小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

3月11日

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【割烹 春一】




ひな「はい。という事でお久しぶりの女子会です。」にっこり


粋「いや。どういう事で?」





朱然「て、事で悪いけど貸し切りな
どうしてもって言うんならオーダー受けるけどその辺の地べたに正座して食え。」

粋「Σ客なんだけど!?」


朱禅「団体予約すっぽかされて大赤字なんだよ
イラついてんだからギャーギャー抜かすな!」くわっ

粋「Σ清清しい程の八つ当たり!!」




皐月「アンタなんか知らんけどどつき易いもんな」うんうん。

庵「生まれ持った特技?
サンドバック体質?」

千様「頑丈で良かったわねえ」頭なでなで

粋「Σ姉ちゃん微塵もフォローになってねえよ!!」




千様「今日は地獄ちゃんも来るわよ」

粋「Σえ。」

庵(解りやすく綺麗なお姉さん好きだなコイツ)




地獄太夫「実はもうお邪魔してありんす」どろんっ




鏡子「この度は私も参加させて頂けるそうで」わくわくっ

地獄太夫「遅れてすみんせん
こちらの手鏡さん連れに行っておりましたんでありんす」


一二三「はいはーい!質問だ!!
女子会て今日何やるんだべか?」

ひな「それが考えて無いんですよねー
テーマ特に無いので 皆でキャンセルされちゃったお料理食べながらのんびり駄弁りましょう」





がららっ



白「なあ。表に貸し切りって書いてたけど

あれ?お前何してるんだ?」


粋「自分の席に座ってる」ちんまり。

白「床がか?」はて。




朱禅「なんだお前も昼メシか?」ギロッ

白「めちゃめちゃキゲン悪いな」むう。





地獄太夫「おんや。主さんお久し振り
それならあちきらと御一緒しなんし」手招きっ



粋「Σなんで兄貴だけ!?」ガーン

皐月「どつきにくいキャラやからちゃう?」




地獄太夫「・・床がお好きなんではありんせんの?」はて。

粋「Σ俺のイメージよ!!」


千様「地獄ちゃん 結構天然入ってんのよねー」

地獄太夫「ひんやりして気持ちいいのかと思ったんでありんす」


鏡子「遠回しな言い方ですが 特殊な趣味の方と思われてるみたいですね」ふむ

庵「どんまい。ほれエビあげるから」

粋「・・いらねえ。
やべ。泣きそう」ずーん。






白「へー女子会やってるのか。」

一二三「んだんだ! だんしきんせいなんだべっ」

白「・・えーと?」ちらっ


朱禅「俺に助け求めんな

その嬢ちゃん意味解ってねーよ」






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魄哉「おや。彬羽君
休憩中ですか?」

彬羽「本日急に休みだ」

魄哉「おや。

じゃあそんな所で何してるんです?」きょとん

彬羽「あの面子じゃ変な事教え込まれかねねえからな」ため息

魄哉「はい?」




がららっ






皐月「お!はっちゃん調度いい所にっ」

庵「おー。熟練の主婦来た来た!」

千様「よっしゃ!アンタも混ざりなさーい」

鏡子「最近ほんっと蒼月さんが彼氏ヅラしてムカつくったら!」ぷんすか

地獄太夫「それは女冥利に尽きるってものでありんすな」くすくす。

一二三「ん?ええ事なんだべか?」

ひな「あの人大概誰にでもそんなのですよ?」

鏡子「・・それはそれでムカつきますね」むう





魄哉「なんです コレ?」

白「女子会らしいぞ」エビもぐもぐ

魄哉「はい?女子?」


粋「兄貴なんで普通に馴染んでんだよ」

魄哉「君はなぜにそんな隅っこに「肩見狭いんだよ!!」




千様「大丈夫。アンタなら違和感ないわ

ほれほれ混ざんなさいよー」

魄哉「Σどういう意味ですか!?」




白「よし。人増えたし料理追加。 メニューのここからここまでな」

朱禅「よっしゃああ! 喜んでっ!!」

ひな「よっしゃ 赤字返上っ!」ぐっ


魄哉「Σあの 昼からも仕事なんですが!?」



粋「あのー兄上 そろそろ俺も混ざっていいっすか?」挙手っ


地獄太夫「わっちの隣空いてありんすよ?」

粋「Σいやいやいや!それはさすがにっ!!」



皐月「混ざっても黙ってそうやなコイツ」もぐもぐ







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