小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

11月4日

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シロ「こらああああ!!何事だこれはっ!!」くわっ


白「悪気は無かった。」きっぱり



石燕「あー。あっしの管理が甘かったんすよ

一二三ちゃんがお絵描きしたいって言うから硯と筆持ってきたんすがね」


白「そんなの知らないから部屋入るなり片足突っ込んだ。」えへん。

粋「で、いきなり立ち止まられたんで俺が追突して 兄貴がスッ転んで 墨が飛び散


シロ「なんでそんな簡単にコケるのだ。」

白「普段からフラフラしてるから?」はて。


シロ「お前はいつも確認が足りん!!
足元くらい見て歩かんか!思わぬ事故にあったらどうする!!」

白「声でかい。五月蠅い」むう。





石燕「しっかしコレどうするっすかねえ

天井まで墨が飛んじゃってるっすよ。」うーん。

一二三「白さん硯蹴っ飛ばして転がったからだかなあ。」


シロ「お前全く前見て無かっただろ」

粋「おうよ。思いっきり跳ね飛ばしたよ」たんこぶ。



シロ「ふむ。デスクワーク組が気づく前に片付けんとな
確実に五月蠅い事になる」ふむ


粋「だな。 つか天井届くやつ居るか?」



白「仕方ない バカラス呼んでく
シロ「Σだっから気付かれる前にと言っておろうが!!
だいたい書類処理のの主力を呼び出すな!!邪魔になるわ馬鹿者!!」くわっ


挿音「お前の馬鹿でけえ声でバレバレだっつの。」



シロ「・・聞こえておったか」

挿音「おう。
『お気遣いはありがたいですが、音量抑えてお掃除お願いします。』だとよ」


粋「あ、お前なら届くんじゃね?忍者忍者」

挿音「届いても墨の時点で落ちねえだろ。」

石燕「Σえ。これ上れるんすか」



白「さて、どうしようか。いっそ表面焼いて証拠隠滅」ぼぼぼ

シロ「Σアホか!絶対表面だけで済まんだろが!!」

挿音「だからうっせえての。」キセルすぱー




粋「?

なんかシロいつもよりイラついてねえ?」

白「あ。そっか

さっき朝稽古の後いつも顔洗う手水所に氷が張ってて 指ガキンてなってた
シロ「Σ言うな! ちょっと待て見ておったのか!!!」

石燕「あー。その指の包帯は」

シロ「突き指だ。」けっ

粋「あーあ。

しばらく稽古出来ねえなあ」

シロ「Σくっ」



白「人に気をつけろって言うのに自分も思いっきり突き指してるし。」ボソッ

シロ「」ぶちん。


粋「Σあ。やべ」




シロ「喧しいわ!! 己と違って周りに迷惑はかけておらーんっ!!!」パキパキパキッ

石燕「Σシロさん!室内室内!!氷はダメっす!!」


白「本当の事言っただけなのに八つ当たりするな」ぼぼぼ

粋「Σ兄貴も迎撃すんなよ!!」ひいいっ


挿音「おい。突っ込みより一二三ガードガード。
俺じゃ焦げるわ」

一二三「ひいいいっ」あたふたっ







ぽんっ


白・シロ「え?」


石燕「・・不発?」びくびく





千様「まっさか使い所あるとは思ってなかったわー」

粋「あれ?姉ちゃん 何かしたのかよ」

千様「アタシ自身綺麗に忘れてたんだけどね

特殊能力、超常能力の無効可だったわ。そういや


石燕「Σいやいや!めちゃめちゃ使い勝手良くないっすか!?」

千様「えー。 だってアタシ自身はか弱い女よ?
危なくて早々使えないわよ
てか今回生まれて初めてちゃんと使ったかもしれないわ」



挿音「あーまあ。 家壊れんのは防げるな」ぐりぐり

白「痛い痛い痛い。」
シロ「だああ!すまん!頭に血が登っていただだだだ!!」じたはたっ


挿音「もう石燕 塗りつぶして天井に絵描けや」

石燕「Σあっしは忍じゃなんいんすけど!!」




粋「あのよ。姉ちゃん
それ使わねえのすっげえ宝の持ち腐れじゃね?」

千様「そう?
アタシらの造り主何考えてこんなのつけたのかって思うけど。

むしろ戦闘型につけるべきでしょ?アホなんじゃないのあの男女。」






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夕霧「あの翡翠ちゃん?
僕何か悪い事言った?」 びくびく

翡翠「すまん。何か今 酷い侮辱を受けたような」抜刀っ



旭「悪口でも言われたんじゃね?」

翡翠「ふむ。心当たりしかないな。」チャキッ



朔日「ふむ。さすが鋭いね。」うんうん。

翡翠「Σまた何を覗き見されてるんですか!!
私は何を言われておるのですか!?」

朔日「内緒内緒。

千里眼は私の特権だよ」ふふんっ

旭「つか覗きやめろよ」




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千様「あ!でも この重力に負けないおっきな胸はそういう事っ!?
確かあいつダブルエーくらい
挿音「俺に言うなや」


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夕霧「あの、王サマなんで笑い堪えてるの?」

朔日「いや 笑ってない」ぷるぷるっ

翡翠「あの、ほんと私何言われてるんですか」



朔日「・・それ以上はある。大丈夫だよ。」うん。

翡翠「Σ何がですか!?」




旭「あ。」察し






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