小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

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9月2日

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千様「Σうっわ 風きつっ」

家康「あー。台風来るって本当みたいだね やだねえ」

小太郎「また散歩行けなくなるなあ」きゅーん。


挿音「まーた雨漏り対策かよ
おいお前らも早めに



千様「ほーら シロ君。
チラリズムー」あえての縁側っ

シロ「Σやめんか変質者が!!」

蒼月「お。千ちゃんもちょいこっち向いてっ」おおっ




千様「痛ーい! 物でぶつんじゃないわよっ」きいいっ

挿音「おうよ。中身空だからいい音しやがんな」

家康「あのー 一応女の人だから 桶はやめたげてね。」


彬羽「また空荒れやがんのか」むう

白「今年台風無かったよな 凄い久し振り。」

粋「あー そっか。
去年は何回か飛天が落雷くらってたもんなあ」


彬羽「いくらカラスって言っても 天気悪い時は飛ばねえのが基本なんだがな

まあ 今年は診療所に勤めてる事だし そうそうそこら飛びまわってもな





ピカッ ガラピシャドドーン!!

ずずんっ




彬羽「・・・・。」


魄哉「フラグ回収が早いですねえ」うわあ。

一二三「コマちゃーん 救急箱取っとくれだー」






間。







飛天「雷くらうのはいつもの事だけど
それより何だろコイツ」けほっ

謎の動物「がるるるっ」


粋「いや何で平気なんだよお前」



飛天「いやー なんか何度も食らってる内にあんまりダメージ受けないようになったと言うか
慣れ? ちょっと焦げるくらいなんだよなあ」うーん。

千様「それ神経焼き切れちゃったんじゃないの?」


魄哉「もしくは 頻繁に食らうのでそれが普通と体が認識してしまった?とか
妖怪ですし何があっても不思議じゃありませんし」

シロ「そういう物なのか?」

魄哉「普通はありません。」きっぱり



粋「で、コイツはなに?」

飛天「いやそれが。 雷と一緒に落ちてきたっぽいんだよなあ
ほれ、むしろそっちのが痛かった」たんこぶ。


白「荒ぶってるのそれか、こっちもたんこぶだ」毛皮かき分けっ

謎の動物「Σがうっ!!」

一二三「痛かったみたいだべ。」



飛天「犬?じゃねえしなあ」うーん。

小太郎「うん。犬科じゃないな
においが遠い」くんくんっ

蒼月「お前の出番じゃないの?」


彬羽「コレは そうだな。」

がしっ

謎の動物「Σぎゃうっ!?」びくっ

口がぱっ

シロ「Σおい!手突っ込んで大丈夫か!?」

彬羽「歯の形状は ふむ。やっぱ肉食か?」

魄哉「あ、聞こえてませんね。」


彬羽「肉球は ん?何だこりゃ肉球無しか
となると兎のよな生態か、もしくは走る必要の無い生活をしていると考えるべきか
そして口は大きく鼻面は長い 犬に近い形状。そしてタテガミ。基本の形状は肉食獣で間違いねえか 」ぶつぶつ


蒼月「なんかトリップしちゃったね。」うわあ

家康「何が凄いって 気圧されて動物が威嚇も出来ない事だねえ」うわあ。


粋「すっげえひっくり返したりしてるけど大丈夫なのかよアレ」

白「大丈夫じゃないならやってないと思う」うん。




彬羽「結論。やっぱり雷獣の子供だな」


魄哉「雷と共に落ちて来た時点で絶対わかってましたよね?」

飛天「珍しい生き物触りたかっただけだろお前。」



白「あ。雷獣か

前に大人のは会った事あるな。」おおっ

家康「あー。なんか居たねえ」うんうん。


彬羽「基本デザイン同じなのに なんで手前は解らねえんだ」

白「忘れた。」きっぱり



粋「で、雷獣て何?」

魄哉「雷様の使い魔的なもののはずですよ
落雷は 雷獣が足滑らせて雲から落ちると起きるとも言われています」

飛天「Σえ。俺そんなに雷獣に好かれてんの!?」

挿音「むしろ暗殺しようとされてねえ?」




小太郎「ふむ。つまり 足滑らせて家から落ちて来ちゃったんだな
子供なのに可哀想になあ」わおんっ

千様「雲の上って どうやって帰せばいいのかしら?」うーん。





粋「兄貴 雷様は舎弟になってねえの?」

白「雲の上の奴とどうやってケンカするんだ」

蒼月「え。でも雷獣は知ってるんだよね?」

彬羽「そりゃそいつら その辺によく落ちてるからな」

家康「Σよく落ちてるの!?」



魄哉「成る程 空の上は縄張り外ですか」ふむ。

千様「あ、ねえねえ
アンタも飛天君も鳥なんだし 飛んで連れてけば?」



魄哉「あの。雲の上までって高度どんだけあると思ってます?」

飛天「うん。酸素足りない足りない」


千様「Σえ。そんな高い所にあるの!?」がーん。



白「よし、こういう時は

ちょっと待ってろ」えーと。


粋「あ。成る程

えーと。 落雷で折れた木でいい?」きょろっ

白「それっぽかったら何でもいい」



家康「ん?何してるの?」


粋「とりあえず。枠だけ作って

よっし!四隅括った どうだっ!」




白「よし来い マヨイガ。」

ちりーん。


シロ「Σホントに来た!!」おおっ

蒼月「Σ戸が無いと喚べないんじゃ無かったの!?」



白「はいるぞー」がらっ

一同(Σどこ開けた!?)




焔「おう。お前 じいちゃん家にあんま無茶言うなよ
一瞬困ってただろ。」もぐもぐ。


魄哉「あ。ご飯中でしたか。すみません」ぺこり

千様「そういやマヨイガってお爺ちゃんの家だったわね」


白「細かい事気にするな

それより雷獣拾ったんだけど
餌 何やればいい?」

焔「元の場所に返して来い。」きっぱり



家康「Σえ。飼うの!?」

白「冗談だ」しれっ


蒼月「無表情過ぎて 本気なのか何なのか判断つかないよ」



焔「その大きさなら しばらく経ったら親が迎えに来んだろ

心配ねえわ。」タクアンぼりぼり

彬羽「成る程 そういう物か。」ふむ



挿音「質問終わったなら早く出てこいよ
枠 グラッグラでやべえぞ」

千様「Σえ。ちょっと皆早く出て!! 」ひいいっ

粋「Σやっべ突貫工事過ぎた!」わたわたっ


焔「あ。それと」

白「ん?」ぼりぼり

焔「おいこらタクアン食うな」


千様「こら!白君早くってば!!」ひっぱりっ





ボキ ガラガラべしゃっ




魄哉「セーフですね。」ふう

蒼月「だねー。
あのまま出られ無かったらどうなってたの?」

白「ん?別に他所の戸に繋げればいいだけだから ここから遠くになるけど帰って来れるぞ」

千様「Σあらやだ。異空間に閉じ込められるのかと思ったわ」

家康「お宅のお爺ちゃん つくづく便利なのに住んでるよねえ」



白「んじゃ 雷獣の子供はどうしよ
この辺に置いとけばいいのか ん?」

子雷獣「ぐるるるるっ」


粋「兄貴?こいつに何かした?」

白「いや何も」はて。


飛天「んー? 白にばっか牙剥いてるな

さっき先代殿が言いかけてたのこれか?」

白「何か言ってたっけ?」

彬羽「タクアンのせいで聞き忘れたな」ちっ



子雷獣「がるるるっ!」じたばたっ



飛天「Σあいた! ちょっとコイツ痛いって!!
え?え?マジで何?離していい?」

千様「飛天君!? ちょっと首齧られてる齧られてる!!」ひいいっ

飛天「たっ多少なら大丈 Σあいだあ!!!」ざくっ

小太郎「Σぎゃいいん!爪も入ったあっ!」ひいいっ



魄哉「いきなりどうしたんでしょう?」

彬羽「何だろうな この必死さ」うーん。

シロ「むう、ブレインコンビが解らんか。

家に帰ってもう一度マヨイガを喚ぶしかないか これは。」





蒼月「あ。ひょっとしてタクアン食べたかったとか?」

粋「Σ雷獣てタクアン食うの!?」



彬羽「それだ。」手ぽん。

家康「Σそれなの!?」




白「え。もう食べちゃったぞ」

彬羽「誰がタクアンだと言った

手前確か 火の他にも出せただろ」

白「ん?

あ。成る程」おおっ


魄哉「あー。そういう
いや盲点でしたねえ」あははっ

千様「えー何々 教えてよ!」

家康「はいはーい。私解った」わーい。



飛天「謎解けたー はいいんだけど。
コレそろそろ離してもいいかな? 凄い抉られる抉られる」流血だらだら







ーーーーーーーーー





石燕「で、

チビッ子雷獣 腹減りだったんすか」ほう。

小太郎「うん。今 白が何処かで見た電気ネズミみたいに雷バチバチしてるぞ」わおんっ





子雷獣「けぷ。」満足っ


白「やっと終わった」ふう。

粋「Σいだっ ちょっと兄貴まだ帯電してる いただだだっ」


魄哉「距離とっとかないと危ないですねえ」うわあ。


白「一度 バリバリやると、しばらく収まらないから嫌いなんだこれ。」むう

蒼月「成る程ねー そりゃめんどいや」



一二三「なあなあ思ったんだども」袖くいっ

彬羽「ん?」


一二三「ひょっとして あの雷獣さん
雷食べたくて 落っこちてくる雷追っかけて落っこちて来たんだべか?」

彬羽「Σな、無いとは言いきれねえな。」

飛天「Σ食い意地えげつない! 納得だけどっ」ボロッ




家康「私さ。雷獣てもっとかっこいいの想像してたんだよ」

挿音「タヌキみてえな腹して満足そうに寝てやがんな。」キセルすぱー



焔「ガキの頃は誰でもこんなだっての。」

千様「あらお爺ちゃん いらっしゃい」

焔「て、事で タクアン食うか?」お土産っ

白「別にタクアンが特別好きなわけじゃないぞ」

焔「Σえ」


粋「兄貴 人が食ってるもん欲しかっただけなんだな。」ああうん。


魄哉「意地悪してないでたまにはお爺さんとも遊んであげてくださいね」苦笑。


焔「よっしゃー 危ねえから台風過ぎるまで世話になるわ」座りこみっ

粋「Σえええ!何が危ねえんだよ!その図体で!! 」
白「マヨイガ喚べば済むのにか。」


焔「いいから構え構え! 年寄りは大事にするもんだぞお前ら」



蒼月「うわ。台風より厄介な人が来ちゃったね」






一二三「何描いてるんだべ?」

石燕「満腹雷獣っす。
こんなモチーフめったに無いっすからねー」ほくほくっ





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