彬羽「で、これはどういう事だ？」
白「えーと。
一言で言うと 秋の運動会？ だ。」
千様「見たことない重装備の人外軍団なんだけど
攻め込まれてるようにしか見えないんだけど」双眼鏡っ
彬羽「海外の奴等に何をしたボケ大将！！」
白「こっちの国のルール守らないからどついたら偉い奴だったらしい。困ったな」しれっ
シロ「困ったなで済むか馬鹿者！妖怪大戦争ではないか！！」
家康「まあまあ、まず偉いっのって何？
てかそれが何してたの？」
白「座敷に土足で上がり込もうとしてた。
人間の座敷ある飲み屋な
ダメって言われて逆ギレしてたから頭スパーンとだ。」
家康「あー。それはうん 仕方ないっちゃ仕方ないかあ」
白「えーと。確か 名前は
さー サタ・・？」うーん
家康「前言撤回。
それだけはどついちゃ駄目」
蒼月「てか そんなのが普通に遊びに来るんだね」
白「ふじやまげいしゃー とか言ってたぞ」
小太郎「一気に胡散臭い外国人観光客だな。」
粋「ある意味間違ってねえよ
んで、
どこまでやっていい？」指ぼきっ
家康「あ、駄目だ。こっちもやる気満々だ」
千様「ケンカっ早い兄弟ねえ」
魄哉「ご安心を。そこはちゃんと話をつけて来ましたので
比較的穏便に済みそうです」
家康「おお！さすがっ
て、お前何その格好」
魄哉「天海大僧正衣装フル装備で行ってきました
めっちゃ重いです」ふっ
挿音「正装でもしてかねーとさすがにやべえだろって事でよ」
千様「成る程。
護衛お疲れ様」
彬羽「手前のせいで国際問題なってるだろが！少しは反省しろ 反省を！」
白「おい。頭もげるもげる」
魄哉「あのー。必死に穏便に済まそうとしてるんでそっちで新たなケンカ勃発やめて下さいね」
シロ「で、穏便とは結局どうなったのだ？」
魄哉「あれ？白君から聞いてません？」
一同「へ？」
魄哉「日本ではちょうど季節ですし
ケンカではなくジャパニーズ運動会で正々堂々とやり会いましょうという事になりました。 」
蒼月「Σなんで！？なんでそんな事になったの！？」
魄哉「観光に来てたんなら 存分に堪能して貰って色々気を済ませて貰えばいいじゃないですか。」
千様「相変わらずの不思議回路ね」うわあ。
挿音「野郎なんて殴りあって理解し合うもんだろが。
充分穏便だっつの」キセルすばー
家康「うんそだねー。
お前は何時代のヤンキーかな」
シロ「つ、つまり あの軍団と何か競技をしろと！？」
小太郎「明らかに体格違うぞ！？ 何やってもこっちの不利だろ！？」おろおろっ
魄哉「ご安心を。
そこは体格あまり関係ないようにしました」メガネきらーん。
蒼月「というと？」
魄哉「こちらのペイント玉を投げ合い 首を取られる、すなわち顔から頭にくらった人は失格
残りの頭が多い方が勝ちという
蒼月「運動会どこ行ったよ。」
家康「どちらかと言うとジャパニーズ合戦だね。
まあ お前はそっちのがやり慣れてんだろけど」
魄哉「余裕ぶっこいてますが 殿も出るんですよ？」
家康「Σはいいい！？」
魄哉「日本の妖怪小型なのが多いので 中々メンバーが集まらないんですよ
頭数揃える為によろしくお願いしますね。」
家康「Σ私だけガチ合戦レベルの危険度なんだけど！？」
魄哉「大丈夫です。
殿のタフさならくたばりゃしませんよ。」
飛天「て、事で助っ人参上！」
彬羽「やっぱり来やがったか」
焔「よお。お前やらかしたって？」
白「爺、酒くさい」むう。
朱禅「出前頼まれたから何かと思えば」ずーん。
魄哉「あ、九尾さん 人型でお願いしますね」
九尾「ふむ、 顔を汚すのがためらわれる美女になるか」
小太郎「セコいな。」
蒼月(当てられそうになったら蛇に戻ろ。
どこまで首とか解りにくいし)
粋「よっしゃあああ！やる気出てきた！！」わくわくっ
彬羽「おい！ ますます拗れるんじゃないかこの面子！！」
間。
石燕「いやー。
やっぱ疲れるっすねえ」汗ふきふき
一同(Σ与一の弓 反則だろ！！)
家康「相手の見えない所からヘッドショットてアリなの？」
魄哉「反則ではありませんよ？
ルールにありませんから」お茶ずずー
石燕「途中から疲労で目がかすんで来たんで 蒼月さんにサポートして貰ったっすけどね。」
蒼月「明らかに外してんだもん。
てかあの距離から照準合わせるとか 妖怪でもキツイっての」
飛天「てかよ。そんな最終兵器があるならそもそも俺ら来なくて良かったんじゃ？」
魄哉「いえいえ。目的を悟られてはなりません
ですのでこういう手は 他の戦力に本気でやって貰わないと成立しないんですよ」
飛天「あ。成る程。」ふむふむ
彬羽「お前それより 頭カラフルなのどうにかしろ」
シロ「黒髪ならまだ目だたんだろが」ドロッドロっ
小太郎「白髪だと大変だよな」うわあ。
焔「白髪じゃなくても悲惨なのが居るけどな。
おーい 生きてっか孫ー？」
粋「・・なんで集中攻撃」ドロドロぐったり
家康「存在が攻撃しやすいんだろうねえ」うんうん
粋「Σどんなだよ！！」
千様「てか殿。
なんで食らってないの？」
家康「隠れてたから。」ふっ
粋「Σずっりいいいい！！」
白「おーい。
向こうから便りきたぞ」
小太郎「Σげ。 やっぱり拗れたか！？」
白「いや。そこは大丈夫らしい」
彬羽「直訳すると『日本の合戦は奥が深い。
今度は負けない作戦を持っていく 次の開催を楽しみにしている』
だ、そうだ。」げんなり。
シロ「Σ器がデカイのか阿呆なのかどっちだ！？」
彬羽「手前が一番阿呆だ馬鹿大将！！
いちいち俺に読ませるな！これくらい読めるようにしておけ！！」くわっ
白「こんな何語か解らないの読めるわけないだろ。」きっぱり
朱禅「おいおい。またって俺はもう嫌だからな
今度こそケンカになったらどうすんだよ
てか、 とめろよ保護者」
魄哉「ほほう。次ですか」にやり
一同「Σ！！！？」
挿音「あ、やべ。
軍師魂に火がついてら」
千様「これは あるわね。」あーあ
焔「いんじゃね？
年に一度の国際交流とか」
彬羽「Σいらん提案をするな！！」
石燕「フラグ立っちゃったすねー」あーあ。
