小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

10月2日

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魄哉「『テセウスの船』という言葉をご存じですか」真顔。


白「知らない。」即答。



魄哉「ある船を大事に大事に長い事使っていた所
壊れた部分の補修、修理を重ねるうちに 始めに使われていたパーツは全て無くなり
新しいパーツのみで補われた船のみが残った

さて、これは持ち主の持っていた大事な船と言えるのでしょうか?」




挿音「直訳すると あんま家壊すなって事だ。
おいそこの釘くれ」

白「成る程。」頭ぐるぐる


千様「あんまり小難しい言い方すんじゃないわよ
白君がオーバーヒートしちゃうでしょ!」ぷんすか

魄哉「このままだと本気でテセウスの船になりかねないので わざとです。」きっぱり




シロ「少しは反省をしろお前ら。」


白「柱叩き折ったのはバカラスだし」

彬羽「Σお前も少し燃やしただろが!」



シロ「そうだな。だからとっさに柱凍らせねならなかったのだな」イラアッ

粋「おい。こめかみ青筋青筋」





小太郎「むしろ こいつらが居てまだ初期パーツあったのかって思うよ」



石燕「で、ケンカの原因はなんすか?」



白「一二三にどら焼やったら怒られたから」
彬羽「飯前に食わせたらそりゃ怒るだろ」





挿音「女がらみか そりゃモメるわな。」キセルすぱー

石燕「いえ 女つか子育ての方針の問題っすよね?」



魄哉「家にも魂があるんです!
喧嘩するなら外で! いいですねっ」くわっ

蒼月「てか冬はやめてよ。
修理で北風吹き込んだら 俺冬眠しちゃうし」



白「・・解った。」むすっ

彬羽「屋外だな 徹底する」



千様「ケンカしないっていう選択肢は無いのかしら?」

粋「無理だろ 性格正反対だもんよ」




挿音「あー。こりゃ駄目だ

やっぱ柱取り替えっか」柱ぺしっ


魄哉「Σまたテセウスの船に近付いたっ」うわああっ

家康「お前も大変だねえ」




挿音「上の梁やらなんやら固定してー

あー 駄目だ崩れるなこりゃ 一旦剥がすか。
お前ら 責任とってしっかり手伝えよ」


白「崩れるならバカラスが支えれば良くないか?」

彬羽「Σどこの神話だ!」



小太郎「神話?」

蒼月「確か 天が落ちてこないように支えてる男の話があったね」

粋「へー。よく知ってんなあ」
蒼月「神話は女の子ウケいいからね」ふっ



魄哉「柱取り替え これは1日仕事ですね

春一にお昼出前頼みますか」腕捲りっ

千様「Σえ。ちょっとアンタも大工仕事するの?!」

魄哉「じゃなきゃ1日で終わりませんよ?」



家康「心配されてるのは おそらく数日後の足腰の痛みだよ」

魄哉「あー 忘れた頃に来るのが嫌なんですよねえ」

小太郎(会話が線香臭いなあ。)



魄哉「まあどうにかなりますって。
早く直さないと冷え込んだら蒼月君が召されますし」

蒼月「Σさらっと言わないでよ!」
魄哉「早く修理終わるよう手伝ってくださいねー」




挿音「いっそ2階でもつけるか」ボソッ

蒼月「Σだから早く終わらせなきゃダメなんだってば!!」



小太郎「とりあえず 俺出前頼んでくるな」すたたっ










間。




朱禅「よーっす。出前ついでに手伝いに来たぞー

って なんだこりゃ」




千様「朱禅君!ちょうどいいわっそこの血止め取って!」


石燕「すんません 瓦重すぎて足に落としました 」血ぃだらだら

シロ「くっ、金づちがこんなに難しい物だとはっ」

蒼月「さーむーいー! 誰だよあんな所にタライ置いたのっ!」がたぶるっ



粋「やり慣れない事するとなあ。」ため息

朱禅「ああ お前は慣れてんだ さっすが」


粋「何気に使えるのが家康なんだけどな
さっきから何回か落下物くらうわ 屋根から転がり落ちるわで 魄哉の絶叫がぱないんだよ」

朱禅「殿様もうスマキにして納屋に入れとけよ」




家康「Σおおっ!いおりん 釘うち上手っ!」

庵「わははは 軽い軽いっ」カンカンカンカンっ


ひな「下町向きですよね ほんと。」



彬羽「Σちょっと待て! なんで全員来てる!」




朱禅・ひな・庵「本日休業。」

彬羽「Σお前ら商売する気あるのか!!」




白「バカラス五月蠅い
黙って支えてろ 瓦投げるぞ」

彬羽「Σ手前 振り落とすぞ!!」

挿音「屋根落ちるからやめろなー」




粋「兄貴 身軽なのはいいけど家庭内害虫ぽΣあだあ!」

小太郎「これ以上怪我人増やすな!!」ぎゃいいんっ



ひな「あーはいはい それくらにいして休憩しましょう

お外で食べるご飯は美味しいですよー」



魄哉「なんかピクニックみたいになってません?」

挿音「終わらねえなこりゃ」





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