだ」

シロ「ん?カイコの餌というと」ちらっ



粋「Σ俺!?」

彬羽「成る程。正確にはお前の生体エネルギーか」ふむ。



蒼月「あ。成る程ね。

生体エネルギーとは違うけど このモヤシ、霊力なら人間やめてるレベルだし。
そのエネルギー吸い上げる為に寄生されたとかそんなの?」

彬羽「もしくは 偶然何処かで胞子を拾ってきてしまい、霊力が高いから一気にここまで成長した。とかそんな所か」

千様「Σげ。そんなキノコ有るの!?」




家康「そう言えば 江戸城にも有るんだよね
天海の謎コレクション室。」

一同「絶体それだ。」



粋「えーと。お前か石燕 それっぽい所入った?」

石燕(与一)「へ?
あー そう言えば あまりにも閉じ籠っておるので 心配した魄哉がコレクション室見せてくれはしたが」

蒼月「ピンポイントかよ。」

家康「胞子漏れてたんだね 成る程」うわあ。





千様「コレクション室危険って言っとくわ」すたすた。


白「で、結局キノコ引っこ抜いていいのかな?」

蒼月「えー。引っ張ったら内臓ズルッと取れたりしない?」

粋「Σ怖えよ!!」ひいっ



彬羽「飛天に菌類をを枯らせる薬オーダーした方が良さそうだな」うむ。

シロ「だな、万が一という事もあるからな。」うむ。





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江戸城 天海様のお部屋】



魄哉「Σどどどどうしたんですか!そのキノコ!!」ひいいっ

千様「あらー?キノコってまだ話して無いわよー?
ま、いいわ あのね石燕さんの肩からキノコが生えてて
何でも霊力栄養に育っ「鏡子さん!千様に鏡見せてあげて下さい!!」ひいいいっ













白「そういや俺らも胞子かぶったな。」キノコっ

蒼月「だね。 でもって霊力つか妖怪だもんね。」にょきにょき。

一二三「あれ?彬羽さんオシャレだか?」
彬羽「見るな。」にょきっ




小太郎「Σぎゃいいん!粋がキノコに埋まってる!!」ぎゃおおんっ

シロ「Σうおおすまん!気色悪い!!」ひいいっ

粋「」

カイコぱたぱた怒りのびしばしっ!



家康(霊感ゼロで良かった!)心臓ばくばくっ





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