小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月26日

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九尾「なんじゃ お主一人で留守番か」

シロ「・・そうだが 何か問題あるか?」



九尾「ほうほう。子供の癖に1人出掛ける予定も無いとは
肩の力の抜き方しらんと大人になってから苦労するぞえ? わちのだーりんにでも息抜きの仕方教わっておけ」ぷーくすくす




シロ「ストーカーに説教されたくなないわ!!
勝手に戸棚を開けるなこらああっ!!」



九尾「仕方ないじゃろ
この図体でずっと天井裏に潜んでいるのも肩こるんじゃ」饅頭もぐもぐ

シロ「潜むな!住み着くな!
質量保存の法則を知らんのかお前は!!」


九尾「ヌシこそ動物の毛皮のフカフカさを知らぬな?
猫を洗ってみよ
身の少なさにビビり倒すぞよ「猫は確かに毛皮が大半だが犬科つまり狐のお前もそうだ。
それらは大して変わらん! それくらい知っておるわっ!」びしっ


九尾「ちっ あのカラスめどうでもいい事教えおる」むう

シロ「うむ。 かなりどうでもいい知識なのは認める

・・なぜ教えられたんだこれ」







九尾「饅頭食うかえ?」

シロ「哀れむな。
だいたいお前のじゃなかろうが!」




九尾「気難しい子供じゃのー
子供は子供らしくもっと阿呆に生きんか

Σう。」かはっ


シロ「Σちょ 饅頭詰まったか!?どんだけがっついとんのだ!!」









間。






九尾「あー。 危うく饅頭で人生終わる所じゃった

おお。いい茶葉じゃな」お茶ずずー


シロ「お前は本当に伝説の大妖怪か」ぜーぜー


九尾「いやー 茶を淹れてくれて助かったぞい

しかし 熱湯はいかん
わちで無ければ大惨事

シロ「違い無いが人の話を聞け。」




九尾「女の話など 言葉のキャッチボールが出来ぬのが当たり前じゃ

会話といいなが ひたすら自分の言いたい事吐き出しておるのが女じゃからな」ふっ

シロ「それはお前だけだろが。」







九尾「お子様よのう。」ぷーくすくす


シロ「Σだああ!いちいち腹のたつ!!」むかああっ


九尾「そう怒るでない
年上の話は聞いて損は無いぞえ?

よし 思い出話をしてやろう」

シロ「いや。いらん」

九尾「おや。理解力が無いのう
メスは言いたい事を勝手に話すもんじゃ

つまり却下。」

シロ(こやつ暇なのか!?)イラッ







九尾「昔わちがまだマダカ国に居た頃
あの頃の名前はなんじゃったかのう?

いやー若気の至りよのう 変なスイッチ入ってな歯止め効かんようになってのう

××××を×××××して××を×××に××させてみたり
×××を×××から×××で しまいにゃ



シロ「Σやめろやめろ! 聞くだけで精神削られる!!」ひいいっ



九尾「な?
実際やっとらんと こんな生々しい話できんじゃろ?

次に えーあれ名前なんじゃ確か漢字一文字の国 忘れた
そこでじゃ有名なエピソードは 皇帝をじゃの

シロ「Σ解った!解ったからやめいっ お前が本物なのは解った!!」



九尾「まあ 今考えると なーにが楽しかったんじゃと思うがのう

本能のままに暴れた結果ボコられたわ」ふっ



シロ「ああ。確か 何回か人間にフクロにされて日本に来たのだったか?」びくびく




九尾「まっさか ここならチョロいと思った島国で力負けして石になるわ 目覚めたら目覚めたで起きっぱにシバき倒されるとは思わんかったわ」

シロ「そしてストーカーとかお前の脳はどうなっとんのだ。」




九尾「目覚ましが強烈じゃったおかげでのー
いつまでもヤンチャしてるのもどうかと思ったんじゃ

それで 今回はのんびり生きる事にした」饅頭もぐもぐ

シロ「おい、饅頭でその生終わらせるでないぞ」

九尾「これ旨いんじゃ

それにの」


シロ「ん?」





九尾「色んな意味で目覚ましになったのが
わちをシバける実力! 度胸! 位持ちっ


そして極めつけが年下っ!

これ以上無いええ物件ではないか そら目も覚めるわっ!!」びしっ


シロ「饅頭のどに詰めてしまえ。」




九尾「ふん。お子様には解らんでよい。

酸いも甘いも噛み分けた大人にしか
解らんものよ」

シロ「要するにお前がマニアなのだろうが」ふん。





九尾「おやあ? 女は皆ヤバいんだぞえ?
何も知らないお子様は夢見がちよのう」くすくすくす

シロ「Σだああ!逐一ガキ扱いするでないわああ!!」ぶちーん。








小太郎(あの九尾相手によく平気で話せるな )びくびくこそこそっ



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魄哉「Σはいい!?出家したい!?」


シロ「出家と言うか
少しその そういう世界も見てみたいと言うか」しどろもどろっ


家康「何?僧兵とかなりたいの?
有名なの比叡山だけど あそこノブノブに焼かれてから再興してないんじゃない?」

シロ「い、いや そこまで具体的には」








白「何を言った?」じと目。

九尾「あの子供面白いじゃもん。」ほほほっ



蒼月「えー。寺とかあり得ないでしょ?女の子居ないんだよ
やめときなよ」

シロ「いや むしろその方が良い」きっぱり

挿音「なんだ失恋でもし Σでっ」
千様「デリカシーっ!!」げんこつ。




魄哉「あ、あの
お寺紹介した方がいいんですかね?」オロオロ

石燕「思春期によくある気の迷いじゃないっすか?」





九尾「この家はホント退屈せんのう」ほっほっほ

家康「九尾ちゃん ほどほどにしてないとまーた討伐なり封印なりされちゃうよ?」

九尾「Σう!

・・次から控えるかの」ほほほ



彬羽「成る程。
それが可能な奴等ばかりだから比較的大人しいのか」ふむ

シロ「Σえ」




九尾「狐の言う事真に受けるでないぞ」しれっ

シロ「Σはあああああ!?」







粋「なんかわかんねえけど
つまりシロの奴化かされた?」

白「いや多分 今のが嘘だ。」うーん。





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