小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月28日

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『おのれここで会ったが100年目ええええ!!』


挿音「誰だ手前。」きっぱり









家康「おー。飛んだ飛んだ」

石燕「一本背負いって人間飛ぶもんなんすか?」


千様「さあ?
けど忍の筋力でやったら大概の物飛ぶわよ」




小太郎「おー。延びてる延びてる
・・生きてるかな?」つんつん



シロ「なんなんだこやつは?」

挿音「いやマジで覚えねえわ。」きっぱり



粋「誰かも解んねえ奴ぶん投げんなよ」うわあ

挿音「何言ってんだ
戦国の時ゃあ 襲ってきたら即ドタマにグサッと一発
千様「いちいち怖いから言わなくていいわよ。」



白「そういう物だったのか?」

家康「いやいや。
あの時代情報が命だからね

生かしておいて精神的にギリッギリにしておいて洗いざらい吐かせる方がよっぽどお得



シロ「本当でも言わんでいい
こらそこ。真面目に聞くな!!」

白「ん?そっちのがお得って

粋「Σ何処で使う気か知らねえけど兄貴は絶対参考にしちゃダメだって!!」ひいいっ




魄哉「忘れると約束するならこちらの抹茶大福あげますよー?」

白「よし。忘れた。」きりっ


魄哉「はい。リセット完了です」にっこり


蒼月「うん。そっちも鮮やかだとけど 通りすぎ様に馬鹿殿蹴り倒したよね?」

家康「」きゅうっ


魄哉「教育に悪いもので」きっぱり



粋「前々から思ってたけど うちの兄貴何歳児の扱いされてんの?」







挿音「しっかしよー。
ホントこいつ誰だったかなあ」頭がりがり

石燕「明らかに挿音さんにピンポイントで来たっすよね

家康さんとかなら解るんすけど」

魄哉「ふむ。
最近プライベートで恨み買うような何かは?」





挿音「・・・・どれだ?」真顔。


魄哉「もう大人なんだし細かい事は言いませんが

こっちの胃に穴の空きそうな事はやめて下さいね」




千様「そもそも忍なんだから休み事態少ないじゃない
何?アンタ休みの度に何かやらかしてんの?」


挿音「あー、いや待てよ仕事の方かもしれ
千様「今目反らしたわよね?」



白「胃薬要るか?」救急箱ごとごと

魄哉「あの、それ消毒液です」






シロ「ふむ。この際仕事と仮定してだ

追手の類いは皆しばき上げとるのだろう?
するとこちらは お前の調査で幕府に潰されたり何らかの制裁を受けた奴等の仲間、残党という事になるか?」


蒼月「それじゃこの人の顔知ってるのおかしくない?
隠密なんだから 顔さらして調査してるわけじゃないんだしさ」



挿音「いんや悪い 思いっきり晒してるわ。」キセルぷこー

シロ・蒼月「おい。」




粋「何?お前他所の土地で堂々と聞き込みや調べもんに歩き回ってんの?」

挿音「いんや 情報ってのは集まる所に集まるからよ

地元仕切ってるチンピラの親玉の所に無理無理居座りゃ 特に何もしなくてもナンボでも情報くらい入ってくんだよなあ 」


蒼月「Σ隠密って何!?」



粋「居座るってどうやってだよ?」

挿音「あーそりゃ そういう所にゃ大概血の気の多い力自慢が居るからよ
そいつをつつきゃケンカになるから 返り討ちにすりゃー 向こうとしてもいい用心棒って事で



魄哉「す、すみません。ちょっと背中さすって貰えますかっ」胃袋キリキリキリキリキリキリ

白「冷や汗凄いぞ」さすりさすり






石燕「へー。挿音さんコミュ力凄いんすねえ」ほうほう

千様「石燕さん。そっち無縁すぎて状況解ってないわねコレ」

石燕「怖い人らとコミュニケーションとってる話っすよね?」

蒼月「どこの蛮族のコミュニケーションだよ。」




シロ「ふむ。粗いが理には叶っておる
しかし、
調査が入るような後ろ暗い連中にとって、余所者等どうしても不審ではあると思うのだ
バレはせんのか?」




挿音「そん時ゃ喋れねえようにしちまやいいだろが。」にやり。




一同「」ドン引きっ





挿音「ん?そう言えばコイツ

あー! この前シバいたあの宿場町のデカイのか
人前でどついたの根にもってたかそうかそうか」手ぽん!


小太郎「スッキリしたって顔だけど
こっちは全然スッキリしないな。」うわあ

シロ「よく今までトラブルにならな
いや、なり直しとるか」うーん。





白「なあ」ちょいちょい

粋「へ?兄貴どうし

Σうおおなんで血まみれ!?」ひいいっ





白「魄哉が血噴射した。」困惑

シロ「Σ一気に胃袋逝ったあああ!!!」ひいいっ!!




千様「だああもう!なんでそんなメンタル弱いのよ!!」頭べしっ!

家康「Σ吐血してる人をしばかないであげて!!」ひいいっ

粋「いやお前もいつ復活したよ!!」


蒼月「医者医者!えーと カラスの従兄弟だよね!」あたふたっ

小太郎「蒼月ストップ!京まで走る気か!!」ぎゃいいんっ

石燕「この場合って胃薬飲ませていいんすかねー」うーん。

コマ「カタカタカタカタっ」お茶ダッシュ








挿音「・・へ? なんで?」ぽかーん。


白「マトモだと思って頼りにしてた『長男』が一番ヤバイ事し倒してたからだと思うぞ」きっぱり血染め





玄関がららっ



一二三「たっだいまー! お買い物お手伝いして来だぞー!」

彬羽「ん?何の騒ぎだこ

蒼月「バカラス!急ぎでお前のマッドな従兄弟呼んでこい!!早く!!」くわっ

彬羽「Σは!?」びくっ



家康「蒼月落ち着いて これくらい結構有るから」オラオロッ

粋「Σあんの!?」

蒼月「だああもう!だから徳川なんてブラック企業やめろって言ってるのに!!こらジジイ起きろ!退職届出してこい!!」

シロ「Σこらああ!病人をがっくんがっくんするな!」

小太郎「落ち着けってばああ!!」ぎゃいいんっ







彬羽「いったい何なんだ。」びっくり。

挿音「なんか俺の素行のせいで 親父が危篤?
いや胃袋のひとつ二つでくたばる人じゃねえけどよ」


彬羽「は?」

挿音「万一これでポックリ逝かれたら親不孝極まりねえから急いで飛天頼むわマジで」どんより。





千様(ホントに コイツが育ててなんでこんなになったのかしら。)うーん。


魄哉「だ、大丈夫ですこのくらいっ
お見苦しい所を」ぜーぜー


千様「大丈夫じゃないから寝てなさい」

ごすっ!


魄哉「Σぐはあ!!」



蒼月「Σ千ちゃんトドメやめてえええ!」ひいいっ











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