小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月10日

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千様「ねえ。石燕さんって双子の兄弟居たりするの?」

家康「ん?聞いてないけど?」


シロ「なんだ 似た奴でも見掛けたか?」


小太郎「双子じゃなくても彬羽と飛天みたいなのとか?
あの二人髪型変えたら多分解んないぞ」わおんっ

家康「眉間の皺で一発で解ると思うけど。」

シロ「そもそもお前はかぎ分けれんといかんだろ

そして烏天狗は皆基本デザインが似かよっておると言っておったろうが」





千様「んー。 本人だと思うのよねえ

けど、普通に歩いてたしー
今骨折してるから歩き方おかしいでしょ?」

シロ「ふむ。成る程

・・確か三人兄弟の末っ子とか言っておったが、ひょっとして二番目と双子か?」




小太郎「挿音の実家みたいにクローンみたいな見た目の兄弟もいるぞ」

家康「あそこは特殊です。」きっぱり

千様「あー。人間でもああいうパターンあるのよね」ふむ

シロ「Σいやいや!普通は無いと言うに!!」





挿音「俺最近バケモン扱いされてねえか?」

蒼月「あーうん、 そこはねー
まあ人間離れはしてるよね。」目そらしっ





シロ「そもそもどこで見たのだ?」

千様「夜中にそこの廊下。」指差し

小太郎「Σ本人じゃ無いなら不法侵入だろ!!」ぎゃいいんっ


家康「え。嘘 何?オバケ?」びくうっ

蒼月「さっき見たけど生きてたよ」






白「普通に骨、一晩でくっついたんじゃないか?」ひょこっ

シロ「お前じゃあるまいし 普通は一晩で治らん。」


一同(Σ一晩で治るの!?)




粋「あ、あのさ。
さっきから考えてたんだけどひょっとして」

千様「へ?何々?」






粋「生霊 とか?」顔面蒼白っ

千様「粋君 怖いなら無理して考えなくていいのよ。」




白「怖いか?」はて

シロ「いや むしろ石燕なら納得と言うか。」うーん。

小太郎「骨折のせいで臨死体験してたとか。かなあ?」



家康「石燕ちゃん 凄いイメージ持たれてるね」うわあ





襖がらっ





彬羽「おい。石燕もう一匹居たりするか?」真顔っ


一同「お前もか。」





白「びっこひかずに歩いてたって奴か?」

彬羽「いや、そこまで見てねえが アレは。」悩。



千様「え?何々?何があったの?」






彬羽「ガンをつけられた。」

千様「あー。やっぱ本人じゃないわねえ」

白「バカラス落ち着け 顔色悪いぞ」



一二三「おらも見ただよ。見た目石燕さんなのに 全然雰囲気違っただ」オロオロッ




挿音「ん?
ちょっと待てよ こりゃあ 」ふむ。


小太郎「心当たりあるのか?」わおんっ





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魄哉「とうとう意識まで出して来ましたか」ため息。

石燕(与一)「繰り返し憑依していると馴染む物だ。」どやっ



魄哉「足折れてるんですから無理に動かさないで下さいよね

与一さんは慣れてるかもしれませんが 石燕さん町民なんですから」


石燕(与一)「だな。意識を返した後毎回悶絶し



魄哉「祓いますよ?」

石燕(与一)「解った。程ほどにしよう」きりっ








挿音「やたらととり憑きやすいみてえだからなあ

与一がコツ掴んじまったんだな。」キセルふー

シロ「それは石燕事態は大丈夫なのか?」おそるおそる

挿音「まえーに似たようなの見た事あるけどよ
多重人格みたいなもんらしいわ
石燕の意識は隅っこに追いやられて爆睡してる感じだな」

千様「隅っこって。 持ち主なのに」うわあ。




彬羽「俺がガンをつけられたのは何故だ
与一ってのはガラの悪い奴だったのか?」

白「お前の目付きが悪いからケンカ売られたんだと思う」きっぱり。

一二三「ケンカ売られたら買う主義の武将さんだっただか」うわあ

粋「石燕の体じゃケンカできねーだろ」








石燕(与一) 「せっかく動けるのだ
久々に流鏑馬等した
魄哉「無理です 体の持ち主にそんな筋力ありまけん。」

挿音「馬に振り落とされて頭パッカン行くのがオチだ諦めろ」





家康「しばらく与一さんから目を離しちゃ駄目だね」

千様「石燕さんに戻った時が大変そうねー」


蒼月「全身筋肉痛待った無しだね。」



一同「Σうわ キッツ!!」






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