小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月17日

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魄哉「石燕さん 意外と背ありますよね」ふむ。

石燕「へ? まあ猫背なんでちっさく見えますけど

彬羽さんとかに比べたらめちゃちっさいすよ?」



シロ「アレと比べるで無いわ!」くわっ
※155cm

石燕「Σぎゃー! ごめんなさいっ!!」ひいいっ





魄哉「と言う事で一同舞台出てみません?」あっさり

石燕「Σいきなり来た!

いやいやいや!無理でしょド素人っすから!!」



粋「あーでも。俺も同じ事言いながら見習いになっちまったしなあ」

家康「成る程。2匹目のどじょうを狙ってると」


石燕「そもそもあっしは絵師やってますんで!仕事有りますんで!」必死



魄哉「僕も天海大僧正しながら主夫しながら町内会長その他もろもろしてますよ」

石燕「なんでそんな器用なんすか」




彬羽「始まったか。誰もが通る道だな」ため息。

家康「この家に居候するとオーナー権限で芝居小屋に上げようとするよねえ

ある意味親バカ?」うーん。

蒼月「あの、俺言われてないんだけど」

シロ「お前はどう足掻いても役者に向かんと判断されたのだろう」

蒼月「ん?先輩も言われたの?」

シロ「か な り しつこかった」むすっ

小太郎「俺も実は桃太郎の犬役で出たぞ」わんっ

蒼月「演目おかしくない?」






石燕「えっと。 ほら見習いするってなってる粋さんも かなーーり大変そうだし 体育会系向かないんでその」 じりじり後退

魄哉「いえいえそこは大丈夫です。

才能の有る人には個々にあったプログラムで才能を伸ばすお手伝いを致しますよ 」じりじり



粋「Σちょい待て! 今のシゴキが俺に合っててんの!?」

蒼月「打たれ強いからじゃない?」

家康「お兄ちゃんのシゴキには慣れてるでしょ?」

粋「Σ反論できないけど認めたくねええ!!」





千様「ちょっとー 本人がやる気無いならゴリ押しはダメよ

ちょいちょい我が儘になんこやめなさいよ 大人なんだから」

魄哉「くっ。 この人に我が儘と言われるとはっ」たじっ



石燕「千様さんっ」ぱああっ

千様「おほほっ 女神と呼んでいいのよっ
でもストライクゾーンは未成年かギリで20代前半までだから 惚れちゃダメよ」ふっ

石燕「いえ それは大丈夫っす。」あっさり

千様「Σなんで即答よ!」




挿音「なんつーアホな会話だ」キセルすぱー


小太郎「あ。おかえり

そう言えば挿音も舞台に上がれとか言われたのか?

あ、『長男』だし さすがに無かっ


挿音「今以上にくっそ我が儘で話聞かねえ糞親父だったもんで 三日三晩ガチバトルで拒絶し続けたな そういや」


千様「あー あったわね。

ご飯たかりに来たら戦場と化してたわ」


シロ「昔は今より酷かったのか」うわあ


千様「なんせ伊賀忍術の始祖と 後の服部半蔵でしょ?

最終的に氷水入れた金ダライトラップで目を冷まさせたわよ」

彬羽「また地味に嫌な物を」


千様「冷たいわ痛いわ ついでに間抜けな音くわんっ!でしょ
あいつには一番効くのよ」ふっ



家康(あれ? このメンタルに来るトラップの仕掛け方って)じーっ

粋(トラップのやり方は姉ちゃん参考にしたんだな。)じーっ




挿音「何ジロジロ見てんだコラ
根性焼きされてえか?あ?」
 


家康・粋「Σごめんなさーいいいっ!!」ひいいっ







白「うるさい。」むくっ

蒼月「Σ居たの!? てかそんなとこで何してんの!」




白「ここの床が一番風通し良くて冷たいから 昼寝。」

彬羽「犬猫か手前は。」



白「動物なんてどれも同じだ

えーと 何だっけ

あ。石燕 それやりたくないんだよな」あくびっ

石燕「へ?はあまあ やる気ゼロっす」


魄哉「えー ゼロなんですか」

蒼月「人の話聞かないジジイだなほんと」



白「んーとな。

まず 腹から声出るか?」

石燕「頑張ったら出るかもしれないっすが、のど切れて血がぼごぼならないとは言い切れないっすね」

魄哉「Σ!?」


石燕「もしくは 複式呼吸頑張ったら あばら折れたり胸骨折れたりとか」うーん


一同(どんだけ貧弱なんだよ。)うわあ




白「よし、じゃあ。ちょっとコレ羽織ってみろ」

石燕「おー。派手っすね
実際に芝居で使ってる奴っすね」


粋「兄貴まーた舞台衣装着たまんま帰ってきたのかよ」

白「うっかりうっかり。気にするな

ほれ。行くぞ」



ずしっ


石燕「Σぐはあっ!!」

べしょっ



シロ「Σ待て待て待て!何キロ有るんだそれは!!」




白「て、事でだ。
この通り適性なし。

現役が言うんだから間違いない」ごろんっ



魄哉「は、はあ 成る程。

確かに無理にお願いしたら命に関わりそうですねえ」ひきつりっ


粋「兄貴が助け船出してくれて良かったよな
お前の性格じゃゴリ押され負けてたって」ほっ


石燕「いやその。ありがたいんすが

立てないんで助けて」じたじた


シロ「待てよ。 コレを着て動き回るという事は良い鍛練にΣどわああ!何をする離せ!」じたばたっ

挿音「聞かれたら事だっつの

普通に家康とスクワットでもしてこい」

家康「Σ巻き添え!?」





白「親バカもいいけど

モヤシやかいわれ大根じゃ役者勤まらないぞ

ゴリ押すにしても体力有る奴だけにしとけ」ぷんすか。

魄哉「ごもっともですが、 かいわれ・・」




粋「えっと。

念押ししてくれてて良かったな 」目そらしっ

石燕「かいわれ ヒョロっぷりが上がったっすね」ずーん。


千様「ごめんなさい。凄い納得したわ」きっぱり






彬羽(一二三は言われる前に断っておくか。)ふむ






白「だいたい背丈で決まるなら
俺はギリギリアウトだろ。」※165cm



一同(Σひょっとしてかなり気にしてる!?)










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