家康「うっわ さむっ」ぶるっ
魄哉「今日も冷えてますねえ」
千様「ほんっとさむっ
蒼月くーん生きてる？ やーねもう冬眠しちゃうから厚着しなさいよー」
家康・魄哉「むしろアンタが着てください。」
千様「何よ 人を露出狂みたいに」むっ
魄哉「充分に露出狂だと思いますが。
寒いなら無意味に胸元開けるのやめてたらどうですか」
千様「嫌なら見なきゃいいでしょ
ムッツリ生臭坊主。」けっ
家康「相手は女！女の子！！
はい！フェミニストの天海サマ怒らない怒らないっ！」わたわたっ
魄哉「・・こんのパッパラパー」ボソッ
家康「Σパッパラ！？」ひいいっ
蒼月「千ちゃん そんくらいにしときなよ
ジジイ プライドくっそ高いから面倒だよ
晩御飯少し少な目にされても知らないよ？」
千様「ほんっとねちっこいわねー」
蒼月「あとごめん。 普段なら嬉しいけど今日は見てて寒いかも」ふらっ
千様「Σあらゴメンね！ じゃ前かくすわっ」ごそごそっ
魄哉「なんで蒼月君の言う事は聞くんですか」イラッ
家康「北風と太陽って知ってる？」
魄哉「解りました。半端な事しないでブリザードにすればいいんですね」ふんっ
一同(だからそれ意味無いって。)
蒼月「拗ねんなよ めんどいジジイだなあ。」ため息
白「あんまカッカするな。
ほら冷やせ」
背中に雪どばばばばっ
魄哉「Σだああああああーーっ！！？」ぞわああっ
白「痛い。」たんこぶ。
魄哉「すみません ビビってつい。」ぜーぜー
蒼月(デコに裏拳入れた。)
千様(とっさに硬い関節ぶつけに行く辺り怖いわー。)
家康「Σうわっ 背中びしょびしょだよ！？」
魄哉「あーもう どんだけ入れたんですか
着替えてきます」ぶるるっ
白「よし。頭冷えはしたな」うんうん
家康「お互いの心臓が止まるからやめようね？」
蒼月「て事はまーた雪積もってんのかあ
やだなあ。 ダルいしなんだか気が遠く」うとうと
千様「Σきゃー！蒼月君待って待って冬眠ダメえええ！！」
粋「おーい。 また雪降ってきたぞ！ほらほらっ 結晶綺麗なまんま袖に乗ってる！！」うきうきっ
一同「空気を読め！！」
粋「Σなんで怒んの！？」
家康「応急処置中だよ。
白これ沸騰よろしく」
白「ヤカン焦げないようにだな」うん。
千様「あ。もうそのままぶっかけるから沸騰まで行かせないで！」
粋「Σまた蒼月か！！」
蒼月「あの、まだなんとか意識あるから
熱湯かけるのはやめて そっちのがキツい」うとうと
粋「Σ確かに嫌だけど言って力尽きんなコラ！！
えーとえーとっ」オロオロッ
白「とりあえず火鉢増やすとかど
粋「ほら！蒼月っ
雪の結晶ほらほらっ！！」必死っ
家康「ダメだ。完全にパニックだね」
千様「それではしゃいで気が付くの 粋君くらいだと思うわ。」
蒼月「だああ！うっさい！！こっちは眠いんだよ！！」くわっ！
粋「Σあだだだだだ！！ やめっこら魂抜こうとすんな痛いた痛い痛い！！」ビリビリしびしびっ
白「あ。ちょっと目が覚めたな」うん。
蒼月「緊急だしこの際味は気にしない
栄養補給に魂の端っこちょっと食わせて」ギョロンッ
粋「Σ蛇眼ーーッ！！
いやそれ端っこでも俺やばいだろ！」ひいいっ
白「大丈夫だ。お前なら多分生きてる
兄ちゃんは信じてるぞ」きりっ
粋「Σせめて演技をもうちょいマシに！！」
家康「蒼月大丈夫そうだね。」
千様「そうねー。粋君が喧しくて意識飛ばせそうにないわ」ほっ
襖がらっ！
彬羽「おいこら！手前ら何してやがる！！」顔面蒼白っ
一同「へ？」
一二三「ちっさい子鬼がうじゃうじゃ沸いてるだよおおお！」びえええっ
家康「Σぎゃああ！何これ私にも見えるっ！」ひいいっ
粋「Σうぎゃああ多い！！何で！？なんでこんなえええ！？」
蒼月「・・まさかっ！」はっ
千様「へ！？何々？」子鬼はたきっ
蒼月「さっきどこぞのお馬鹿が俺の目の前に持って来た雪の結晶 寒さで溶けて無かったでしょ
あれ。考えたら六芒星だ」
家康「ひょっとして 腹ペコのお前が無意識に餓鬼の類呼び出しちゃった？」
蒼月「へー。俺召喚術とか使えるんだー
さっすが俺だね」ふふんっ
彬羽「言ってる場合か。呼び出したならどうにかしろ」一二三抱っこ。
千様「一二三ちゃん 高い避難場所があっていいわね」餓鬼ぺしっ
白「節分用の豆でもぶつけるか？」落花生。
粋「せめて剥いた方が良くね？」
蒼月「いやいや 大丈夫
言ったじゃん栄養欲しいって」
家康「Σえ。まさか コレを？」
蒼月「久々に本性出すけどビビらないでよ？」鱗ざわわっ
一同「Σ！？」
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魄哉「あれ？ ちょ 頭が出ません」わたわたっ
石燕「袈裟の肩のところがひっかかってるっす。
それとあの お着替え中申し訳無いんすけど
頭出すなら 少し心構えしてからのが」餓鬼ふみふみ
魄哉「はい？」もぞもぞ ぷはっ
