小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月25日

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千様「あら?焔さん来てたの?」

焔「おう。お邪魔してっぞ」ほくほく




千様「めちゃゴキゲンなんだけど
誰か何か酷い目あった?」

シロ「察しが良いな」うむ。

焔「姉ちゃん そりゃどういう意味だ」




粋「春の陽気で浮かれた爺にな兄貴が取っ捕まって池に放り込まれるって悲劇が起きたよ」げんなり。

千様「Σげ。ちょっとまって!白君て確か!!」ひいいっ



焔「まっさかあの偉そうなのがカナヅチとか思わなかったんだよなあ」しみじみ


小太郎「大丈夫だ

池の主に食われる前にって九尾がダイブしたから生きてるぞ」わおんっ

千様「あ、それで池の水偉く浅くなってるのね」納得

シロ「あの狐でかいからな。」うむ





焔「つー事で この御子様に説教くらってんだよ

一応伝説の大妖怪なんだがなあ」

シロ「Σ阿呆の意味で伝説か!
まず人を池になげこむな!そして他所の家だ!色々わきまえろ!!」くわっ



粋(身長差約50センチでよく説教出来んなあ)

小太郎(シロ、首の角度キツそうだ)


千様「てかなんで焔さんは楽しそうなの?」

家康「孫達が遊んでくれないから
お説教でも構って貰えて嬉しいんでない?」ひょこっ


粋「Σあれ?ひょっとして全部俺らのせい!?」




家康「さあ?
誰が問題かは置いといて


水草まみれになったお宅のお兄ちゃんが風呂場から出てきません。
あんな所に籠城とか何なの」

粋「Σ拗ね倒してるっ!!」ひいいっ


九尾「言ってもまだ池の水は冷たいからのう
水嫌いのだーりんにはかなりキツかったんでないかの?

そりゃぬるま湯の近くで籠城したくも
粋「Σならねえよ!!なんでお前それで全肯定出来んの!?」

九尾「愛ゆえにじゃ」きっぱりもぐもぐ



小太郎「そのセリフ吐きながら鰹節食べるなよ」


九尾「お風呂御一緒しようかの?と言ったら鰹節投げられて追いかけたら戸閉められたわ」ふっ

シロ「やめんか。変態狐」引きっ

千様(あの子の場合 単にお風呂のお湯無くなると思っただけの気がするわ。)うん





焔「そうか。考えてみりゃカナヅチの奴は水が怖いもんか
やべえ。ますます孫に嫌われるな」うーん。


粋「つーか なんでアレで仲良く出来るとおもったんだよ」

焔「それお前らの親父もよく言ってたわ」うんうん



千様「昔からスキンシップの取り方が壊滅的なのね」納得









魄哉「白くーん。虐めませんから出てきてくれませんかー?」こんこんノック

蒼月「ねえ。寝癖直したいから朝シャンしたいんだけどー」ノックどんどん


家康「あ、まだ籠城してる」うわあ


挿音「ちっ
動物は極端で扱いづれえなあ」

一二三「Σ荒っぽいのはダメだぞ!!戸壊しちゃダメだ!!」ひいいっ

挿音「お前な 大人がそんなんすると思うかよ?」


魄哉・蒼月(Σ絶対やると思ったのに!)





挿音「動物誘き出すにはコレだろ?」

彬羽「春限定メニュー
筍の桜蒸し。 冷めたら旨くねえぞ」蒸しあがりっ



ぴく。


蒼月「あ。戸の向こうで反応あったかも」






白「・・どんなだそれ?」戸ちょっぴり開け

彬羽「説明して解るのか?
食いたきゃ出てこい」きっぱり






魄哉「さすがです」ぱちぱち

家康「なんで誉めながら引いてるの?」ぱちぱち

魄哉「いえ。思い付いても普通やんないなーと。」ぱちぱち







焔「天岩戸しかり 閉じ籠った奴引っ張り出すにはしょーもない事が一番効くんだよなあ」

シロ「一緒にするでない バチが当たるぞ」








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【芝居小屋】





つつじ「今年も初夏は人気のテーマ 義経と弁慶やるでー

今年はちょいセットに凝ってセットの橋の下から観客席の近くまで川モチーフに水を張ってやなあ


粋「Σ兄貴いいい!プロ!プロなんだから逃げない逃げない!!」ふん捕まえっ


白「しばらく山に帰る」じたばたっ

粋「俺ら故郷山じゃねえよ!!東北の村!!」




皐月「何かあったん?アンタら。」






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