小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月6日

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千様「はっくしゅん!」


蒼月「千ちゃん大丈夫?」

家康「あー今朝冷えたからねえ
風邪ひいてない?」



挿音「だっから んなどこもかしこも放り出したような格好すんなって言ってんだろ
せめて襟閉めろ襟」キセルすぱー。

千様「放り出してないわよ 着てるでしょ失礼ね
ジャパニーズ体型じゃないからはみ出すのー」




魄哉「毎年同じやりとり飽きませんか?」

家康「そういやコレ去年も見たね」うん。


千様「毎年毎年ここぞとばかりにセクハラされて アタシ可哀想」ほう。

挿音「シバき倒すぞこのクソアマ」
家康「どうどうどうどうどうどう。」



蒼月「けどさー マジで寒さには気を付けなよ?
今朝は軽く起きなくなりかけたもん。今年は初だね」

千様「Σ冬眠しかけるレベル!? うっわ爆睡してたから気がつかなかったわ」がーん。


魄哉「あの、サラッと言ってますが蒼月君こそ寒さには気を付けて下さいよ?
絶命しますよ?」

蒼月「だね。こたつ早めに出してて正解だったね」ぬくぬく。

家康「まだ10月始めなんどけどね。」



千様「そう、もうそんな季節なのね」ふむ。

家康「いやだから10月だけどね
まあ風邪はひきやすいかなー?」


千様「て、事で か弱いアタシの為に この高級寝具買って」広告びらっ!


魄哉「Σ回りくどい!そして高い!!」ひいっ

蒼月「Σ掛け布団1枚でこの値段!?ゼロの数間違ってないこれ!?」ひいいっ


挿音(つーか 野郎に寝具買ってくれって言うのもどうなんだ
って 居座って居候してる時点でその辺の理屈通じねえか。)うーん。



家康「Σうお!変な所真面な元ヤンの眉間にシワがっ!」

蒼月「千ちゃんゴリ押しはまずい!おねだりは程々にっ」ひいいっ

千様「えー。だってアタシ居候でお金ないもの。」


挿音「いやもう色々諦めってから何も言わねえわ」ため息。



千様「それなら問題ないわねー
ねー。これクチコミいいのよー 風邪予防に買って天海様」にこにこ。

魄哉「なんですかね。この凄まじい無駄遣い強要されてる感じ「どういう意味?」




白「あ。コレ駄目だぞ
羽毛布団なんて買ったら ねこが侵入して一発で中身漂う事になるな」広告じーっ

千様「Σまさかのここで猫飼いのリスク!!」


家康「羽毛って。
うわ 中身漂わすのはやめてね。私羽毛アレルギーだし。」

蒼月「なんか具体的だね」

白「前にやられたからな」遠い目。

魄哉「さすがは寝具マニア。 てかその悲惨な羽毛布団はどうしたんですか?」


白「裏山に捨てた。」

家康「Σ風上いいい!」ひいいっ


挿音「あれ?去年家康 一時やったら目が痒いとかくしゃみがとか騒いで無かったか?」

魄哉「ハウスダストかと思って掃除しまくりましたねえ」納得。


彬羽「ちなみにコイツの猫は 入るなと言うと意地でも入り込むぞ
重しやつっかえ棒は意地で退けるし どうにもならねえぞ」

ねこ「にゃんっ」どやあ。


一同(飼い主に似すぎてる!!)



白「あれ?ねこ どこに居たんだ」


彬羽「裏の入っちゃいけねえ祠があるだろ
あの中にどうやったんだか入り込んでた」

魄哉「Σえ。開けちゃったんですか?」

彬羽「ん? Σはっ!!」



蒼月「何か封印してたんだね 解りやすい」

家康「まーた何か騒動かなあ。」うわあ





白「ま、いいや。
とにかくあんまり珍しいのは買わない方がいいぞ
慣れないにおいのだと 野生がはしゃぐみたいで俺でも言う事きかせられないし」

千様「えー。

んー仕方ないわねえ。アタシもにゃんこも同じ居候だし あんま文句は言えないわね 」ちぇー


家康「ホッとした?」

魄哉「ですね。不要な物に大金使うのは抵抗があります」ほっ

蒼月「いや、押され負けるなよ」





千様「あれ?ちょっと待って
つまりー 馴染みのある物なら大丈夫?」

白「ん?」




彬羽「先に言っておくが
不吉の象徴であるカラスの羽なんざ使ったら 毎夜悪夢で寝られたもんじゃねえからな?
後、風通しも悪いから布団カビるぞ」

千様「あら。そういう物なの?」ちぇー


家康「Σ防御はっや!!」



白「あれ?お前風通し悪いのか?」

彬羽「Σだ だから暑さ苦手だろうがっ」ぎくっ

蒼月「解りやすいよねお前。」




千様「ふーん。じゃあ彬羽君からは毟れないわねえ」ふむ。

挿音「毟るってお前な」引。




千様「と、なるとー」にっこり。

魄哉「Σやっぱこっちですかぁっ!!!」ひいいっ




家康「天海!落ち着いて!!大丈夫鳥形態にならなきゃいいだけだからっ!」

千様「おほほほほ!甘いわよ殿!
こいつはストレス与えると意思に関係なく戻っちゃうのよー

さあ!耐えられるかしらっ!」ほほほほほっ




挿音「つーか。ダチから毟ったもんで安眠出来るもんかよ。」

白「千様だしな」うん。

魄哉「Σそこ!悠長に駄弁ってないで助けて下さいっ!!」ひいいっ

蒼月「Σジジイこらもう尾羽出てる!!」

魄哉「Σあ」





彬羽「そこそこの質の適当な物を買い与えておけぱ気が済むんじゃねえのか?これは」

挿音「だな。もうただの物欲だしよ」

白「じゃ、いつもの寝具屋に頼んどくか」うん。





家康「ちょっとお願いドタバタしないで へ、へっーっぷしゅん!!」

蒼月「Σうわ汚いな!! あっち行ってろよアレルギー将軍っ」

家康「もう遅 ふぇっぶえっきしいいっ!」

挿音「あーもうやめろこら
周りに被害でてんだろ。 ほれ親父も本気でビビんな


ぶちっ。



一同「Σあ。」


千様「あらごめんなさい。
間違えて一番上等な尾羽ひっこ抜いちゃった」

魄哉「」




白「あれ確か 鳥として駄目な奴だっけ?」

彬羽「ああ。腹切った方がマシなレベルだ。」ドン引き。





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