小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月10日

f:id:t00c:20190810161513p:plain






粋「あー あっぢい あの石段なんとかなんねえの?」

小太郎「おかえり。 俺は山道そのまんまでもいいんだぞ?」

粋「・・道があるだけマシか。」ふっ







杜和「軟弱ですわねえ 男の癖に。」お茶ずずー

粋「何で当たり前に居るんだよこの姫さん。
てか我が家みたいに寛ぎ倒してねえ?」





杜和「当たり前だからですわっ
兄様の家なら私の家っ

あ。そういう意味では無くてよ!でもそれでも良いのですよ!!」びしっ

粋「やっべ。一気に疲れた。」ずーん。


シロ「暑い中シゴかれて来ての これは辛いな」うむ。



白「杜和来てたのか

お前はあの石段どうしてるんだ?」

シロ「それに日に焼けやせんか?
仮にも大名家の長女が 軽々しく日焼けというのは」




杜和「飛天様印の日焼けどめを塗りたくって 石段は赤兎に上らせてますわ。」どやあっ

粋「Σあの斜面をかよ!! もうちょい馬労ってやれよ!!」




彬羽「いいか。一二三

日焼けは軽い火傷の一種だ。
冷やすのを忘れるな」ひしゃくで赤兎に水ばしゃ

一二三「ふむふむ。人もお馬さんも一緒なんだなあ」




杜和「赤兎のケアなら彬羽様がやってくれてるので問題ありませんわ」

粋「あいつ、一二三を獣医にでもする気なのかな」




千様「あら? 今一二三ちゃんも言ってたでしょ?
人も馬も一緒なのよ

だから 一二三ちゃんも日焼けしたらちゃんとケアしなさいねって 親心ね。」

シロ「ああ。そういう事か。」


白「あいつちょいちょい細かいよな」
小太郎「絶対A型だよな」うんうん


千様「ほんと子供から動物まで何だかんだできっちり見てくれるから助かるわよ

本当のパパみたいよねえ」にこにこ。

小太郎「一般の父親は娘の日焼けの心配しないと思うぞ」



粋「ん? 杜和静かになったな

暑さで気分でも悪くなったか?」






杜和「いえ。ちょっと暑苦しい肉が目に入ったもので」ふっ

千様「Σ肉って!! 贅肉みたいに言わないでくれる? ちゃんと出ててるのは出るべき所だけだから!」


杜和「いえね。 暑いせいかいつもより多目に露出してられますわよね?

いくらご自慢のお胸でも ちょっと品が無いんじゃありません?」ふんっ

千様「Σ仕方ないでしょ! 蒸れるからうちわで扇いでたの

魄哉「未成年もいるので具体的なお話はやめて頂けますか?
あと恥らいなさい慎みなさい 御里が知れますよ」くわっ



シロ「・・・」
粋「・・・・」

家康「調度保護者帰ってきて良かったね 純情な御子様達。」

シロ「Σ誰が御子様かっ!!」






白「どうした杜和。
偉くキレてるけど、千様の乳に恨みでもあるのか?」しれっ

粋「Σ兄貴ズバッと言い過ぎ言い過ぎ!!」



小太郎「大人として正解ってあれなのか?」

家康「デリカシーがすっぽ抜けてるからアウト。」

千様(いきなり絡まれた上にめちゃ恥ずかしいんだけど。)




杜和「べつに


思ってたより育ってなかったとか、夏バテで少し減ったとか色々ありますけどっ 私は若いですから

あんな安物のスイカすぐに追い抜くので全く問題ありませんわっ」けっ



白「絶対めちゃ気にして もがっ」

彬羽「お前はもう喋るな
石燕にでも遊んでもらえ」

家康「それがいいね。撤収撤収」

粋「Σ兄貴いいっ 首根っこ捕まれてひょいひょい運ばれてるっ!!」


魄哉「お願いですから その手の話題は女性のみの時にお願いします。
いたたまれないので」

杜和「あら。皆さん意外と繊細ですのね」しれっ

シロ「恐ろしい女だな」





蒼月「えー! 話題変えちゃうの? ちょっとジジイ!邪魔しな Σうわこら離せ」じたばたっ

魄哉「はいはい。君も石燕さんに遊んで貰って来なさい」ずーるずる


小太郎「石燕の部屋が託児所にされてる」

粋「蒼月はともかく ・・いや、兄貴もだな。うん」

シロ「凹むな。」




杜和「解りましたわよ やっぱり暑さに少しやられてるみたいで失礼致しました

しっかし、何食べたらほんとスイカになるんだか」ボソッ

千様「しつこいわね。」






がららっ



挿音「お前ら大概にしろや
うちのスイカはそんなもんじゃΣだっ!?」


千様「誰がそんなもんよ! 兄妹揃って本当にほんとに何なのよおおおっ!!」

粋「Σ姉ちゃんストップストップ!脳天チョップはヤバイ怖いって!!」ひいいっ




杜和「兄様っ 畑仕事終わりましたのっ?」きゅるんっ


シロ・小太郎(Σぶりっ子スイッチ入った!!)


挿音「いってえな

誰が水やりくらいやれよ 昼間寝ててえのに暇みて俺がやるしかねえしよ。」頭さすりっ





粋「はい。姉ちゃんどうどうどうどう」

千様「きいいい!」じたばたっ



小太郎「魄哉、早く戻ってこないかな」

シロ「無理だろう おそらく恐ろしい女どものおらん石燕の所で寛いでおるわ」





挿音「あ、そうだ。
どこぞのメスザルに殴られたせいで忘れかけてたんだけどよ」



「トドメ刺されたいの?」 

粋「Σ煽るなあああ!!!」ひいいっ






挿音「でっけえスイカが採れたんだけど食うか?お前ら」※悪気ゼロ

杜和「わーい。いただきますわっ」




千様「シロ君ちょっと刀貸して。」

シロ「Σ侍の魂を凶器にするな!!」ひいいっ






ーーーーーーーー



蒼月「あのー なんか居間の方が不自然に騒がしいんだけど」

魄哉「知りません。 後で片付けます」きっぱり

家康「あはは。ああ言うノリほんと苦手だよね
私もだけどー」


彬羽「これだけ居ると狭いな」

石燕「一部屋にいる人数じゃないっすよねえ

はい描けた ほーら。うさちゃんっすよ」

一二三「わーい。」

白「なあなあ これ何に見える?」

一二三「? 白さん何を描いたんだべか?」首かしげっ

石燕「・・アートっすね。」おおおっ



和気藹々っ









>サイトトップに戻る