小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月3日

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茨木童子「全く 馬鹿につける薬が欲しい」はーやれやれ。

蒼月「いや何でうちに上がり込んでんのアンタ?」



家康「いやー何か沈痛な面持ちでその辺うろうろしてたからさー
連れて来ちゃった」へらっ

蒼月「Σ落ちてたからって鬼拾って来んなよ!犬猫じゃないんだよ!?」



石燕「あっしの時と同じノリっすねえ」うわあ。

小太郎「ん?なんだ あいつもここに居候する流れか?」わおんっ

茨木童子「Σここお茶御馳走になったらそんなフラグ立つの!?」



小太郎「いやフラグって言うかさ」



千様「きゃー茨木君久しぶりー
元気にしてた?」

茨木童子「Σ!」びくっ


小太郎「お前気に入られてるらしいぞ。」わおんっ






彬羽「・・・散々ぶちのめした手前 居候仲間になるのは抵抗が有るんだが」真顔。

白「無いだろ 安心しろ」即答。



茨木童子「Σあ、えっと
お勤めご苦労様です」土下座っ


白「うん。多分それ使い方違うな」

粋「確かに仕事行ってたけど 兄貴ヤーさんじゃねえから」


白「で、どうしたんだ
鬼がその辺ウロウロしてると狙撃されるぞ」

茨木童子「Σこの町おかしい!!」ひいいっ



家康「なんかストレスたまってるみたいだよ
その子気い使いっぽいからねえ」あははっ

白「酒呑童子か。」ふむ

茨木童子「Σ即効バレた!」

彬羽「アホの副官てのは苦労するな」うんうん。





千様「? 思ってた数倍仲良し?」

蒼月「うん。あの鬼 ここの人間よりは常識人みたいだしね」

家康「えー 私は常識人だよ?」

石燕「あっしはちゃあんと普通じゃない自覚はあるっすよ?」きっぱり






間。







白「ツノ有るとな よく生まれる前に親の腹に刺さらなかったなあって思うよな。」

茨木童子「Σあ!それそれ
生まれる前からギャンブルって言うか こんなん邪魔なだけ ですよねっ」おおっ


家康「立場が上の人にはちゃんと敬語なんだね。」ふむ。

彬羽「どんな会話だ」

粋「あー確かに。
母ちゃんの腹根性あったんだなあ」しみじみ。


小太郎「和気あいあいだな?」わおんっ

千様「よし 白君そのまま仲良くなって居つかせちゃって!」拳ぐぐっ


蒼月「千ちゃんなんでそんなにあのヤンキー崩れがお気に入りなの?」

石燕「メンタル弱そうな年下が好みなんだそうっす。」


千様「そうよー。そういう子をからかったりー
何かあった時メンタルやられて半泣きとかってのが大好物なの。
だから粋君とか たまにぶっ壊れる飛天君とか好きよー」のほほんっ


白「ここに居着かない方が身のためだな。」うん。

茨木童子「そっすね。」うわあ。




家康「あー 天海もああ見えてあんまメンタル丈夫じゃないしね」ふむふむ。

千様「あ、タメはパス
あくまで年下前提で。後あいつは何か違うわー

て事でシロ君。辛い事があったらお姉さんの胸で泣いて良いのよ?」

シロ「全力で拒否する」真顔。



小太郎「シロはある意味一番精神強靭だけどな」わおんっ

粋「うん。少なくとも俺よりは強えーわ。」うんうん。



千様「そうよー
だからメンタル弱い子ゲットしようとしてるんじゃない。」

茨木童子「いやどういう事?

えーとその そういうのは抜きにしても俺はそろそろ戻ろうかなって」

千様「えー!」

白「その方が良いな。
千様怖いし」

茨木童子「総大将が怖いってどんだけなんすか

そうじゃなくてその 正直大江山ってはみ出し者の集まりじゃ無いですか」

彬羽「だな。
会話が成り立たねえ奴等がほとんどだな」

茨木童子「その、俺自身メンタル弱いし そんなしっかりしてないけど

なんせ山の大将がアホなもんで
ほっといたらどうなるのか そっちのが怖いなーって」苦笑。



粋「苦労が染み付いてんなあ」

シロ「鬼の癖に御人好しな」うむ。

茨木童子「だからその、元気無いからって声かけてくれたり冗談でもここ居ろとか言って貰えて嬉しいんですけど。
やっぱまたケンカ売る事になりそうですんません」ぺこり。

彬羽「そりゃお前の勝手だろ
そん時ゃ加減しねえだけだ。」あっさり

家康「妖怪はホントその辺さっぱりしてるねえ」うんうん。



魄哉「話は聞かせて頂きました。」ひょこっ

蒼月「あれ?ジジイ帰ってたの?」

魄哉「実は白君達とほぼ同時に。
興味深いので身を潜めて盗み聞きしてました。」眼鏡きらーん。

シロ「無駄に潜伏クオリティ高いな。」

魄哉「伊達に天海やってません。」


茨木童子(Σそういやコイツら人間の偉い奴等だった!!)はっ




魄哉「という事で 茨木童子君」くるっ

茨木童子「Σはいい!!」びくっ





魄哉「辛かったら何時でも逃げてきて良いですからね?
僕は君の味方ですよ」

茨木童子「Σめちゃめちゃ恐れ多いんですけど!!」ひいいっ



家康「あのー天海?
ひょっとして アホな上司持った副官にすごーく親しみ沸いちゃってる?「言うまでもなく。」きっぱり




千様「ですってー お姉さんも待ってるわよー」にこにこっ

茨木童子「Σへ? あ、はいっ」距離取りっ

千様「なんで逃げるの?」



シロ「恐ろしいからであろうな」うむ。

石燕「草食系の野郎はぐいぐい来られると引いちゃうもんなんすよ。」

千様「あら、草食の代表が言うならそうなのかしらね」ちえー

石燕「間違ってないんすけど なんか傷つくっすね それ。」


蒼月「せめて雑食くらいになれよモヤシ野郎
あ、そっかー 食べたくても食べられないタイプ?」ふふんっ

石燕「蒼月さんみたいに肉ばっか食ってると 変な病気になりそうっすからねえ」けっ


家康「こら お客さんの前で下品な話やめなさいっての。」




茨木童子「えっと。
んじゃ そういう事でこの辺で失礼します」ぺこっ

魄哉「おや。そんな怯えなくても
辛くなったら言って下さいねー
最悪千様は座敷牢にでもぶちこみますから」

千様「Σちょっと酷くない!?」きいいっ




茨木童子(どうしよう ちょっと楽しそうだ)ちょっと躊躇。


粋「あ、あのさあ
俺が言うのも何だけど

お前多分さ ちょくちょく遊びに来るぐらいのが良いと思うんだよな
あの姉ちゃんは関係なく」

茨木童子「へ?」





白「確かにちょっと大人し過ぎるもんな」

挿音「なんだ?大江山の鬼じゃねえかよ
昨日の節分で鬼祓ったとこじゃねえのかよ?」ああ"?




茨木童子「Σすんません!お邪魔しましたあっ!!」ダッシュ

魄哉「Σそんな怖がらなくても!

お気をつけてー」手ふりふりっ






シロ「まあな。コレにビビっておってはな。」うむ。

家康「なんだかんだで石燕ちゃんも最初っからビビりはしなかったんだよねえ」

石燕「はあ。 この人も家康さんに行き場無いならおいでーされたんすかと思うと別に何とも。」

魄哉「この子の場合はここ実家ですけどね」



千様「最悪のタイミングでキゲン悪いのね」ちっ

挿音「あ?絡むなや」ちっ




蒼月「鬼も裸足で逃げ出すって 人間怖いなあ」

白「うん。人間が一番怖い」お茶ずずー。





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