一二三「サンタさん来ただよー！ほらほらっ 」きらきらっ
小太郎「おー 良かったな」わんっ
粋「ガキの頃からあの貢ぎ物の山はまずくね？」
彬羽「ガキの内しかあんな量ならねえだろ」
シロ「甘やかす時は甘やかし倒すなお前。」
家康(総額いくらなんだろ。あのプレゼント)うーん。
蒼月「えー解んないよー
野郎共に崇拝される女王様系に育っちゃったら それこそあんなもんじゃ
千様「それはどこの店のなんて女の子の事？」
蒼月「・・ いや特定の誰かってわけじゃないけどさ」
シロ「確実にモデルがおるだろ」
小太郎「普段どんな店に出入りしてんだお前。」
彬羽「いいか。良い子にしてないと次はサンタ来ないからな
絶対に絶対におかしな育ち方すんじゃねえぞ」
一二三「Σなんで目ん玉血走ってんだか！？」ひいっ
白「大人げないな。
落ち着け 一二三がそんな女王様になるわけないだろ」
彬羽「サラッと言うな！教育上悪い！！」くわつ
白「過保護すぎだぞお前。」
粋「まあなー。こんだけ蝶よ花よって甘やかされててそっち行くのはねえわな」一二三撫でくりっ
蒼月「あーあ。 女慣れしてない奴はこれだから
その辺解んないのが女ってもんなんだよ」ふっ
粋「自分は解ってるみたいな顔すんなよ お前も言う程モテねえだろ」けっ
蒼月「はああ！？モテてますー！
少なくともアンタよりはモテてるしー
つか近所のおばちゃんにやたら人気なのはノーカウントだからね！」
粋「Σカウントしてねーわ！
黒飴貰う度カウントしてたらとっくにハーレムだっつの！！」
シロ「黒飴・・。」うわあ。
小太郎「それ おばちゃんじゃ無くておばあちゃんじゃないのか？」わおんっ
白「どんぐりの背比べ。」
蒼月・粋「Σぐはあっ！！」
家康「あー 人気役者だもんね そら上から言えるよね」うん。
白「だいたい変な方向に行くのが心配なら 近寄る変なの全部仕留めれば良いだけだし」ボソッ
シロ「こっちも大概歪んだ過保護だな」うむ。
家康「子供グレるから絶対ダメだよそれ」
千様「色々物騒だけど ホント愛されてるわねー」
一二三「えへへー。」ご満悦っ
家康「ホントホント。
プレゼント沢山貰って ん？この人形は」
白「家康投げろ。噛まれるぞ
家康「Σうっおおおおう！！」
市松人形ぶん投げっ
市松人形「カチカチカチカチ」
小太郎「Σ歯鳴らして威嚇してる！」ぎゃいんっ
蒼月「Σ歯！？カミソリに見えるの俺だけ！？」
粋「Σお前なんてもの子供に与えてんだよ！！」
彬羽「Σあんなもの与えるか！！」
家康「つつつつ包み紙が他のと違う感じだったよ？ 古紙って言うか てか私の指ちゃんとついてる！？」ひいいいっ
千様「殿、ちょっと落ち着いて」どうどう
白「あ。こんな所に指落ちてる」
家康「Σいっやあああ！！」ぎゃあああっ
粋「Σ兄貴それこの前ストーカーに送り付けられた作りもんの小指だろがよ！」
白「冗談だ。」しれっ
彬羽「この状況で遊ぶな」
白「場を和ませようとしたんだぞ」たんこぶ。
千様「え？何あれ
何処から紛れ込んで来たの？」
コマ『恐らく 化け物と化してもプレゼントに紛れて可愛がられたい人形心で 自ら紛れ込んで来たのかと。』筆談。
シロ「Σおお！さすがからくり 人形の気持ちが解るのか！！」おおっ
コマ『毛程も解らん。』筆談。
家康「うん。コマちゃん普通の人形じゃないもんね」納得。
コマ『しかし、同じ人の形を模した物
会話くらいは出来るかもしせませぬ。 しばしお待ちを』
てくてく
カタカタカタッ
白「動きとまったな。」ふむ。
蒼月「何この絵面。」
家康「テレパシー的なので話してる とか？」
コマ『なるほど。』筆談
千様「何がどうしたって？」一二三抱っこ。
コマ『イベントなんぞ●食らえ。
楽しそうな奴見るとムカつくから 皆揃ってトラウマもしくは挽き肉になるが良い。 との事です』筆談さらさらっ
家康「Σ単に捻じくれた人形だった！！」ひいいっ
白「お前って 刃物は大丈夫だっけ？」
彬羽「大丈夫って何だ」
白「盾にしようかと「Σ刺さるし切れるに決まってんだろが！！」
粋「うええ。年末にケガしたくねえ」じりっ
蒼月「刃物はねえ。 取り押さえるだけで絶対怪我するじゃん。
やだなー」逃げ腰っ
魄哉「いえ。取り押さえる必要はありません。」
家康「おお！天海 帰ってたの！？」ほっ
魄哉「ちょっと書類取りに」
コマ、 ランチャー。」びしっ
コマ『アイアイサー。』筆談っ
どむっ！！
煙もうもう。
粋「・・Σえ。いきなり実力行使！？」ひいいっ
魄哉「すみません。この後会議な物で」真顔。
挿音「今年はトラブル立て続けで気が立ってるからよ
お前ら気を付けろよ。 お、あったあった」書類まとめっ
白「人形 生きてるか？」つっつき。
市松人形「」
粋「うわえっぐ。 歯全部吹っ飛んでら」
コマ『咥内目掛けてぶっぱなしましたので。』筆談。
彬羽「そういう所は持ち主似だな。」引。
一二三「おら 絶対悪い子にはなんねえだ。」ぶるぶるっ
千様「そうね。 怯えなくても大丈夫だからね？」よしよし。
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飛天「ちゃーす。
頼まれてたしめ縄 これでいいかな？」
石燕「良いんじゃないっすか？
しっかしカラス天狗って 里でこんなの作ってんすねえ」関心っ
飛天「うちの里の奴らは手先が器用だからなあ
ん？ 何だその人形。」
石燕「あーちょっと呪いの人形が紛れ込んで来て悪さしたらしくって
彬羽さんに根性叩き直されつつ 一二三ちゃんのお友達っすよ」
コマ『やっても多少夜中に人脅かすくらいと思われます』筆談っ
飛天「あー。
家康辺りがうちの診療所に運び込まれて来るまで想像ついたわ。」うん。
