小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月22日

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蒼月「なんか面白い話ない?」だらーん。


家康「暇が極まってるねえ」うわあ。



蒼月「ようやく暖かくなってきてホッとしたらの雨だよ?
色々持て余すってこんなの」


シロ(晴れてても雨でも年中だらけておるような。)うーん。





蒼月「て事で なんか暇潰しに面白い話

あ、つまいないのやめてよ? 時間の無駄嫌いだから」

家康「Σハードル爆上げやめなさいって!」



小太郎「暇潰しなのに時間を無駄にしないって何なんだろ」わおんっ

千様「蒼月君が理不尽だと春って感じよねえ」しみじみ

シロ「こやつは常に理不尽だろ」






家康「んー。 面白い話?

プレッシャーでなんも浮かばないんだけど」うーん。





挿音「骨は拾ってやんぞ。」

家康「Σ爆死前提!!」



挿音「おらおらとっとと話せや ギャラリー呼んどいてやったぞ」


粋「んで、面白い話って?」わくわく

白「眠いのに。」むすっ

彬羽「昼からバイトなんで早く済ませろ」

一二三「お話お話っ」わーい。

石燕「何の祭っすか?」

コマ「カタカタカタカタ」



家康「Σストレートな嫌がらせっ」ひいいっ





千様「つまりアンタも皆も暇なのね」

挿音「おうよ。」きっぱり



彬羽「俺は忙しいんだが。」

石燕「仲間外れするの嫌いなんしょ」





家康「えーっと。

骨は拾ってよホント。
おもろくも何とも無い昔話だから」

石燕「おっ 人に歴史有りシリーズっすね!」






家康「あれはねー。 織田とマジ喧嘩になる一歩手前だったね」遠い目。

蒼月「うん。既に微塵も笑えないね」



千様「あらノブノブと喧嘩した事あったの?」

石燕「千様さん 織田信長とお知り合いっすか?」

千様「昔 ぼっろい居酒屋で意気投合して飲み比べからのどんちゃん騒ぎしたわ」どやっ


粋「あー。言ってた言ってた」

白「店が気の毒だな」うん。



家康「そりゃあね 戦国だからヤバかったのも一度二度じゃ無いけどさ

あの時はホント危なかった
なんせ天海がキレたからなあ」うんうん。

蒼月「Σげ。 軍師何やってんの!」

シロ「あやつは軍師としては有能では無かったのか?
相手の将相手にキレる等ありえんだろ」


家康「んーとね。あの時は
ノブノブが見事に唯一最大の地雷踏み抜いちゃったんだよねえ」

千様「へ?何々?」前のめりっ




家康「あの時代 徳川は織田の舎弟だったんだよね

んでさ。 あの時代ならではのその服従の証が下の者の身内を差し出す事。
私が子供の時そうだったみたいにね」




白「家康 家族いたのか」びっくり。

家康「絶対地べたから生えたとか思ってたでしょ?」

白「うん。」即答




蒼月「拗ねんな。

で、続きは」

家康「即答辛っ

えーっとそんで まあそこでノブノブが要求したのが

私にじゃなく『私の右腕』にだったんだよねー」



千様「あら?それってつまり」




彬羽「お前か。」

挿音「やっべ。初耳だわ」 キセルすぱーっ




家康「その時お前ちっさかったからねえ
話すのもはばかられるって感じかな


私なんてそれより幼い時から人質からのノブノブに苛められて育ったけどねえ」くっくっく。

挿音「俺悪くねえだろ」

蒼月「病むくらいなら語るなよ。」



小太郎(あれ?蒼月のせいでこの話になったんじゃなかったっけ?)




白「んで、信長と怒鳴り合いにでもなったのか?」

家康「いやいや。さすがにそれは無い無い


真夏の生ゴミ見る目で『はあ?』と一言で小バカにし倒したんだよ」


千様「なんでそれで戦になんなかったの」うわあ。



家康「いやー私含め その場凍り付いたんだけどね

『そういうの無くしたいから命かけてんですよ。
それで はい従いますってぬかしたら 何の為に脳ミソ絞ってんだか解らなくなりますのでお断りします。』
と。

取りつく島も無さすぎてバカウケしてたねー」あっはっは。



シロ「相手が信長で良かったかもしれんな。」ドン引き。

彬羽「信長だからあえて言った。と言うのは

無いか。さすがに」うーん。




家康「と、言う お話でした。

いやー。下手すりゃあの場が皆揃って本能寺だったねえ」

蒼月「何そのパワーワード。」






一二三「ええパパさんで良かっただな。」じーん。

挿音「コメントし辛えわ。」




石燕「しかし そういう話聞くと
ホントに徳川家康なんすねえ」じーっ

家康「今のエピソードも私なんもしてないけどね」どやっ

石燕「あ。やっぱ家康さんっすね。」うんうん。


粋「語れば語るほど株が落ちてくって凄えな。」




家康「まあ 徳川が結果として勝てたのは
こう言う無茶苦茶があったからかもね

それまで一番強かった織田も大概無茶苦茶だったわけだし」

千様「いいの?それで」



家康「ちなみにその天海がうちの軍師になった時も

『軍師やってー。』『あ。いいですよー。』のノリだったよ」

シロ「Σ軽っ!!」





魄哉「断ったら三日で晒し首だと思ったんですよ。」


小太郎「おお、噂をすれば影。」



魄哉「その話やめてくださいって言ったでしょう!!
自分でもちょいキレ過ぎたかなーって思ってんですから!!」ぎりぎりぎりっ

家康「あははごめんごめん。いやー。その辺に唾とか吐きそうなハア?だった ちょ締まる締まる」


千様「落ち着きなさい 殿が潰れるわ」




白「恥ずかしい事なのか?」はて。

彬羽「軍師としては。だな

人間としちゃ正しいだろ」





シロ「人でない者の方が人として正解とはどういう」


蒼月「だから そいつら負けたんじゃないの?」




家康「時々蒼月怖いよね」

魄哉「どズパッと来ますよね」おおっ



蒼月「Σえ。何!?」


魄哉「ホントにそろそろ江戸城で公務員しません?」

蒼月「スカウトすんな。やだってば」





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