小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

4月8日

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石燕(与一)「曲者だああ!であええええ!!」くわっ


小太郎「Σえ?え!?うわ寝てた!!」びくっ



シロ「それでも番犬か情けないっ!」

小太郎「だだだって 春先気候が良いからっ」きゃいいんっ


石燕(与一)「喋ってる間に動け!
私は近距離無理向かんからな!」庭に弓ビシッ



シロ「ふむ。 ならば近距離中距離だな。心得た。」

石燕(与一)「ん?中距離?」





シロ「ある程度の距離までならまとめて凍らせれば問題ない!!」くわっ!!


石燕(与一)「近距離もそれで良くないか?」

シロ「そこは侍として刀でやるべきだろうが。」


石燕(与一)「こだわりが解らん。」うーん。






粋「くおらガキ共!
よく見ろ天井! 物陰っ!!」

忍A「Σぐはっ!」




シロ「Σうっお!何かおった!!」

石燕(与一)「おい、紋様出てるぞ
4足歩行も良いのか 」





白「一人残らず捕まえるから問題ない。」


粋「と。魔王が言ってるから良し。」

石燕(与一)「討ち取られた方がマシだな。」うん。



小太郎「けどおかしくないか!?
よく見たらここにもそこにもっ

この家こんなセキュリティガバガバだっけ!?」オロオロッ


シロ「ふむ。身のこなしからして 完全に忍だが
さては相当の手練か。」




挿音「ほう。そいつあーおもしれえ」にやあっ



白「よし。避難しろ。」



シロ「同業となると
これは容赦ゼロだな。」そそくさ避難。


石燕(与一)「それで勝てるなら問題ない」うむ。

粋「バケモンより怖い忍ってなんなんだよ。」





白「えーと

庭と縁側は挿音が暴れてるから近寄らないとして

離れはバカラス行ったし

・・えーーっと」悩。


シロ「すまん。方向音痴に指示させるのは不安でならんのだが」

石燕(与一)「この家だだっ広いからな。」うむ


粋「とりあえずよ 魄哉どこ行った?

やっぱここは歴戦の軍師に



がしゃーん!


ガラガラガラッ







白「裏庭ぽいな。」うん

小太郎「壁ごと行った辺り怒ってる怒ってる」


シロ「よし。家の中のを片付けつつ 彬羽辺りに指示を仰ごう」踵かえしっ






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【裏庭】


魄哉「まったく。
ようやく一仕事終えてホッとしてたっていうのに

休憩っの質って大事なんですよ」


瓦礫蹴飛ばしっ




忍B「Σいやいやいや! お前は軍師ではないのか!
天海大僧じょ


魄哉「あ。その名前で呼ばれる辺り人の方ですね
いやー敵多い物で。


では極楽へどうぞ」








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【母屋 廊下】





彬羽「ん?蒼月
手前そこで何してんだ」

蒼月「どこぞの愚連隊に狩られた奴等の捕獲だよー

逃げられない用に そこの壁を外に見せてんだよ
さーて 何処が出口かなあ?」蛇眼発動っ



彬羽「ああ。成る程。
それでこの阿鼻叫喚か。

(倉庫の中じゃ出口ねえだろ 。) 」



蒼月「出られるはずなのに出られないってさ
結構来るんだよね
んで、あの人らにボコられた後ならメンタルガッタガタでしょ?
簡単に精神入り込めるから楽々っ」ぷーくすくす


彬羽「なんで蛇ってのはこうなぶるんだ。」引。



蒼月「で、お前の方は?
捕まえたんなら纏めて幻見せ
Σずず黒っ!!」ひいいっ


彬羽「いや。必要ない」返り血ドロッドロっ


蒼月「なんで素手でそんななんの!?
え!?曲者原型あるのそれ!?」

彬羽「お前な。
捕虜を逃がさない為には手足を折るのは基本中の基本「Σどこの基本だよ!! いちいち怖いんだよお前!!

あーもう だからカラスって嫌いだよ!!」

彬羽「Σはああ!? 嗜虐趣味の爬虫類に言われたかねえ!!」

蒼月「メンタル面な分可愛いだろ!
なんなら更にこいつら虐めてやろうか!!
足元から虫サイズの餓鬼じわじわ登らせてやろうか!?」




忍者軍団(Σお願いやめて!!)ひいいっ







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【母屋 北側】




忍者C「何なんだ この化け物屋敷はっ」こそっ

忍者D「知るか!!
こうなったらさっさと仕事を終えて退散するぞ!
狙うは徳川家康の首ひとつ!」こそこそっ


忍者E「Σ待て!誰か居るぞ!!」



家康「あの、どちら様で?」


忍者CDE「・・・・」





忍者C「えーっと こいつは?ひそひそ」

忍者D「いや。違うだろ
家康は丸眼鏡でヘラヘラした阿呆面 銃を携帯した役人風の風体はず」ひそひそ

忍者E「あーんじゃ違うな

こいつ人●してそうな顔してるし 懐に銃忍ばせてたら結構解るし貧乏臭い浪人っぽいし」うんうん。




家康(目付き悪いのは生まれつきなんだけど。腹立つなあ)




忍者ABC(つまり! 下手に手を出せば同胞達のようにーーっ!!!)後退りっ


家康「アンタらどんだけ怖い目に合ったの?」






魄哉「はい。チェックメイトです。」 銃ごりっ

忍D「Σ!?」




家康「言っとくけど そいつのが家康の数倍エグいよー
ついでに急所避けてガンガン撃ち込むよー」


かちゃ。


忍C「Σああ!丸眼鏡っ 変装とはズルいぞ!!」

家康「Σ自覚あるけど丸眼鏡一個でそこまで変わる!?」






忍者E(今のうちに)こそこそっ




鏡子「わっ!!」どろんっ

忍者E「Σぎゃっ お化けええー!!」ひいいっ


魄哉「鏡子さん ナイスです。」







挿音「表も殲滅完了。

あ、まだそこの植え込みに居んぞ」





コマ「カタカタカタカタッ」


ドドドドドドドドッ!!



家康「Σコマちゃんが兵器のように!!」ひいいっ

魄哉「手のパーツを最新式のガトリング銃に付け替えてみました。」どやっ



挿音「愛娘改造すんなや。」






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千様「へー。

大騒ぎだったのねえ」 ほうほう。


一二三「おら達は九尾ちゃんに護衛して貰ってただ!
ドキドキだっただよー」

小太郎「そりゃ最強のガードマンだな。」わおんっ



九尾「だーりん誉めて誉めてっ
わちいい子じゃろ?なあなあなあなあなあ」すりすりべたべた

白「静電気痛い。」バチバチ




粋「しっかしびっくりしたよな
まさかあそこまで入り込まれるとはよー」ぐでん。


シロ「俺は勢い良く雑巾踏んで大転倒した与一が意識吹っ飛ばした事が一番驚いたがな。」


石燕「幽霊ってダメージ受けるんすねえ。」頭ずきずき

蒼月「結局痛いのアンタだけどね。」


石燕(与一)「Σこっ この体が運動不足だから受け身の1つも取れなかっただけで 私はどんくさくな


べしっ。

石燕「大人しく寝てていいっすよ。」


一同(Σとり憑いた幽霊体内で寝るの!?)



石燕「ーーーーっ」頭ずきずきくらくらくらっ

シロ「馬鹿者。」きっぱり





彬羽「本題に戻るが、この家の付近は魄哉の感知結界と挿音のトラップで重装備じゃなかったか?

あの間抜けな忍共に破れるとも思えんが」



魄哉「あー。その、それなんですが」

挿音「運が悪いつーかなあ。」キセルふー。


一同「へ?」






挿音「仕掛けたまんまだと劣化するからよ
そろそろ総取っ替えすっかと思って撤去してるの伝達忘れてたわ」

魄哉「右に同じくです。」


一同「おい。」





シロ「Σ百歩譲ってトラップは仕方無いとしよう!!
しかし結界の劣化とはなんだ!?」

魄哉「御札が紙なもので。」ボロ御札っ




粋「あー そりゃ風化するなあ。」納得。

蒼月「つまり親子揃って仲良く伝達ミスかよ。」ため息

小太郎「ごめん。タイミング悪く俺も寝てた。」しょぼんっ

千様「はいはい。どんまいよ」よしよし






家康「ガードして貰ってて何だけど

ホウレンソウは徹底しよ?」


魄哉「以後気をつけます。」苦笑。
挿音「同じく」キセルぷはー



白「ほうれん草?」はて。

彬羽「報告、連絡、相談の事だ。」






魄哉「てか。 人の領分の問題で無い場合なら
全部まとめて吹っ飛ばせばいいだけなんですけどね

いやー今回はホント運が悪かったです。」ふう。





彬羽「全く 加減して暴れるのも楽じゃねえ」

蒼月「お前あの惨状でそれ?」

粋(やべ。兄貴がいいって言うから加減してねえっ)ぎくっ

シロ「すまん。何人か凍らせたがセーフだな?」

家康「あ、コマちゃんの手ガトリングのまんまだよー」



九尾「こいつらの手加減の線引きよう解らんわ」







白「俺はちゃんと 加減できないから何もしてない。」えへん

粋「Σあ!ホントに何もしてねえ!!」





魄哉「ぶっ飛ばしていいパターンなら無機物のみガードしますんで 白君に辺り一面薙ぎはらって貰うって手も
広範囲瞬間火力ほぼ兵器ですし」にこにこ。


家康「あのー その場合生物は?」





魄哉「敵味方の選別大変なので 各自でどうにかなりません?」

シロ「Σどうにもならんわ!!」



白「そもそもやるって言ってない」きっぱり



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