小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月31日

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一二三「パパ。」


彬羽「」

湯のみばりんっ


家康「Σ毎度思うけど痛くないのそれ!?」ひいいっ



一二三「あーやっぱ嫌だか」むう。



蒼月「あれ?バカラス停止したよ? おーい」


白「理屈っぽいから そうていがい?の事起きると結構固まるぞ」しれっ

粋「兄上 固まらせて遊んでたんすね。」




シロ「ど、どうしたのだいきなり。」びっくり



一二三「その。それが
町の子らと遊んでたらだ

『やーいやーい貰われっこー』って」

シロ「Σ苛めっ子か!!」かちーん!





ぴしぱきっ


小太郎「Σぎゃいいん!割れた湯飲みが更に粉々にいいっ!」

千様「Σ彬羽君落ち着いてえええ!!」ひいいっ



粋「Σちょ こっちもヘルプヘルプ!!」


白「離せ鬱陶しい
」ぎろっ

粋「Σははは離したらクソガキ共をバーベキューにしちゃうだろ!?」半泣きっ

シロ「いかん。魔王と化しとる」たじっ




魄哉「おやまあ 荒ぶっちゃってますねえ」

シロ「Σおおおっ!調度良いところに!! 」



家康「いや。むしろ最悪のタイミング」

魄哉「おやおやおやおやおや。」じゃらじゃらすたすた



千様「Σおやおやじゃなくてどこ行く気よ!?」

小太郎「Σ絶対袖になんか仕込んでるうう!!」ぎゃいいんっ





挿音「落ち着け。」

魄哉「Σぐはっ!」


家康「よし!一体確保!!
蒼月 あと二体気合いで金縛りか何かでどうにかよろしくっ!」

蒼月「Σくたばれっての!?」ひいいっ




シロ「なんのやられる前に頭を冷せれば

ふんっ!」

パキパキパキーン!!








一二三「生まれて初めてめちゃ虐められたのに 結構どうでも良くなって来ただ。

九尾「周りが本人の数倍ぶちキレ倒しとるからのう

親では無いがの。これはこれでクソガキ共にはまずおらんぞよ」ほっほっほ






一二三「・・ふむ。

そんならええだ。」にかっ





蒼月「Σあれ!? なんか解決してる?」ボロッ


千様「はいはい彬羽君 落ち着いてー
一二三ちゃんにこにこだから蒼月君鯖折りにしなくていいのよー
はい とーとととと。」

彬羽「Σ俺は鶏か!」

挿音「よし。正気に戻ったな」


魄哉「あの。それより外した肩はめて下さい」ぜーぜー

家康「あーあ。頭に血上ってるからやられちゃうんだよ」




白「あれ? もういいのか?
なんなら足元でギャン泣きさせながら詫び入れさせるぞ?」きょとん。

一二三「本当に心底大丈夫だから絶対やらねえでけろ。」



粋「あー。まだ瞬時に湯が沸騰するなあ」

シロ「ふむ。 冷却が足りんか。」


九尾「なんでだーりんの頭に茶瓶乗っとるのかと思ったら温度計かい」




千様「しっかし 可愛いげの無い子供もいるのねえ
皆がキレなかったらアタシが荒ぶってたわ」

粋「いや そっちのがまだ大人し・・ 姉ちゃん?
今なんか ほそーい蜘蛛の糸みたいなのが」

千様「あら?言って無かった?
アタシ体力勝負は向かない暗殺系よ?」



魄哉「おそらく女郎蜘蛛のイメージで作られてますよね」肩ゴキッ

千様「何かしら ヒヨコのぴーちゃん?」

魄哉「Σぴーちゃん!?」



家康「うーん。過保護軍団が荒ぶってて怖いなあ

石燕「家康さん。 さっき弾の残り数コッソリ見てたっすよね?」
家康「大丈夫。スレスレでぶっぱしてトラウマ植え付けるだけだか


シロ「こんな大人しかおらんのか。」



石燕「あーもう 一二三ちゃんが良いって言ってるんだからここはサッと流しときやしょ!
どっちが子供か解んないっすよ」

白「解ってるけど 腹立つのは腹立つぞ」


ピーッ!


粋「あ。湯が沸いた。」

蒼月「茶瓶の音で解りやすいね」





石燕「まともに相手するから腹立つんす!!

人の家庭の事に首突っ込んで人を見下すようながきんちょ どうせマトモな大人にならないし会話も出来ねえっす
こんのケンミジンコが人知れずボウフラの餌になっとけ やーいお前の生涯ドブの中ー
ぐらいに見下し倒しときゃどうでも良くなるっすよ!」びしっ


家康「それはそうだけど 教育上最悪な事言ってない?」




シロ「お前 そういうタイプだったのか」ドン引き。

石燕(与一)「こいつは猫被っとるが 大概中身腹黒
Σだっ」頭べちん!!

燕市「しゃーないっしょ!
オバケ見えるだけで虐められ倒してたんっすから!!」


小太郎「そうだな。 オバケ叩いて引っ込めるくらい強くなったな」うわあ。

蒼月「ひょっとして精神力ならゴリゴリ武将に勝ってない?」




コマ「カタタッ」湯のみ並べっ

粋「え。兄貴の頭の茶瓶で茶淹れんの?」

挿音「茶でも飲んで落ち着けって事だな。」

コマ「カタカタ」こくこく。





千様「あー・・

まあ、怒るのはこれくらいにしといて


一二三ちゃんまだちっさいんですものねー
寂しかったら ママって呼んでいいわよー よーしよしよし。」抱っこ。





一二三「え?」

千様「・・Σ不服そう!?」がーん。




家康「千ちゃんはママって言うかねー」うーん。

千様「Σどういう意味よ!!」きいいっ


魄哉「Σ一二三ちゃん なぜこっちを見るんですか!!」ひいいっ

挿音「散々オカン呼びされてんだからよくね?」

魄哉「Σさすがに問題ありますって!!」








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一二三「貰われっ子でも何でもええべ

おらにはパパがたっくさん居るだぞ!!
お前らにはせいぜい1人だべ やーいやーい!」どやっ



地元の子供軍団(Σむしろダメじゃねえ!?)







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