小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月20日

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蒼月「あっれ チビさん何してるの?」


一二三「鏡子さんとお手玉だ」

蒼月「ふーん。
鏡子ちゃんとねえ」


鏡子「物理的に無理なんで 私見てるだけですけどね。」


一二三「こういうのは見てて貰うと上達早いんだぞ
ちっと見てけろ

あ。」

ポロっ


蒼月「あー。このお手玉手のサイズ的に無理じゃない?
小豆入れすぎなんだよ

ちょっと貸して貸して」








間。





家康「天海いるー?
挿音から伝書鳩





蒼月「はい。
ひとうふたつみっつよっつー」ノリノリッ

一二三「Σおおお!すっごいだ!!」おおっ


家康「お前人の部屋で何やってんの?」






蒼月「・・・・・・・お手玉?」

家康「なんで疑問形。」



粋「お?なんだなんだ?
蒼月意外なもんやってんな」ひょこっ

蒼月「Σな、流れで仕方なくだよ!!子守りだよ子守り!!」


鏡子(率先してノリノリでやったような。)うーん。




粋「へー 子守ね。子供苦手な癖に

一二三 ちょっとこれ借りるな」


一二三「粋さんも出来るんだか?」


粋「ふっ。なめちゃいけねえ

こう見えて生活の為に子守りとベビーシッターのバイトしてた事がある!!」どやっ



家康「いやお前 そのピアスの山がすべてを語るゴリッゴリの元ヤンだよね?」

蒼月「よく任せる親いたよね。」



粋「クチコミの力なめんなよ

このジャンルじゃ蒼月ごときにまけねえ!」びしっ

蒼月「Σつまんない事で張り合わなくていいよ! 」


粋「つまらなくねえ! 泣き止まない子供は親にとって重大な問題なんだよ!!」





一二三「泣いてる子供どこだべ?」

鏡子「昔の血が騒いでるだけみたいですから 気にしなくていいですよ」




粋「蒼月は確か四つまでだったな

よし!いきなり五ついっきまーす」

家康「凄いんだけどそれもはやジャグリングだよね?」



粋「どうだ蒼月!負けを認めるか!」ばしぱしぱしっ

蒼月「何そのテンション。
初めから勝負してないよ
俺のは女の子に受けたらそれでいいもん。」

鏡子「やっぱりそういう事なんですね」白い目。





粋「ちぇーなんだ つまんねっ
せっかくやる気になってき




襖がらっ

白「なあ。シロの奴知らな


びしっ


粋「」









間。








シロ「ふむ。それで

兄貴の顔面にお手玉ぶち当てて 殴り倒されたと。」

粋「」ぐったり。


家康「違う違う
脳天にかかとおとしだよ」


シロ「ふむ。悪い事をしたな
俺があやつに頼み事をしていたばかりに不幸な事故が

おい。生きておるか?」ぺちぺち


鏡子「頼み事?」

シロ「鍛錬用の木刀が折れたので ちと妖怪の鍜治屋に相談をな。
市販のだとなぜかすぐに折れるのだ」


蒼月「えーっと?」

家康「着々と腕を上げてるてか破壊力上がってて 鍛錬相手の殿ピンチ。」ひそっ




シロ「しかしあやつも気の短い。
少しお手玉当てられただけで
しかも相手いてこましたのならそれで良さそうなものを」ため息。

家康「あー。白の名誉の為に言っとくけど」


シロ「ん?」







家康「あいつが拗ねてるのは お手玉一個でもまともに受け止められなかったからだよ。

器用そうに見えてノーコンだよあいつ」


一二三「家康さん。名誉叩き割りにかかってるだ。」





シロ「・・挑んだのか、これに」お手玉じっと見。


蒼月「なんで1個を投げて受けるが出来ないんだろうね」うーん。


鏡子「粋さんは調子に乗ってそれを本人の前で口に出したので 怒られたというワケです」

シロ「Σ馬鹿過ぎる!!」ひいっ





家康「人間得手不得手があるもんだねえ」しみじみ

蒼月「ちなみにお前の得手は?」

家康「逃げ足。」きっぱり







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[割烹 春一]




ひな「リクエストにお答えしてかき氷定番商品化しましたよー

やっぱり宇治金時ですか?」

白「いらない。」

庵「へ?珍しい
いい小豆入ったよ?」






白「小豆なんかしばらくいらない。」 ゴゴゴゴ


庵・ひな(Σなんで小豆にマジギレしてるの!?)







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