飛天「診断結果。睡眠不足及びビタミンB不足
一日しっかり寝ること」びしっ
魄哉「Σドクターストップ！！」ひいいっ
小太郎「ドクター？」
シロ「物騒なドクターだな。」
千様「飛天君 腕と知識は凄いんだけどねえ
荒いのとマッド入るのがねえ」うーん。
飛天「家主ぶっ倒れたからって 大狐でうちの壁ぶち抜いて呼びに来る方が荒いと思うんだけどな」たんこぶ。
白「だからごめんって。」
九尾「とにかく急げ言われたんじゃもん」
家康「要するに疲れだね
しっかり休みなさいって。後々響く方がキツいよ？」
魄哉「まっさか意識吹っ飛ぶとは
トシですねえ」ため息
蒼月「単純に寒の戻りで冷えてんじゃないの？」
魄哉「？ 今日寒いですか？」きょとん
蒼月「あ。駄目だ
色々麻痺ってる」
粋「めっさ解りやすいのが コレだ。」ごとんっ
魄哉「Σうわ！咲きかけの桜が氷浸けに！？」
千様「あら。可哀相
咲こうとした矢先に冷え込んだものねえ」
家康「お前ヤバくない？
この気温解らないとか相当疲れ貯まってるんじゃ」
魄哉「寝ます。 後はよろしく。」
挿音「おう。体調不良で休みな
江戸城の方にも言っとくわ」
飛天「んで？
あのカチカチ桜 ほんとは何だよ」
白「なんだろな。」ちらっ
シロ「不意打ちに失敗した。と言えば解ろうが」ふっ
千様「Σげ。また『隙有り！』とかやったの！？」
小太郎「この前それで大出血して偉い事なったのに！？」ぎゃいいんっ
シロ「うむ。不意打ちは良いが 周りに迷惑かけるなとえげつないカウンター食らったわ
見ろ この青アザ」着物めくりっ
家康「Σボディブローの痕が紫になってる！！」ひいいっ
蒼月「意外と躾に厳しいよね」
白「犬と子供は最初の躾が肝心なんだろ？」
粋「まーたどこで覚えて来たんすか 兄上」
シロ「Σ誰が子供か そこになおれ
ぐはあ！！」
白「だから一々その辺凍らすなってば。」
家康「Σ同じ所どつくのやめてげてええ！！！」ひいいっ
飛天「耳栓いるか？」
魄哉「すみません、下さい。
寝られません」布団潜りっ
彬羽「Σうお！手前ら何やってる！
遊ぶなら外に行け外に！！」
飛天「だああもううっせえなあ！！
お前声でかいんだから しっしっ！！」
彬羽「Σんなっ！？」むかっ
小太郎「だああもう！ こっちも！！」
千様「はい、よろしく。」
挿音「おう手前ら
全員まとめて表出ろや」
しーん。
家康「人間なのに なーんで一番怖いかなあ
あれ？おーい
Σ寝るのはやっ！！」
魄哉「すやー。」
鏡子「最近 催眠術覚えたんです」どやっ
千様「ナイスよ鏡子ちゃん
このバカが無理してたら容赦なく寝かしつけてね」
小太郎「へ？催眠術てどんな風に？」
鏡子「一種のサブリミナル効果です。
小声で呪詛をかけ続ければ 魄哉さんレベルでも蓄積されて眠くなります」
飛天「いや。出来たら 健やかに眠らせてやってくれ」
