小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

2月4日

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粋「Σうげ!じじい何で来てんだ!!」

焔「人の顔見るなり失礼だな お前は」

千様「おじーちゃんが毎回虐めるからでしょー」

焔「虐めてるつもりはねえんだけどなあ」うーん。

粋「Σあれ?ひょっとして兄貴ってじじい似 Σあだあっ!」



蒼月「ミカンカゴ投げないでよ 置き場所なくなるじゃん」

白「あでぃおす。」しゅばっ


シロ「Σ逃足早い!!」

焔「ちっ あいつは最近捕まらねえなあ」


蒼月「逃げ慣れてるよね」うんうん。

粋「Σあ。やべ逃げ損ねたっ」





家康「はいはーい
粋、ミカンは武器じゃないよ置きなさいって。

ご注文の品お待たせー」




焔「おお。悪いな」

粋「へ? 今日はマジでなんか用事かよ」


焔「お前 じーちゃんを暇だと思ってるだ
粋「暇だろ。」即答。


家康「節分の恵方巻 一人分だけ作るのもダルいしこのじき無駄に高いから ついでに作っといてと頼まれてたらしいよ」


千様「おじーちゃん 節分は昨日よ」

焔「いやもう食えりゃ良くねえ?」

シロ「成る程。食い意地と適当さは血筋か」納得。



焔「そりゃあんだけ店頭に並んでんだぞ
見てたら食いたくなるのは至って普通だろ」

粋「いや買えよ。
蓄え凄えんだろ?多少高くても買えるだろよー」





焔「無駄遣いはやりたい時にやるもんだ。」どやあっ

蒼月「まあイベントとは言え 巻き寿司一本にかけたくない値段だよね」うんうん。



シロ「思うのだが 今朝なら既に値下がりしておるんではないのか?」

焔「この家のが絶対豪華だろ
料理人がいんだろが。」

粋「我が儘かよ」



千様「まあ 彬羽君もこの際一本二本大差ないって言ってたけどね
人数多いし」



家康「どう見ても一本二本じゃないんですけど。」

ごってり 。


焔「一本でいいんだけどな。」




粋「おーいカラスー! オーダー間違ってんぞー」


彬羽「Σはあ!?そんなはずは

Σう」

ゴスッ



家康「Σ久々に頭ぶつけた!!」ひいいっ


蒼月「まだ自分のデカさ自覚してないのかよ
家壊れるだろ」



焔「いや、多い分にはいいんだけどよ

落ち着け。お前オーダーミスに過敏じゃねえ?」

千様「職業病かしら?」うーん。



彬羽「違う! 天井が低くなってんだ!!」くわっ

蒼月「あれ?打ちどころ悪かった?」






焔「ん?ちょっと待て。




お前、背伸びてないか?」


一同「」絶句。




家康「Σえ うっそ!更に伸びたの!?」

千様「えええ!
だって前に190ちょいって!!」


焔「ほら見ろよ。ほぼ同じな?」並びっ

蒼月「うわー マジだ。
ここだけ家せまっ!」





粋「じじいって確か身長」冷や汗っ

焔「2メートルだ。」どやっ





白「たけのこ。」ボソッ


彬羽「Σ黙れドチビ!!」

白「あでぃおす。」しゅぱっ


蒼月「わざわざそれだけ言いに来たの?」






家康「伸びるもんだねー
ここまで行くとカラス天狗でも少ないんじゃない?」

彬羽「おかげでバイトの制服がかなり寒い」

千様「もとから一人だけ8分丈だったものねー
特注しなきゃねえ」



粋「つーかよ。大人になってからそんなニョキニョキ伸びるもんかよ」

焔「ん?

こいつお前とほぼ同い年な。

人間換算でギリギリ10代
伸びる奴は伸びるな」

粋「Σうおう!老け顔だから忘れてた!!」


彬羽「兄弟揃って喧嘩売ってんのか」イラッ





蒼月「あれ?

こんなネタなのに静かだと思ったら」きょろっ

千様「あら?シロ君どこかしら」



彬羽「Σしまった!!」


焔「ん?気を使うもんでもないだろ

男は身長じゃねえ。」

粋「説得力ねえよ!!」






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シロ「何故俺らは伸びんのだろうな」遠い目。

白「隠れてるから話しかけるな」茂みっ




シロ「個人差があるとは言え 毎日魚を骨まで食い適度な運動を続けぶら下がり健康法をも試しておると言うのに」どんより

白「凄い事暴露してるけどいいのか。」




シロ「くっ! カラス天狗に生まれれば良かった!!」

白(成長期前に筋肉ついちゃうと 伸びないって魄哉が言ってたんだけどな

今更戻らないらしいしなあ。)うーん。




シロ「だああくそ!!
小型には小型の良さがあるに違いない! 悩んで伸びる物でもないお互い精進しようではないかっ!」きりっ

白「俺のが10センチ高い」きっぱり








小太郎(どんぐりの背比べ。)寝たふりっ








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