小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月30日

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江戸城




家康「いやー。ハロウィンだね」

魄哉「ケンカ売ってます?」書類の山っ


家康「まあまあまあまあ。カリカリしないの

ほらほら ハッピーハロウィーンてね。
ちょっと息抜きしようよ」

魄哉「? 何です。この重箱」



家康「おはぎ。」キリッ

魄哉「Σハロウィンにおはぎって何なんですか!?」

家康「えー だってお前っておはぎのイメージじゃない?」

魄哉「確かに爺ですけど!!クッソ爺ですけどイメージおはぎ認めたくないんですがっ!!」

家康「まあまあまあ。見た目西洋風でも西洋文化に染まりきれない辺りやっぱお前はメンタルおはぎだよ」うんうん。

魄哉「浮かれてんですか?」冷ややかな目。

家康「浮かれてます。お祭りだから!」ビシッ


魄哉「あーはいはい。 こっちは忙しいんで万が一仕事片付いたら遊んであげますから大人しくしてて下さい
むしろ帰れ。」けっ

家康「あの 江戸城って表向き私の城なんだけど

そもそも終わらないよね?絶対終わらないよね?
てかオッサン相手にその物言いはどうかと



魄哉「知ってます?ハロウィンって外国のお盆なんですよね?
家康「Σだああ頭に銃口グリグリやめてええ!!
えっあれ?ちょっとそれ私の!? いつ掠め取ったの!?」ひいいっ


魄哉「はい。遊んであげたのでお帰りください
あ、白ネギとショウガ買っといて下さいね」ぽいっ。

家康「Σ危なっ 銃投げないの!「いいから帰れ。」


魄哉「全くこのクソ忙しいのにこのバカ殿は 人に丸投げするなら邪魔すんなって話ですよ
大体国取りは出来ても政務の才能ゼロとか何なんですかそれ だったら最初に言えってのそれなら最初から軍師なんかしな

家康「すみません。帰りますので呪わないで」びくびく。



魄哉「あーはいはい。
ちなみにコレはありがたく休憩時にでも頂きますので
あ、一体何処の店の「あ、それ? 初挑戦。」



魄哉「・・殿が作ったんですか?」

家康「だねー。この前の月見団子作り楽しかったしさー」へらっ


魄哉「手 洗いました?」怪訝っ

家康「Σまずそこ!?」



魄哉「昔から泥団子作った手も洗わないでウロチョロしてましたからねえ」ため息。

家康「Σいくつの時の話!? このトシでまだそのイメージ抜けてないの!?」

魄哉「冗談です。仕事のストレスぶつけてるだけですのでお気になさらず」しれっ




家康「あーはいはい。帰りますよ
サンドバック殿つらいっ」どんより。



魄哉「あ。どうせなら殿も食べて行ったらどうです?
ほら 自作の物の出来確認と言いますか」

家康「うん。毒見させる気満々だよね?」





挿音(いや。仕事しろよ。)天井裏警備。





魄哉「ん?これはっ」はっ

家康「お?」にやり。




魄哉(デスクワークで疲れた脳にダイレクトに染みる強めの甘さ!!
しかし小豆は粒がそのままに 中の餅米の量を減らす事で量を摂りやすくなっている!!)

家康(ふっ 気がついたようだね)メガネきらーん。




挿音(何ノリだよ。)


家康「て、事でお前もどう?」

挿音「天井に話しかけんな。忍んでる意味ねえだろ」


魄哉「くっ。殿にしてやられるとはっ」

家康「て事でお仕事頑張ってねー」あっはっは。






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シロ「この行事は正確には明日では無いのか?」

粋 「イベントなんてもう商用だからなあ」うーん。


石燕「あー。それで家康さん 今日がハロウィンと思い込んじゃったんすねえ
めちゃおはぎ作ってたっす」

小太郎「あー。成る程」わおんっ

シロ「海外の行事など知らん世代だからな。」うむ




蒼月「商用て お宅の芝居小屋何するの?」

粋「なーんか役者の面々がそれっぽい格好して近隣の食い物屋突撃するんだとよ 宣伝だな。」

小太郎「それっぽい格好?」


粋「海外のモンスターのコスプレはアウト
役者ならそれっぽい仮装しろって話なんだけどよ」




千様「いやー。塗りがいがあったわ。」ふっ

白「妖怪に妖怪の格好しろって言われても解らないから 千様に丸投げした」どやっ


シロ「ド偉い事になっとるがいいのかお前。」ドン引き。


白「ド偉い?」はて。


鏡子「あ。すみませーん 今家中の鏡メンテ中です」

蒼月「鏡のメンテって何?」

小太郎(言い訳下手くそか。)



白「えーと。メンテ中身じゃ見れないな。
変では無いんだよな?」

千様「勿論 可愛いわよ!」びしっ

白「んじゃいいか。」あっさり


シロ「Σ良いのか!? そやつのセンスに任せて外出して本当に良いのか!?」


石燕「お宅のお兄さんっすよ?いいんすか?」

粋「いやー 今更もうどうでもいいっつか 何つーか。」ふっ



白「じゃ そろそろ行くか。
遅いとつつじに怒られるし」

粋「あーそっすね。
つか兄貴。ちょっと離れて歩いて良い?」

白「何でだ見習い」



千様「行ってらっしゃーい 後で様子見に行くわねー」手ふりふりっ


一同(性別不明な出来にされてる事は黙っておこう。)






蒼月「しかし、ハロウィンかあ」ふむ。

シロ「なんだ菓子か?ガキかお前は
ほれ栗饅頭「ガキにガキ言われたく無いし違うよ」


小太郎「何だ?また遊びに行きたいなーって話か?
冬眠しても知らないぞ」わおんっ

蒼月「違うよ 単にさあ

イタズラか御菓子かって 深読みすると大人なワードだなって」


鏡子「うっわ。」引きっ。


蒼月「Σやめてその目!
視線で冬眠しちゃう!!」

千様「コタツに籠り過ぎて脳ミソ春かしら」

石燕「この人常に春っすよ」



シロ「一度冷却するか? 変態蛇めが」ぱきぱきーん。

蒼月「Σ室内で氷やめろよ!! ちょ冷気漏れてる漏れてるっ!!」ひいいっ

千様「シロ君軽くやっちゃってー」






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【割烹 春一】


がららっ



白「とりっくおあとりーと。 」



朱禅・庵・彬羽「Σぶっ!!」

白「?」

粋「だから知りあいの所はやめようって言ったのに」あーあ。



ひな「あら可愛い。」にこにこ

白「???」





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