小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月4日

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魄哉「蒼月君 バイトしません?」

蒼月「えー。何の?
面倒なのと体力的にしんどいのはパスね」ごろごろ



シロ「相変わらずだらけきっておるな」

蒼月「アンタみたいに自主的に筋トレするタイプじゃないもん
ついでに わざわざ飲食とかキッツイ仕事する気にもなんないねー」

シロ「は? 何をいう
あれくらいの方が体がなまらず調度良「おい待て。
あの店どんだけハードなの!?」




魄哉「特にキツい事は無いと思いますよ
むしろ暇です
暑さ対策もバッチリ。むしろ涼しいですよー
急募なので 報酬も高額です」
蒼月「やる。」きらーん。



シロ「上手い話しには裏があるのでは無いか?」

蒼月「えー。仮にも『平和主義』の『天海サマ』が『身内』にそんなの持ってこないよねえ?」

魄哉「それで脅しかけてるつもりですか

大丈夫ですよ。
条件良いのは他に頼めそうな人が居ないってだけですから」


蒼月「なら良いけど。

んで、俺しか出来なさそうなのって何やりゃいいの?」




魄哉「週一くらいでいいので 指定の池で本性で寛いで頂き、ちょいちょい地元民に目撃されて欲しいんです。」真顔。

蒼月「Σわざわざ大蛇見せろっての!?何?新しい宗教でも起こすの!?」


シロ「池の中から規格外の大蛇か。
ふむ、どう考えても 地元の奴らパニックになるな」うむ。


魄哉「狩られないようにそれっぽい言い伝えでっち上げますので御安心を。」

蒼月「いや。それより1から説明してマジで。」困惑っ






魄哉「ぶっちゃけ外交関係で揉めておりまして

この国本気で神様まみれなんでケンカ売ったらヤバイですよと威嚇したいんです。」きっぱり

蒼月「Σうっわ まさかの重い話だった!!」ひいいっ

シロ「Σそんな大事ならこんなのに任せちゃいかんだろが!!」


蒼月「こんなのって おい。」むかっ



シロ「大体 それなら他に適任がおろうが
実際に神の眷族とも言えるアホ兄弟とか」

魄哉「あの子達血の半分人なんで パッと見人と変わらないじゃ無いですか

もっと解りやすいのが欲しいんですよ」




挿音「ブチギレされりゃ解りやすいんだけどな。
どっちかと言やあ バケモンだけどよ。」キセルすぱー。

魄哉「完全に破壊神って奴ですよね
この国って 化け物も神も根っこは同じですからねえ」

蒼月「ホントにバチ当たるよ 生臭坊主。」



シロ「ふむ。
そういう事なら 偽者でもこやつの方がまだ説得力あると言う事か」むう。

蒼月「神様どころが どっちかと言えば邪悪なただの妖怪だけどね」


魄哉・挿音(Σ自覚あったのか!!)


蒼月「あーはいはい! 口に出さなくても何考えたか解ったよ畜生」けっ




魄哉「じゃ、お願い出来ます?
池の中からざばーっと。」

蒼月「良いけど。国の危機救うんだから 給料ホント弾んでよ?
じゃないと 神様のフリして地元の女の子拐かすからね」




魄哉「そんなんやらかしたら君が危険なだけですよ?」

白「アウトだ。」ぼぼぼぼぼ 


蒼月「Σぎゃー!まだやってない!やってないから!!」ひいいっ



白「やっちゃダメな事やったら俺が燃やさないといけなくなるんだぞ

仕事増やすな」むう。

蒼月「はーい。じょ冗談だからね?」びくびくっ



挿音「常に今の感じなら 蒼月雇うまでもねえんだがなあ。
こっち本物だしよ」

シロ「無理だろ。こやつの集中力は3分持たん。」





蒼月「しゃーない。たまーに見られりゃ良いだけだし ノンビリやるかなー

俺には人間の政治とか解んないし 手伝ってやるから上手くやれよ」ふんっ

魄哉「ええ。そりゃもう

ちょっかい出してすんませんでした!ってなる様にしてやりますよ」けっ

蒼月「Σなんか私情入ってない!?」





家康「えーと。 一応説明しとくよ

ほら 天海って外国語基本全部いけるでしょ?」

蒼月「へ?
あーうん。 若い頃海の向こうウロウロしてたんでしょ?」

家康「そうそう、それでね 現地で言葉覚えながら流浪してたそうなんだけど

ほら、この国でも時代によって言葉変わるでしょ?」

シロ「まあ いとおかし等と言っておる奴は見んな」ふむ




家康「はいそれ。お前言葉遣いが原始人かよHAHAHAみたいにからかわれて会談中に険悪になっちゃったんだよね」苦笑。

魄哉「真面目な話してるのに普通からかいますかね。」ふんっ


蒼月「Σ理由しょーもなっ!!」




家康「ま、実際
いとおかし ありおりはべりいまそかり普通に使われたら引くよねえ」

シロ「そう考えると 向こうが突っ込みたくなるのも 解らなくは無い。か?」うーん





魄哉「あんの小僧っ! 目にもの見せてくれますっ」ぷんすかっ

挿音「落ち着け 向こうは大概爺さんだっての」

魄哉「僕から見ればヒヨコも同然です!!」くわっ

シロ「落ち着け 超高齢者。」



蒼月「アンタ 頭良いんじゃ無かったのかよ」

白「頭は良いけど 性格に問題有るんだと思うぞ。」うん





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