小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月3日

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家康「ねえねえ 元ヤンコンビ」


挿音「頭割られたいんすか?殿」

粋「なんでそう相手の嫌がる言い方すんだよ」むう



家康「ぶっちゃけ二人の全盛期ってどんな感じだったの?」

粋「頼むから話聞けよ。」



千様「えー なんなのいきなり」

挿音「つか俺のは実際見てただろがよ」

家康「お前のは家でしかしらないもん
教育的指導の名の元に 保護者と死闘繰り広げてたのしか見てないしー」


蒼月「あのー 俺そっちのが気になるんだけど」
挿音「気にすんな」




家康「んで、粋の一番荒んでた時期 私知らないんだよね

今こんな能天気なお兄ちゃん大好きな精神年齢10歳前後って感じだし 想像つかな

粋「いい加減泣かすぞ」




蒼月(今ちょっと昔の感じだった。)こそこそ避難っ




千様「あのね殿、人の黒歴史をほじくり返すんじゃないの

殿だって 三河で人質してたちっちゃい頃に
後のノブノブに背中に蛙入れられて泣きわめいたのばらされたら嫌でしょ?」


家康「ちょっと待って
なんで知ってるの?」

千様「ヒント。 南無阿彌陀仏よ」


家康「Σ天海ーーっ!! え?え?どこまで聞いてるの?
どこから何処まで!?」ひいいっ

千様「おほほほほ! 教えてあーげないっ」どやあっ


粋「姉ちゃんつええ。」おおお



蒼月「ノブノブって織田信長?」

千様「そうよー。
一度会ったことあるけど 面白い人だったわねえ」



挿音「そういやお前 親父とタメか」

千様「それ以上言ったら張り倒すわよ。


あの頃あたしも色々あってー
んで、町の飲み屋で熱燗あおってたら 姉ちゃんいい飲みっぷりだなーって まさか織田信長とかおもわな

家康「あの 千ちゃんの過去のが凄そうなんだけど」

千様「女の過去は 本人が言うまで聞くもんじゃないわよ」ふっ




蒼月「えっと。そんで織田信長と酒飲んだの?」

千様「オールでどんちゃん騒ぎしたわ。」

粋「すっげええええ」おおおっ



挿音「無茶苦茶同士気が合ったって事か。」

千様「あんたには言われたく無いわよ」

挿音「いや。お前には負けるわ」



蒼月「うわ、服部半蔵が負け認めたよ」

粋「多分 俺らの聞いても 姉ちゃんの後だと面白くもなんともねーぞ
インパクトに負けるって」

家康「だねえ。

あのノブノブとどんちゃん
・・すっごいなあ」


千様「殿 ノブちゃんのおかげで偉く苦労したものねー」

蒼月「ノブちゃんて。」








彬羽「何が凄いって 自分の黒歴史平然と語れる辺りだな」

小太郎「魔王とオールでどんちゃん騒ぎって 黒いって言うより怖いな」

白「だな。」脇腹さすりっ

シロ(Σそういえばこやつ 昔弟に脇腹刺されておったのだった)

石燕「なんか知らないっすけど、皆さん色々あったんすねえ」




一二三「黒歴史?」

彬羽「お前はまだ知らんでいい。」きっぱり









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