小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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9月5日

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千様「あらー 今日は彬羽君が晩御飯担当?」

彬羽「今日『も』だな。
徳川の方が忙しいから仕方無いが こら小太郎つまむな」ぺしっ

小太郎「ぎゃいんっ バレたっ」


蒼月「お前も器用だよねー
うっわグロっ 魚とか良く捌けるよねー」うわあ


彬羽「蛇が言うか?」

蒼月「蛇は基本丸呑みだもん。
お前らみたいに解体とかあり得ないよ 野蛮カラス」

小太郎(丸呑みは野蛮じゃないのか?)うーん。



彬羽「そうか、なら手前は生魚丸ごと置いときゃいな。

人数分捌くのも手間だし調度いい。」しれっ

蒼月「Σえ ちょ
今はほら 人間形態だし!!
せめて!せめて最低でも鱗取れよじゃりじゃりすんだよ!!」



千様「ご飯作ってくれる人だけは怒らせちゃダメよね」

小太郎「だな。
結局ちゃんと人数分作るんだろうけどな」うん。




飛天「ちやーす。
いやー 疲れた疲れた」

家康「調度さあ、そこで会ったから連れて来ちゃった
ほら、今週 天気がアレで里に帰れないって言ってたし」


ずだんっ!!



飛天「?
台所 熊でも捌いてんの?」

千様「大丈夫よ。ちょっとイラついてるだけだから」


小太郎「片付けかけたら追加でもう1人前だもんな」

シロ「まあ 確かに面倒そうではあるな。」ふむ。




焔「お? 御前も来てたのか
いやー。この家至れり尽くせりでいいよなー」わははっ

千様「あらお爺ちゃん まだ滞在?」

焔「だから台風過ぎるまでつってんだろ?
どでかいのがそこまで来てんだ 継続で居座っちまうぞー」



どごん!!


飛天「なあ、台所割れてねえ?」



彬羽「調度いい。 頭は落とした
この機会に捌き方をマスターしちまえ」

シロ「Σちょっと待て!俺か!?俺が捌くのか!?」

彬羽「仮にも料理屋の見習いだろ
魚くらい捌けるようになっとけ」

シロ「Σう」



蒼月「直訳すると 進まないから代わりにやれ。だね」

小太郎「これ以上増えないだろうけどな。多分」



玄関がららっ


粋「よっしゃ疲れた たっだいまー」


白「あれ?シロ

踏み台居るか?」

シロ「Σ喧しい!自分で取ってくるわ!!」くわっ


粋「あーこの家の台所 家主の背丈に合わせて作られてるもんな」納得。

白「魄哉意外とでかいもんな。」うん。




千様「で、おじーちゃん
台風ってどの辺? 見る限り天気良いんだけど」

焔「んー?まだこの国にゃ来てねえよ?」

小太郎「ん? じゃあどうやってこれから来るか解るんだ?」



彬羽「他の国の奴等、海の妖怪からの情報だ」

焔「あと、徳川の天候観測隊との合わせ技な」

千様「めちゃめちゃ連携取れてるわね」うわあ。

家康「災害は人も妖怪も嫌だからねえ」うんうん。



白「あ、バカラス えっと キジムナー?からの手紙来てたぞ 読めないからパスな」

彬羽「Σ馬鹿か! 早く言え早く!!」

粋「? 何焦ってんだよ」

飛天「キジムナーってのは 南のえーっと
まあ台風来たら 一番にわかるだろって所に居る奴なんだよ」


千様「成る程。大事な情報提供者ねえ」ほうほう




シロ「Σおいいい!鍋がふいとる!!鍋がっ!」ひいいっ

彬羽「Σだああ!あっちもこっちも!!!」



焔「圧倒的に頭脳系足りてねえな。」

粋「俺も地図とか苦手なんだよなあ」うーん。

白「見方解らない」きっぱり


蒼月「あーもう 貸してみなよ

えーと 手紙の内容を こっちの地図に書き込めばいいんだよね?やっとくよー」すたすた。


家康「お。意外」

蒼月「バカラスとは ジジイの仕事の手伝いよく一緒にやるからね
パターン覚えてんだよ

えーと。確かこの手の奴は こっちの引き出しの」ごそごそ。

飛天「ちょい待て。 お前物の保管場所まで把握してんの?」


蒼月「そこは日記とかあったら面白いかなーって Σあだあっ!?」


シロ「Σすりこぎを投げるな料理人!」ひいいっ


彬羽「まったく。」ぶつくさがさごそ




白「日記じゃないけど バカラスの書いてるのなら普通に瓦版に載ってるけどな」指差しっ

飛天「お。やっぱこれお前のか
いやー 言い回しとか堅苦しさとかそんな気がしてたんだよ

彬羽「手前らまとめて具にするぞ!!」きしゃああ!!





魄哉「おや。人数多くて大変かと思ったら元気ですねえ。」

千様「あら お帰りなさい」


魄哉「ただいまです。
早目に仕事片付いたんで 手伝おうかと思ったんですが」ちら。

彬羽「だな。これが終わったら続き頼む」げんなり。



魄哉「あの なんか精神的に疲れてません?」

家康「うん。疲れたと思うよホント 」うんうん。




千様「で、さっきからお魚捌いてたけど、晩御飯はなあに?」わくわくっ



彬羽「今年はまだ水温が高いって事で 夏魚のスズキの酒蒸し。
暑さ対策にさっぱりと柚子胡椒風味だ」

蒼月「あんだけドタバタしながら メニューが偉く繊細だな」たんこぶ。



魄哉「おお。さすがプロですねえ
んじゃ 僕は夏の胃袋を労る肉じゃがでも適当に作っときますか」

彬羽「Σ!」



小太郎「献立がケンカしてないか?」

魄哉「そうですか?
自宅だしその辺はあまり気にしなくていいと思いますがねえ

彬羽君が食べやすさを取ってくれたなら 僕は体調を考慮したいですね」にこにこ。






彬羽「・・まだ遠いか。」ちっ

魄哉「あの、ひょっとして僕ライバル視されてます?」


家康「まあ。どんな料理人もオカンの味には敵わないって言うからね」うんうん。



白「なんだ お前オカンになりたいのか?」怪訝っ


一二三「どっちかと言えば ぱぱだべ?」

彬羽「Σどっちかと言わんでもそうだろうが!!」


粋「すっげえ会話だな」うわあ。

シロ「というか。本気で一二三の父親気分なのだな。」

小太郎「シロ、手すっごいザクザク「気のせいだ。」



魄哉「さ、酒蒸しなら 見た目とか関係ありませんしっ」

シロ「うむ。しばらく包丁は握りたくないがな」ふっ

一同(その血染めの魚食うのか)うわあ。




家康「あれ? そういや コマちゃんって家政婦からくりなんじゃなかったっけ?

こういう時こそお願いしたら良かったんじゃないの?」



石燕「コマさんは 鰹節擦ってたらいつの間にか自分の手までやってて パーツ取り替え待ちっす。」

焔「あー。あの嬢ちゃん木製だからなあ
鰹節も削りカスもパッと見解んねえわな」納得。



シロ「ん?鰹節っ!?」ぴく

粋「ん?」

千様「Σえ。ちょっとまさかっ」

小太郎「Σまさか使っちゃった!?」ぎゃいいんっ





魄哉「大丈夫です。
毒になる木材は使っておりません」

一同「Σ大丈夫じゃない!!」ひいいっ



白「自宅の料理なんだから 木屑取りながら食べればいいだろ」

彬羽「そうだな。」ずーん。



一二三「むしろ頑丈になるべ。」

家康「うん、お腹壊すからね?
ちゃんと取ってあげるからやめようね。」





魄哉「大丈夫です!酒蒸しならアルコール消毒にもなって
彬羽「Σ適当過ぎるだろが!!」



千様「主婦って 大概大雑把よね。」





飛天「びっくりするくらいアットホームつか何て言うか。」うーん。

焔「な?これだから この家定期的に来たくなんだよ」






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