小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月4日

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魄哉「うわあ。江戸近郊で大きめの鬼門が開いたそうですよ」あちゃー

家康「Σあちゃーで済む話!?」




魄哉「いやもう こんなの嘆いててもしゃーないですし

ちゃっちゃと閉じて来ますかねえ」よっこらしょ


シロ「慣れとは凄いな」ふむ。


石燕「あの。その鬼門って開きっぱだとどうなるんすか?」挙手

魄哉「鬼門ってのは いわゆる魔界とか鬼の巣とか言われる所にダイレクトに道が出来多分ちゃったような物なので

大きさによっては 瘴気に当たっただけで人は倒れ体は蝕まれ動けずじわじわ弱っていき
運が悪ければそこに更に食人鬼が襲来すると言う地獄絵図に

石燕「Σ呼び止めてすんませんした!!
一刻も早く封鎖をっ」ひいいっ


魄哉「段階があるので大丈夫ですよ

まだせいぜい自我のない小鬼がウロチョロしてるだけでしょう」


一同(充分ヤバイだろ。)




シロ「その手の者相手に役にたつか解らんが
可能ならば手伝うぞ?」

魄哉「あ。いえいえ大丈夫です

シロ君はそれより割烹の方の見習い頑張ってて下さい」

家康「重要度おかしくない?」

魄哉「日常が一番大事だと思いますがねえ?」御札がさごそ




白「じゃ。蒼月
お前も準備な」

蒼月「Σう。やっぱり?」

粋「餓鬼食い放題なんだから喜べよ」

蒼月「うえー。あいつら味しないんだよなあ」

魄哉「そりゃ餓鬼ですからね」がさごそ




九尾「だーりん わちもバイキング行って良いかのう?」わくわくっ

白「ん?いいぞ
むしろ助かる」

九尾「よっしゃー!」


千様「九尾ちゃん バイキングって。」


九尾「ふっ。トレンディなおなごはバイキングが好きなものよ」どやあっ


家康「あの、意味解って話してる?」



シロ「数百年封印されておったのに 無理に今時の言葉を使おうとするから変な事になっとるな」

粋「トレンディとか使ってんの初めて見た」うわあ。




魄哉「ふむ。これなら細々したのに気を取られないで修復作業に専念できそうですね」にこにこ

家康「細々って餓鬼や小鬼だよね?

周りで踊り食い大会が開催されるけどその辺は「戦国の戦に出てたので 今更スプラッタなんぞで動じませんて」



粋「人外絡んでるなら俺らも行くべき?」

白「少なくとも俺は行かないとダメだろな」ため息。





ーーーーーーーーーー







蒼月「Σだあああ!ちょっとちょっと!!なんで俺に攻撃するの!?」ひいいっ


粋(勾陣)「グルルルルルッ!」きしゃああっ



魄哉「Σ粋君せめて二足歩行に!!」ひいいっ


九尾「あー。ありゃいかん
鬼門の陰の気に当てられておるわ」あーあ

白「いつも以上にキレてるな

仕方無い何発か殴って正気に」手ぱきぽき


魄哉「Σあ、あの!殴らなくても白君なら強制的に人間に戻すのとか出来るんでは!?」

白「ん?」


魄哉「ほら 普段粋君がポンポン勾陣にならないようにロックかけてるじゃないですか
あの感覚で行けば」




白「いやあれ。俺もどうやってるか解ってないし」困惑

魄哉「Σなんでそんな適当なんですか!?」



白「そういう術系無理
殴った方が早いし

ほれ。覚悟しろ」

粋(勾陣)「Σ!!」びくっ





九尾「よいではないかの。

物騒な獣に怯えて鬼どもも鬼門から出てこぬわ」ほほほ

蒼月「それ 九尾ちゃんが言っちゃう?」





びしばしべきっ


魄哉「Σあああ!何度見ても容赦ない!!」ひいいっ






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