小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月31日

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粋「おーい、兄貴。午後の部始まんぞ」こそっ

白「ぐー。」すやー





家康「ありゃ、昼から出だったのに寝ちゃった?
おーいほら起きないと舞台に穴あくよー」ゆさゆさ

粋「Σ馬鹿っ!そんな気軽にっ」


家康「へ?」





間。





魄哉「殿、 また特殊な趣味に目覚めたんですか」ドン引き。

家康「Σ目覚めてないし人災!
好きで犬神家なんてしないよ!」ざばっ


小太郎(すっごい刺さってた。)うわあ


シロ「Σ家康早く出ろ!その池にはヌシがっ」
家康「Σしまっ あ。」

ばくんっ



小太郎「Σ食われたああ!!!」ぎゃいいんっ



魄哉「仕事前にヌシ様とバトルですか
お昼休み穏やかに過ごしたいんですがねえ」

シロ「いや、早くせんと家康溶けるぞ」




魄哉「あの人なら三割くらい溶けても問題ありませんよ」ふっ

蒼月「あーダメだこりゃ 月末で徹夜続きでおかしくなってる」




挿音「彬羽頼むわ ヌシくたばんねえ程度にな。」

彬羽「俺が加減下手なの知ってるだろが

ふんっ!」ずぼっ




シロ「凄まじい絵面だな。」

小太郎「あ。家康引っ張り出された」







家康「お宅のお兄さんはどうなってるの!!危うく巨大魚のご飯だよ!」


粋「だからとめただろ!!
つか呑まれたばっかで元気だなお前!」




魄哉「はて、犬神家の原因は白君ですか?

寝てるの邪魔したら怒りますよそりゃ」けっ

家康「Σ親切心なんですけど!!」


蒼月「ジジイ 頼むから目の下のクマ消えるまで寝てこいよ」

魄哉「何言ってんですか まだまだここからが本番ですよ」

シロ「完全にダメな時の台詞だな」

小太郎「この場合の本番ってなんだろ」







挿音「奥義・ドクターストップ。」

ゴスッ!

魄哉「Σぐはあ!!」




挿音「よし。これで半日は寝てるだろ」

家康「ただのボディブローだよね?
ま、しゃーないか。おやすみ天海」南無。



小太郎「徳川怖い怖い怖いっ」ぎゃいいんっ




彬羽「で、こっちはどうする?
こいつが遅刻するだけなら構わねえが 他の奴らにも迷惑かかるんだろ?」

粋「それなんだよなあ
兄貴 寝てる所邪魔されると意識無いのに攻撃してくっからなあ。」うーん



家康「それ早く言ってくれない?」 水ぼたぼた

粋「知ってると思ってたんだよ 悪かったよ」





挿音「起こせばいいんなら 遠くから炸裂弾でも投げ込むか?」

シロ「起こす前に家が吹き飛ばんか?それ」

小太郎「ああ。白の心配はしないんだ」



粋「とにかく どうにかして被害を最小限に留めて起きて貰わねえと
うーん、どうしたら

Σ言ってる傍から姉ちゃん何してんだ!!」


千様「へ!?お昼寝してるから 御布団かけてあげようと」

小太郎「ダメだダメだ!ますますスッヤスヤになるっ!!」ぎゃいいんっ




千様「何がいけないのよー」むすっ

挿音「巻き込まれたくなきゃー向こう行ってろ」しっしっ





蒼月「まあまあ 千ちゃんの優しさだよ
いいじゃん そういう心遣い

て、待てよこら お前」


石燕「へ?寝てると寒いんすよ?」

蒼月「そういうのは女の子がやるからいいの!!
野郎がやっても何も楽しくないからマジでやめろ!ひっこんどけモヤシ!!」くわっ



シロ「こら!お前の嗜好で物事を判断するな!!」

蒼月「俺にはそれが全てだもん」ふんっ




石燕「・・モヤシって」

小太郎「解ってても改めて言われるとキッツイよな」うんうん



挿音「ダメだ らちがあかねえな。」

家康「魄哉が徹夜してなければねえ」

シロ「それ 元を辿ればお前の責任だぞ」
家康「すんませんでした。」即答っ



シロ「やむを得まい。多少の犠牲は仕方無い
腹を括って叩き起こすしか無いだろ」キリッ

小太郎(昼寝を起こすだけでなんでこんな事なってんだろう。)





彬羽「やめとけ。意識が無いんで本当に猛獣その物だ。」

歯形っ


家康「Σ静かだと思ったら噛まれてた!!!」ひいいっ

粋「Σぎゃああ!マジでごめんっ!!」





一二三「救急箱どーぞだべ。」てててっ


小太郎「一二三、慣れてるなあ」

シロ「慣れてはいかん気がするがな。」






つつじ「なんやおっそい思うたら やっぱ寝とんのかこん人は。」

粋「Σぎゃああ!取り立て来たああ!!!」ひいっ
つつじ「しばきますえ?」




シロ「すまん。 起こそうと試みたのだが このように負傷者が出るばかりだ」

つつじ「彬羽はん。念のため飛天はんに診て貰いや
傷口から猛毒打ち込まれてても不思議ちゃうで」

彬羽「Σげ!コモドオオトカゲかっ!」

粋「いや。さすがに兄貴そんな特技ねーから」




つつじ「しゃーないなあ、ほーれ 起きいや主役はーん。」ぺちぺち

小太郎「Σダメだつつじ危ないっ!」ぎゃいんっ





つつじ「今日のおやつは 三辻屋のどら焼用意してんで。」

白「おはよう。」むくっ



粋「Σはええな!!」




挿音「あー。餌があったか
起こそうとするからいけねえんだな。」キセルふー

シロ「阿呆過ぎる。」脱力っ





つつじ「ちゅーかなんで 実家の皆はんが起こし方の一つも知らんねん」




一同「普段オカンが起こしてるから。」

つつじ「魄哉はん 思った以上にオカンしとんなほんま。」




石燕「あれ、そのオカンは今日は仕事なんすか?」

家康「・・えっと。過労で寝てるって感じかな。」




つつじ「ほらほら行くでー。今日もお仕事頑張りますえっ! 」

粋「あー。疲れた
兄貴!台本忘れてる台本!!」どたばたっ

白(?? 何があったんだろう。)







家康「天海様がぶっ倒れたので ごめんね代打よろしく。」

彬羽「Σちょっと待て! 月末の総まとめをか!?」

家康「はっはっは 季節の変わり目だから月まとめ以外もあるよ。
お前しか出来ない本気でよろしくっ」


蒼月「あはは。せいぜいがんばれー

・・あれ? 」




彬羽「手前。計算は出来たよな?」

蒼月「Σ手伝わないと潰すって感じなんだけど!?ちょっ いやだあああ!!!」







鏡子「季節の変わり目は大変ですねえ」

千様「ねー。 夏の疲れで眠いし 何だかんだやんなきゃいけないしー

てかなんでアタシ怒られたのよう 納得出来ない」ぶつくさ。




魄哉「あのー、人が寝てる真横で愚痴やめてくれませんかね?」

千様「うっさい 殴られた所踏むわよ。」けっ

魄哉「Σ酷い!」







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