小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月16日

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小太郎「そう言えば15日提出だった 妖怪絡みのあれやこれやのトラブル解決表 ちゃんと終わったのか?」わおんっ

白「嫌な事思い出させるな」



蒼月「別に期限守らなくてもいいんじゃないのー?
ようは 溜め込む前に片付けとけってバカラスが勝手に言ってるだけなんでしょ?」

白「それはそうなんだけどな

俺が全く把握出来てないから バカラスに管理頼んでた方がいいのは確かだし」うーん。



シロ「それで間に合わんで説教くらうとはどういう事だ」

白「俺も暇じゃないんだし仕方ないだろ」むう





千様「実際 真面目にやってるわよねー
言わばボランティアでしょ?

アタシならめんどくてやんないわー」


蒼月「あの千ちゃん?
誰かがやってくんないと 人と妖怪が本気でいがみ合っちゃったら 俺ら普通に住めないよ?」真顔。

千様「Σう! 蒼月君はこっち側だと思ったのにっ」


シロ(こやつも女が絡まねばバカでは無いからな。)うんうん



蒼月「その辺は感謝だよねー

人間と仲良くしちゃダメって流れになったら 俺も女の子と遊びづらいし」へらっ

シロ「Σ結局バカか!」

蒼月「Σは!?何 失礼だな!」ムカッ





白「一応 保留でいいって良いの以外は終わってるけどな」リストどさっ

小太郎「Σこれほとんど片付けたのか!?」おおっ




千様「あの。なんかおっきな花丸的なものが見えるんだけど」

白「バカラス 一二三の課題も一緒に採点してたから間違えたぽい」

蒼月「あの目付きで花丸つけてんのあいつ」うわあ。


シロ「で、保留と言うのは?面倒なものでもあったか」

白「ん?この前話してた奴だ

船幽霊な」

千様「あー。言ってた言ってた
いっそ皆で行っちゃう?てなった奴ね
結局話の続き無いしお流れかしら?」

蒼月「仕方無いんじゃない? ジジイが用事ついでに行くって話だったけどさ
そのジジイが全然休みとれないし
今日も江戸城でしょ?」




白「うん。だから月末夏休み取って行くって言うから それまで保留だ。
皆予定空けとけって言ってたぞ」

蒼月「Σあのジジイ完全に夏休みの旅行のノリじゃない!?」



千様「休みねえ。あいつ取れるのかしら?」うーん。

白「だから 今頑張ってるらしい」

小太郎「なあ、保留って大丈夫なのか?

船幽霊って奴が人に迷惑かけてるから〆るって話だよな?
月末までにギスギスなったりしないかな?」




白「苦情多いから行くけど それくらいならの奴ならうじゃうじゃいるし」

小太郎「Σこんな傍迷惑なのがうじゃうじゃ!?」ひいいっ

蒼月「ワンコロ 世間知らなさ過ぎだろ。

妖怪の世界なんて俺でも性格いい方に入るくらいだよ?」

小太郎「Σそりゃ酷い!」ぎゃいんっ









粋「兄貴ー。 差し入れで貰った水羊羹冷え・・ お前ら何やってんの?」




小太郎「自分で言ったのに怒る方がおかしいんだっ」たんこぶ。

蒼月「そこは嘘でもそんな事無いよって言う所だろ駄犬っ!」たんこぶ。


シロ「子供のケンカか。」

小太郎・蒼月「Σ子供に言われたく無い!!」




白「あ。羊羹 抹茶のがいい。」


粋「あーはいはい。
だいたい解った」察し。


千様「ケンカは両成敗 慣れてるわねー」

白「そりゃ 贔屓良くないからな 」

千様「なる程。お祖父ちゃんがお役目白君に任せたの解る気がするわ 」


粋(常識無さ過ぎて裁きが公正になるから押し付けた。とか言ってたのは内緒にしとこ)うん。




蒼月「けど、月末かあ

今世間は盆休みらしいけどさ
ジジイもそれに合わせたら休み取りやすかったんじゃないの?

ほら 江戸城の人らだって 今里帰りしてたりらしいし」

白「あ。今の時期はダメなんだ」

小太郎「へ?駄目って?」




白「盆の海って あの世と繋がりっぱなしだから
今海行ったら 船幽霊以外の奴等いっぱいでワケ解らない事になってるぞ

祭の時の大通りみたいにみっちりお化けが詰まってて前に進まな

粋「Σ絶対行きたくねえええ!」ひいいっ


蒼月「成る程。
盆の間は交通量多すぎて渋滞してんだね」ふむ。



挿音「あと今 家康居ねえしな

置いて遊びに行ったら拗ねんだろ。あの殿は」




粋・蒼月・シロ「Σそういや見てない!」はっ

挿音「あんな糞喧しいの居ねえの気付かねえってお前らどうなってんだ。」


白「人多くて皆喧しいからな」うん。

千様「えー。アタシ喧しくないわよ?

てか 帰ってたの?」

挿音「ちょっと忘れもん取りにな。
あーまた警護行かねえと。 面倒臭え」うんざり。



シロ「お前も仕事か 徳川の奴等は大変だな」ふむ

挿音「おうよ。親父も変なもん作りやがって」


蒼月「変な物? いったい何忘れたの?」




挿音「徳川の家紋入りの印籠。」

どーんと三葉葵っ

千様「あのそれひょっとして殿の「追及すんなややこしくなる」




粋「なあ。家康って何しに何処行ってんの?」

千様「さあ? 何も聞いてないわよ?」



白「確か 諸国漫遊 世直しツアー?だったかな」はて。

千様「Σ完全に何処かで見た事ある設定!!」



挿音「つーか、侍2人は必須だろうがよ

やるなら半端な事すんなっての」けっ

シロ「何の必須なのだ。」



挿音「いっそシロと与一で手を打 いや、ねえな。」うーん。

シロ「Σだから何が!?」




襖がらっ



彬羽「堅物と女好きのコンビなら シロと蒼月って手もあ

シロ「Σいやだから何の話をしてるのだ!!」


蒼月「なんか知らないけど お色気くノ一つけてくれるなら考えてもいいよ?」ふふんっ

挿音「むしろそっちのが設定には忠実なんだよな」

小太郎「設定て 何の?」




白「ほら 残りもちゃんと仕上げたぞ 」

追加リストどすっ

粋「Σうおう 妖怪共どんだけ悪さしてんだよ!」

彬羽「そりゃ夏場犯罪が多いのは人もバケモノも同じだからな」




千様「あら?アンタがここに居るって事は
殿の警護大丈夫なの?」

挿音「だな。そろそろ戻らねえと

ま、八兵衛は致命傷負わねえもんだけどな」


彬羽「Σ将軍じゃなく八兵衛なのか!?」

粋「Σいやだから何の話!? 誰それっ」







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