小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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4月10日

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家康「へー。また江戸城に鬼が出たんだねー」瓦版ぺらり。

粋「あの、兄上?」

白「芝居小屋燃えたまんまだから暇なんだ」しれっ



挿音「俺らが警備の手伝いやらせてるだけだから問題ねえぞ?
つーか。常に人手不足だしマジ助かるわ
このまま芝居小屋復活しなきゃ良いんだけどなー」キセルすぱーっ

粋「Σ良くねえよ! 俺見習い泊まりで放置かよ!!」


白「けど、夜出てると昼間眠いな」あくびっ

千様「あー。体内時計ズレちゃうわねえ」

シロ「こいつはズレとらんでも常にこんなでは無いか?」



魄哉「調度良かった ズレついでに1つお願いがあるんですが」いそいそっ

白「さて、昼寝するか。」ごろんっ


魄哉「Σ何故に!?」

千様「最近アンタが変な事ばっか頼むからよー?」

魄哉「Σこちらは常に大真面目なんですが?」えええっ



石燕「まあまあ、いったい何があったんすか?
愚痴くらい聞くっすよ?」

魄哉「くっ 解りやすく寝たフリされちゃっててますし、仕方無い。

実はですね
ほらこの国の寺子屋って お寺の敷地の掘っ建て小屋とか古い建物再利用とかでやってるじゃないですか?」

家康「あー。だねえ」うんうん。

魄哉「で、春の嵐やら台風やらで結構気軽に吹き飛ぶんで再建とか大変なんですね。
で、 国の未来を担う子供達の学び家を頑丈なのにしたいと思いまして」


石燕「めっちゃサラッと凄い事流してないっすか?」

家康「何?寺子屋そんなふっとんでるの?」

魄哉「ボランティアで貸し出されたり 急遽こしらえました系のがほとんどですからねえ。
ほとんどが耐久力は無いんですよ」

粋「ガキんちょ達 すっげえ危険な所で学問してねえ?」

魄哉「ええ。ですが国全体に幕府直営でがっちりした建物を作るのは経済面から難しく、
色々考えた結果

耐久力のある外国の建物を安く売って貰い、軽くバラしてこちらで組み立て直せばめちゃ安くつくんではと思い立ち 今回テストに踏み切ったわけです!」びしっ

千様「どう考えてもそっちのが高くつかない?」



彬羽「向こうからしたら処分したいが頑丈で手のかかる粗大ゴミ。
そこは交渉次第だ」

魄哉「輸送費は まああれやコレやでほぼタダですからねえ」にこにこ

粋「Σえ。どうやって!?」


白「海坊主とか化鯨が海に捨てられるくらいならって持って来てくれるんだ。」

石燕「あー。成る程。」ふむふむ。

粋「兄貴 寝てんじゃなかったけ?」

白「Σあ。」



魄哉「で、この度試作の建物が一軒建ったわけですが

向こうでは学院と呼ばれて居た物だった為 七不思議も一緒に持って来ちゃったんですよねえ」困った困った。


白「俺聞こえない。」座布団かぶりっ

彬羽「いや こりゃ海外の奴等がガキ共に悪さしたらまずいだろ総大将。」


魄哉「多少ウロチョロしても構いませんが
ダイレクトに危害与えるのはやめる様 軽くヤキ入れお願いしますね。」にっこり。

白「石燕 お前らグルだろこれ」むう。

石燕「あっし一人じゃ危ないから見に行っちゃダメって言われてんすもん。

外国の妖怪楽しみっすねえ」にっこにこ。



蒼月「下手な妖怪よりタチ悪いよねコイツ。」うーん。

シロ「お前が言うか。」





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【元某国学寺子屋予定地】





家康「あれ?コマちゃんも一緒?」

コマ『彬羽さんが夜目が利かないそうなので。』筆談書き書きっ

蒼月「あー。コマちゃん目から灯り出るもんね」


白「あれ?お前大丈夫か?」

粋「へ?何が?」

シロ「何がも何も これはいわゆる肝試しだと思うのだが」

粋「Σえ!うっそ なに!?海外の奴等ってそう言う!?」ひいいっ

蒼月「なーんも考えないでついて来たんだね。」ああうん。



家康「Σだああ私も帰るー!
天海!挿音 殿もお仕事手伝うからああっ!!」ひいいっ

シロ「Σお前もか!」



白「帰るんなら 朧車に言えば良いぞ」

朧車(大人数対応 特大サイズ)「・・・。」ギロッ


家康「・・やっぱ、私も見て回ろうかな」後ずさりっ

石燕「そっすよー
子供は国の宝 その学び屋っすからねー
さあ皆でゴーっす!」わくわくっ

千様「石燕さんはしゃいでるわねー」あらあ。

蒼月「あれ?千ちゃんも来たの?」

千様「だって面白そうじゃない。」ほほほっ


粋・家康(Σ強い!!)




白「じゃ七不思議だし七ヶ所回れば良いんだな?」

一二三「んだな。コマちゃんもうちょいこっちに灯りくんろ。地図見えねーべ。」背伸びっ


シロ「Σうおい!何故に一二三が居る!!」

一二三「子供が遭遇して泣かない程度の怪異ならシバかなくて良いって話だべ。」

彬羽「つまりはバロメーターだそうだ
俺としては夜更かしはどうかと思うがな。」憮然っ



一同(Σバロメーター基準にしたら 普通のガキ共泣く泣く!!)



白「ちゃっちゃと終わらそう
あれ?これ入り口開かないな?」あれ?

一二三「外国の玄関は戸引っ張るんだべよ。
おじゃましまーすだ。」

ドアぎいい。




彬羽「こりゃ面倒だな。
蒼月 静御前の笛は有るか?」

粋「Σえ」びくっ

蒼月「入る前からコレかよ。
ほら雑魚散らすから さっさと入んなよー」

ピーヒョロロローー。





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【右ルート組】


蒼月「一二三ちゃんの睡眠時間に配慮して手分けして終わらせろって話だったけどさあ」

家康「うん。あの、どんどん先行って良いからね?」

蒼月「人を盾にすんなよ。

マジでこれ 空気淀んでるよねー。
えーと。何々?俺らの担当は

げ。厠!? うわ嫌だなー」メモめくりっ

家康「え?そなの?
でもほら ほら女子の方って

蒼月「さすがに厠で喜ぶ趣味無いよ」


一二三「んじゃおらはこっちの調べて来るだ」すたすた。


家康「Σ一二三ちゃん!?そっち男子の厠なんだけど!」

一二三「今は誰も使ってねえだ。」きっぱり

蒼月「マジでメンタル強いなあの子」うわあ。

家康「Σえ、ちょっと彬羽は!?
保護者どこっ!?」おろおろっ

コマ『先程 正面玄関の丈が足りず思いっきり頭面を打ち付けたので救護室に「Σしょっぱなから離脱!?」ひいいっ

蒼月「Σガキ向けの建物にあんなデカイのそのまんま入れるわけないだろ!」

コマ『近眼の上 夜目が利きませんからねー。』筆談




一二三「えーとここは 赤マントさん?

個室に入ればいいだか?」

蒼月「Σえ! ちょ一二三ちゃん待ってそいつはヤバイ!!」


家康「え?え?何!?名前からして変態!?」

蒼月「変態っちゃ変態だけど 物理的に危ない奴っ!うわ嘘鍵かかった!!」がちゃがちゃっ



『赤いマントと青いマント どちらがお好き?』


家康「Σいっ!?」びくっ

一二三「? えーっと」


蒼月「Σ答えちゃダメ!どっちに答えても赤なら血まみれ青なら青アザだらけになっ




ごすっ。




家康「あのお前 夜目利かないんじゃ無かったの?」うわあ。

彬羽「見えねえなら音を頼りにすりゃいいだろ」ごすっばきゃっ

蒼月「あのさ。学校の怪談って馬乗りで殴り倒すもんじゃないと思うんだけど」引っ。

コマ『赤マントでも青マントでもなく 最早全身紫ですね。』南無。

一二三「何がどうなってんだべー?」背伸びっ

コマ『子供は見てはいけません。』目隠しっ



家康「扉もげちゃったけど、直るかなこれ。」うーん。




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【左ルート組】


粋「ヤベエよ 絶対なんか出るよー」ひいいっ

シロ「だから来ておるのだろうが」

粋「Σそりゃそうだけど!!」

シロ「心頭滅却すれば火もまた涼し。
化け物ごときでぎゃあぎゃあ抜かすな」

粋「化け物でぎゃあぎゃあ言わなきゃどこで言うんだよ!!」



千様「あら? 此処じゃない?」

石燕「あ、そっすね。 音楽室

向こうではピアノってのを置いてたみたいっすが こっちでは主に琴やら笛やらを置いてるらしいっす。」

千様「へー。」

粋「Σえ!この流れはっ」

千様「あー。夜な夜な誰も居ない部屋から音楽が鳴り響く的な?」



白「ん? ちょっと静かに。」しーっ

シロ「む! 何か聞こえるな」ぴくっ

粋「Σひいいいっ!!」びくうううっ


千様「Σコレはっ」はっ!





一同(Σ普通に演奏上手っ!!) おおっ






シロ「・・・何か害が有るか?」

白「無いな 次行こ次」すたすた。


粋「Σえ、ちょ 助かるけど!ええっ 終わりっ!?」


石燕「こういうのって 怖くないなら怖くないで肩透かし食らっちゃった気分になるんすよねー。」あははっ





白「何ガンつけてるんだ。」

目玉びすっ

肖像画「Σおおう!?」ぐはっ


シロ「ふむ。 二つ目片付いたな。」うむ。

粋「Σ早い早い早い早い!」

石燕「ダイレクト目潰しはやめたげやしょーよ。」



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【再び右ルート組】





鏡の中の少女「あなたも大変ですねえ」あらまあ。

鏡子「いえ何も
無関係 ですし」出張用手鏡っ


蒼月「Σしまったああ 鏡子ちゃん連れて来てたの忘れてたああ!!」ひいいっ

トイレのジャスミンさん「彼女持ちで他の女を呼び出すとか有り得なーい」ぷんすかっ




家康「あのー。なんでこの子等 揃いも揃って男便所に居るの?」うわあ。

彬羽「さあな
どっちにしてもガキに害は無いだろ」

一二三「蒼月さんが一番教育上悪いべ。」うん。


コマ『パラダイスの様ですし 此処に捨てて行きましょうか?』カタカタ

蒼月「Σだああ見捨てないでー!!」ひいいっ




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【左ルート組】




白「えーっと後何個だっけ?」

千様「殿達がこっちルートで回って来るからー。
あーこっちは後1つ それで裏庭で合流ね」地図開きっ


シロ「後1個? 早い物だな?」ふむ。

粋「七不思議だもんよ
そりゃ手分けすりゃすぐ終わるって
ほら とっとと終わらせて帰ろう」びくびくっ



白「ビビりだな。

で、石燕 さっきから何してるんだ?」

石燕「はい?

あ、鬼門の乱れみたいなの見っけたんで 魄哉さんに貰った御札で軽く修復をと思いやして」修復完了っ

千様「あら? それって」メモ開きっ




『左ルート組 七不思議三つ目。
四次元ばばあ。』



シロ「終わったようだな。」うむ。

白「七不思議。六不思議になっちゃったな。」うん。



石燕「Σえ。四次元ババアって 鬼門に引きずり込む系の妖怪なんすか!?」がーん。

千様「人の世じゃ無いお化けが居る所って そうなんじゃ無いの?」

石燕「Σ出て来る前に蓋閉めちゃったっすよー!!」うわああっ

粋(ビビりの俺がビビる暇もねえわ。)






白「じゃ 最後裏庭か
向こうの奴等待ってなくちゃダメなのか?」

千様「えー。特に待ってなくても良いと思うけど?」




粋「あ、とか行ってたら来た来た」

シロ「蒼月やつれとらんか?」



家康「お待たせー。いやー修羅場修羅場」あっはっは。

粋「お化け屋敷で修羅場ってどうやったらそうなんだよ。」


コマ『ぶちギレ鏡子さんパスです。』手鏡ぽいっ

白「なんだ女お化けに手出ししたのか。」手鏡キャッチ。

彬羽「察しが早いな」うむ。




千様「はーい。皆揃った所で上に注目ー。」


一二三「上?」見上げっ





千様「最後の七不思議。月光で動き出すガーゴイルよー」

ガーゴイル「クエエエエエエッ!!」羽広げっ







白「寺小屋にアレ要るのか?」はて。

シロ「無くても困らんだろ。」きっぱり。

彬羽「だな。返品するか」メモメモっ

ガーゴイル「Σクエっ!?」びくっ



家康「いやだって。 明らかに襲いますよって感じだしね」うん。

粋「つーか。なんでアレまで付け直したんだよ」



蒼月(ガーゴイルが気の毒になってきた。)ほっぺたヒリヒリ。

石燕「ひょっとしてアンタ 怪異にビンタ食らったんすか?」





ガーゴイルの頭の中( 返品→ 本国送り返し→棲み家のみ海の向こう→宿無し→

野良ガーゴイル待った無し!!)




ガーゴイル「クエエエエエエッ!!」ぶちギレっ!!

シロ「Σうお!なんかヤケになっとるぞ!!」

家康「Σまずい! 落ち着いて!このメンツに喧嘩売っちゃダメー!!」ひいいっ




白「喧嘩するのか?」※竜神

粋「お? ホラーじゃなきゃ怖くねーんだぞ?」※瑞獣勾陣

彬羽「早く帰らねえとガキの寝る時間過ぎてんだろっ」※烏天狗(子育てイライラ中)

蒼月「えー 負傷者だし帰って寝たいんだけど」※暴食蛇

石燕(与一)「大人しく石のままで居れば良かった者を」※日本史上一の弓使い



家康「一応私も銀の弾丸持ってきてるけど?」銃じゃこんっ

シロ「いや。要らんだろ」

千様「シロ君冷気が漏れてるわよー寒いのー」ぶるっ





ガーゴイル「・・・くえっ」服従


鏡子「うん。それが良いですねー」うんうんっ





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挿音「ほー。月光で動くってか
それこそ夜間警備向けじゃね?
親父 いらねえんならコイツくれや」

ガーゴイル「Σクエッ!?」


魄哉「えっと 備品としては僕は別に
ですんでガーゴイルさんの意見を尊重したく「くええええ!!」羽バタバタっ


石燕「再就職先見つかって良かったっすねー。」


挿音「うちのメンツは基本はみ出し者だしよ。
ま、上手くやろうや」肩ぽん。

ガーゴイル「クエーッ!」ばっさばさっ

千様「良かったわねー。」のほほんっ



白「ん?て事は 昼間江戸城のしゃちほこが1つ増えるのか?」

魄哉「Σはっ!」

シロ「前衛的なデザインと思えば 有り か?」うーん。



蒼月「あれ?バカラスは?」

一二三「帰るなり爆睡してるだよー」

蒼月「Σあいつが一番眠かったのかよ!?」

一二三「おらお目目冴えただ。」むう。



挿音「つー事で明日から夜勤はガーゴイルに手伝って貰うからよ。お前も寝てて良 早えな」

白「すやー。」ぐう。



千様「皆お疲れ様ねー」あくびっ




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