小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

1月2日

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粋「なんか 正月って感じがしねえなあ」うーん。



シロ「昨日一日飲んだくれて騒いでおったのは誰だ。」

粋「生ゴミ見る目やめろ
なんつーか こう酒のんで騒ぐだけってのも正月らしいか何なのか」うーん。



一二三「すごろくと羽根つきとー

あ、凧揚げでもするだか?」ごっそり

粋「Σ幼児に気を使われた!!」





魄哉「お正月らしくないですか?
ゆっくり寝れるじゃないですか。」はて

蒼月「アンタの基準だとそうかもね
つか休めよ」

魄哉「いやーそれが明日から出なんですよね
それまでにちょこちょこやる事ありますし
公務員ですから」

千様「よく体もつわよねホント」





家康「さーて。お正月らしく遊ぼう!
羽根つきのタケちゃんの真髄を見せてあげようっ」

魄哉「何も言ってませんよ
全力で誤魔化すんじゃありません。」お茶ずずー

蒼月「タケちゃん?」

千様「幼名が竹千代だったのよ」




家康「えーと。その今年も一年徳川をよろしくお願いしまーす」

魄哉「初っぱなから丸投げ宣言の気がするんですが」
家康「丸投げです。」きっぱり















白「羽根つきって 的に当てるもんだったっけ?」はて。

蒼月「んー。 徳川主従独特ルールかな。」

千様「絶対マネしちゃダメよー」




魄哉「おや。外れた デスクワークばかりでなまりましたかねえ」

家康「Σぎゃーごめんなさいごめんなさい!!

Σあいたあっ!」
びしっ




蒼月「アレで運動不足とストレス解消になってるからいいけどさ」

粋「いいのかよ あれ。」うわあ。



一二三「羽根つきは怖いもんだったんだな。
んじゃすごろくだべか?」

粋「あーその 別に正月の遊びしたいわけじゃねえんだよなあ
なんでだろ」うーん。



白「?」


一二三「なんかなあ粋さん正月なのに正月ぽく感じねえらしいんだ
なんでか解らねえから お正月の遊びしようって思っただよ」

白「成る程。」ふむふむ



千様「そもそもお正月らしいって何かしら」うーん。

蒼月「餅ならあるけど?」

千様「さっすが。火鉢の番人
焼いて焼いてっ」

一二三(いきなりお話ズレただ。)






白「さてはお前 午後から出だから憂鬱なんだろ」

粋「Σぎくっ!」



蒼月「Σ正月2日なんだけど!?」

千様「成る程。いきなり仕事初めなのね」納得。




魄哉「仕方ありませんよ
芸人には一日から出てる人も居ますし

あー。いい汗かきました。」すっきり。

千様「色んな意味でデトックス出来て何よりだわ」


蒼月「馬鹿殿 生きてる?」

家康「せ、戦場にくらべたらこれくらいっ」ぜーぜーっ


魄哉「んなビビらなくても さすがに本気で当てませんよ 」

家康「Σでかい羽子板肩に担いで言われても!」



千様「まあ こいつに本気で当てられたら穴空くわよね」うんうん。




一二三「あー。お正月満喫出来ないって意味だったか

よしよし」なでなで。


粋「ぶっちゃけ 大晦日でやっと休める からのこれですっげえダルい」ため息。




白「お前裏方だから楽なんだぞ」むう

粋「理解してます兄上 マジで正月からお疲れっす」ふっ



蒼月「あれ? 年末は正月から仕事って嫌がってたのに割りきったの?」

白「考えてもやらなきゃいけないなら 考えるだけダルくて損だし」

千様「ほら粋君もこんな感じで割りきって ファイト!」

粋「Σ気合い一発でんな鋼のメンタルになれと!!」

千様「鋼がダメなら まずはえーっと
このお餅の強度を目指して」鏡餅

蒼月「千ちゃん。それ年末についたのだからまだ若干柔らかいよ」



白「よし。まずは餅を見習え」

粋「Σ俺の強度餅以下!?」ガーン。




家康「んー、思うんだけどさ」

千様「殿 頭に一個羽根刺さってるわよ」

家康「大丈夫。ポニテは痛くありません。

思うに 裏方だからダルいんじゃないの?」


白「サボれるのにか。」きっぱり

家康「裏方皆が皆サボってないからね

まあ人前に出るお前からしたらメンタル的に楽だと思うかもしれない
しかし逆に考えると

『気楽』だからいまいちシャキッと出来ないんじゃないかなあ」




魄哉「それ アンタが言いますか。」

家康「Σしまった!!地雷踏んだあああ!!」




白「成る程。 裏方だから か」ふむ

粋「あれ? ちょっ兄上 嫌な予感がするのは気のせいいやほんと マジでヤバイってこの流れ」冷や汗ダラダラ



白「正月イベント。 練習してない新人舞台に上げてみました

とか面白いかもな。」きらーん。

粋「Σぎゃああ!やっぱこう来たー!!」ひいいっ



白「お前の上がり癖も慣らさなきゃ直らないし
一人前になりたいなら頑張れ」

粋「Σここでいきなり師匠の顔!!」

千様「粋君頑張って!お姉さん見に行くから!」ぐっ

粋「Σいやいやいや!!来なくていいからっ!!」






家康「まあ、行きたく無い感は増すだろうけど 気合いは入るでしょ」ボロッ

シロ「それは良い事だが
新年早々大丈夫か お前は。」

家康「あーこれ?

天海様の新年のスイッチオンの儀式だから気にしない気にしない
あ、眼鏡割れた。」ぱきっ


シロ「Σお前らどんだけ動きたくないのだ!!」

家康「大人は大変なんだよー

お前も大きくなりゃ解るって」




蒼月「馬鹿殿は常にやる気無いのにスイッチ入ってるじゃん」しれっ

家康「ぐうの音も出ないね」ふっ





白「さて。気合い入れていくぞ」ずるずる

粋「ぎゃああいやだああああーーっ!!」



魄哉「大丈夫ですよ。
白君もプロですので 粋君がやらかしてもちゃーんとフォローしてくれます」にこにこ。

一二三「成る程。 そりゃ良かっただ

魄哉さんもキゲン良くなっただなあ」

魄哉「ですね。 今年も一年頑張りましょう」




シロ(いいのか? 良いのかこれで!?) 悩。






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