小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月9日

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蒼月「あーさむさむさむさむっ
あー人肌が恋しいなー」ちらっ

鏡子「あらまあ それは大変ですね
私無機物なのでどうにもなりませんねー」棒読み


蒼月「・・・・」




粋「しまった。アピール間違えた とか思ってんな」

家康「鏡子ちゃん実体無いもんね。」うんうん



鏡子「あーキンキンに冷えた家具の近くなんて余計に寒いかもしれませんよ?
冬眠する前に火鉢の方に行ってくださいね」にっこり


家康「わお。ストレートな寄るな向こうへ行けだね」




蒼月「・・出直すよ」ふっ



小太郎「あ。完敗だ。」


家康「取りつく島もないもんねー 仕方がなΣいだっ!」

蒼月「いちいちうっさい!聞こえてんだよ!」

家康「Σあだっ
だからって髪むしらないでくれる!?」ヒリヒリっ
蒼月「うっさい ハゲ。」

家康「Σハゲてないけどお前のおかげでハゲそうだよ!!」




魄哉「蒼月君やめなさい!
殿ももう若くないんだから抜けたら次生えるか解らないでしょう!!」


家康「あの、お前のがトドメでハゲそう」

魄哉「わざとです。」きっぱり


小太郎「まあまあ 通常運転だから な?」よしよし

家康「右腕が一番えげつない」さめざめ


魄哉「さて、ではお仕事行ってきます」すっきり

粋「いってら
すっげえウォーミングアップだなあ」





千様「ねえ、蒼月君常にあんなんだし
どこまで本気か解らないから鏡子ちゃんも困ってるんじゃないの?」

小太郎「うん。ほんと何処まで本気か解らないし
蒼月だから落とせなくて意地になってるだけかも知れないし やっぱうーん

・・蒼月だしなあ」悩。

粋「こいつほんと解んねえよなあ
気まぐれマイブームの可能性まであるし」まじまじ

蒼月「なんで目を見て言うの?
何?白状しろって?」

粋「解らないなら本人に聞けばいいかなー?って」




蒼月「ストレートなのに回りくどいっ」

粋「Σあだだだだ!しまった目を見ちゃいけねえんだった!!」ひいいっ


小太郎「Σぎゃー!粋が魂抜かれるっ!!」

家康「Σお前そろそろ学習して!!」





べしっ


蒼月「Σあだあ!?」


白「こんなの食べたら腹下すぞ」

粋「兄貴いいいい!!」おおおっ



白「あのな。蒼月
お前が本気とかその辺どうでもいいし全く興味ないんだけどな」

粋「Σ折れる折れる!ロープ!!ロープ!!」床ばんばん!



小太郎「感謝の目が気持ち悪かったのか」うわあ。

家康「お兄ちゃん 関節技やめたげてー」




蒼月「何?お説教?」

白「んー。お説教と言うかだな」ぎりぎりぎり



千様「白君 わざとやってるわよね?」

小太郎「どんだけ気持ち悪かったんだよ」





白「ぶっちゃけ鏡子は 親孝行娘だからお前のそういうのは嬉しく感じないぞ。」真顔

蒼月「ごめん。一般人にも解るように説明してくれる?」


白「えーと。 難しいな」悩。

ぽいっ



家康「お帰り 解放おめでとう。」

粋「ふっ もう慣れた」ぜーぜー

小太郎「慣れるのがおかしいんだぞ?」わおんっ




白「まず、鏡子は結構いいとこ育ちなんだ
生きてた時の話な」

蒼月「だろうね。平安時代でも皆が皆あんな格好してると思わないし」

白「でな、
いいとこの育ちだから ちゃんと色々教えられて育っててな

まともな男の所に嫁にいけるように身嗜み整えろって親に貰ったのが今とり憑いてるあの鏡らしい

つまりお前ちゃらんぽらんだから問題外だ」



蒼月「うん、ちょっと待って。

ちゃらんぽらんはともかくなんでそんな詳しいの?」



白「本人に聞いたからだ」きっぱり

蒼月「Σんな深めの身の上話する間柄!?」がーん


白「浅い身の上話ってどんなのだ?」

家康「いや知らない こっちに振らないで。」



白「とにかく、お前は鏡子の親の言いつけと正反対の安心出来ない男だから無理だと思う」

蒼月「うっ 既にこの世にいない親御さんが障壁!」うわあ。

小太郎「いやちゃらんぽらんのお前自信が障壁「うっさい犬っころ」



白「あと、責任を人や動物になすりつけたり ごめんなさいが言えなかったりする男はそれ以前の問題外だって言ってたぞ
ピンポイントで今のお前じゃ無理だ。」


蒼月「Σねえホントなんでそんな詳しいの!?そっちのが気になるんだけど!!」





千様「あのー 鏡子ちゃん?」

鏡子「い、一切邪念が無いので話しやすいんですよっ」

家康「あー まず変な事にならなさそうだもんね」うんうん。

鏡子「この手の話ししても 白さん蒼月さんの肩持ちませんし、へー。ふーん。だから愚痴りやすいですし」しどろもどろっ

小太郎「いやそれ適当に聞いてるだけだぞ。」



粋「あれ?ひょっとして 兄貴のせいで更に蒼月の株下がってねえ?」



蒼月「Σ結果的に恋敵!?」はっ

白「違うと思う。」きっぱり






彬羽「この寒いのに春か 手前ら。」

一二三「皆さん青春だべ。」




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