小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月28日

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家康「雨だねえ
ジトジトやだねー」


小太郎「だなあ。外で遊べないよ
あ、白おかえりー」


白「んー。」頭ふきふき


家康「あはは。解りやすくテンション低いねえ

そういや彬羽が言ってたね。動物は雨の日は餌が見つからないから大人しくするよう出来てるとか何とか」

小太郎「俺は雨でも元気だぞ?」

家康「・・飼い犬だから かな?」




白「なんかダルいから寝る」すたすた。


家康「Σまだ昼間なんだけど!?」

小太郎「Σほんと大丈夫か!?」ぎゃいいんっ




粋「あー。あんまり気にしなくていいかも
つか、構わねえ方がいいかも」

小太郎「へ?白なんかあったのか?」

粋「毎回じゃねえんだけど、兄貴季節の変わり目のの雨駄目ぽいんだよ

野良の時色々あったみたいだし 思うところあんじゃねえかなあ」



小太郎「記憶力無いのにか?」 わおんっ

粋「ひっ 否定は出来ねえけどっ
兄貴だって嫌な記憶のひとつふたつあんじゃねえの?」

家康「いや嘘でも否定してあげよ?」



千様「とりあえず粋君も拭きなさい べっしゃべしゃでしょ」手拭いっ

粋「あ、そか。姉ちゃんさんきゅ
普段暴君なだけに気になって 自分の事まで気が回んなくてさー」ふきふき


シロ「普通に心配出来んのか。」

蒼月「マジで暴君だからねー」






ーーーーーーー





魄哉「あの。なんで僕の部屋で寝てるんですか?」

白「なんと無く。」ごろーん



鏡子「何か悲しい事でもありました?
お話聞きますよ?」どろんっ

白「無い無い。ダラダラしたいだけだ」だーらだら



魄哉(いつもの数倍だらけてるんですけど。)




彬羽「ん?何だお前
寝るなら自分の部屋で寝ろ
魄哉が仕事出来ねえでいるだろ」

魄哉「Σへ?あ。いえいえ大丈夫ですんでっ

首根っこ掴むのやめてあげてくださいっ」

彬羽「ん?そうか?」ぽいっ

白「扱い酷いな。」着地っ

鏡子「前々から思ってたんですけど、白さんの扱い完全に動物ですよね」

白「甘いな。
あいつは動物の方が扱い丁寧だ」

魄哉「物凄くコメントしづらいですねえ」苦笑。






シロ「おお。ここにおったか」ひょこっ

白「ん?」


シロ「野暮用で町まで出ておってな
えーと。どこだ」がさごそっ

鏡子「?」




シロ「ほれ、お前の行きつけの茶屋の三色団子だ

雨で客が少ないと嘆いておったので 持ちかえりして来たぞ」

白「おおっ!」きらーん。


魄哉「Σ一気に元気に!!」




鏡子「この雨の中 お出掛けしてたんですか?」

シロ「ちょっと石燕が虚弱すぎるのでな。
筋トレ兼ねて連れ出しておった」

魄哉「あれ?という事は石燕さんは」

シロ「石段上る途中でへばったので居間で寝かせておる」きっぱり

鏡子「スパルタですね」

魄哉「うちの立地。 石燕さんには過酷でしたねえ」うーん。




シロ「という事で 休憩に寄ったら団子が売れ残って居たと・・どうした?」

白「いやなにも。」ぷいっ




魄哉「ん?三色団子」ぴく

鏡子「お団子がどうかしました?」

魄哉「あー。いえいえ

・・何でも無いんじゃないですかねえ」ふむ。



シロ・鏡子「?」







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[隠れ里]



朔日「覚えていてくれたとは嬉しいね」

翡翠「また何か覗いてらしたのですか。」


朔日「んーまあね。

そうか そう言えば季節は違うが 確かにあれは雨だったねえ」



旭(まーた。浸り出したよ)




朔日「初対面で団子串まで食べるから焦った焦った。

ほんと面白い子だよ。」


翡翠「Σ里抜け出して何してたんですか!!
その子供普通に考えて命に危険がっ」ひいいっ

朔日「いや大丈夫。
串まで食らいつくしてこれ以上無いくらい元気に育ってるよ」ふっ

夕霧「どんな子供だよ。」



旭(その子供が誰か勘付いてるの俺だけって
幹部ヤバくねえだろか。)うーん








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