小咄

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くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

8月1日

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挿音「ったく 最近の新入りは根性がねえ」ぶつぶつ

シロ「ん?徳川忍軍は今が新人シーズンなのか?」

挿音「常に人手足りねえから365日新人歓迎な。

しっかし入るまで至らねえのが多い多い」キセルすぱー。



シロ「入隊試験でもあるのか?」

挿音「そりゃ命懸けの仕事だからな

ある程度適正あるか見極めねえとよ」


蒼月(てか、常に新人歓迎で365日人手不足ってヤバイんじゃないのかなあ)





シロ「試験の内容は
あ。特性上他言無用ならばべつに良いが」


挿音「いんや。構わねえよ
ネタバレしても対策ねれねえだろし


ぶっちゃけ天海サマとの一騎討ちだ」

魄哉「実は面接官です。」にっこり

シロ「Σクリア出来る奴がおるわけなかろうが!!



魄哉「おや、合格の条件は僕に勝てという事ではありませんよ?」

挿音「それ条件にしたら頭の俺もアウトだろ」


シロ「な、なるほど。」



魄哉「あくまで適正を見るのが目的ですから


主に耐久力、根性、何があろうと諦めない気力を試すって感じですね」

蒼月「試験で心折り倒してるだろ絶対。」



魄哉「多少の事で心折れてたら勤まる仕事ではありませんからねえ

優しくしたら後々泣くのは新入りさん達ですよ」お茶ずずー。


シロ「ふむ。そういうものか。」


挿音「前はそこそこ合格者出てたんだけどよ
最近はさっぱりだな
ったく最近のガキは根性ねえわ」ため息。


蒼月「心折れない人居るのが驚きだよ
人間にも根性あるのがいるんだね」感心。


魄哉「あの、僕そんなに怖いですか?」

シロ「う、うむ。ままままあな。」目そらしっ




魄哉(次回はちょっと優しくしましょう)ずーん。

挿音「くおら親父 いちいち凹むな

相手の為になんねえって言ったとこだろ」




家康「前から思ってたんだけど
お前あの入隊希望者どこから集めてるの?

徳川忍軍の存在自体が極秘だから おおっぴらに募集出来ないよね」



挿音「ん?
そりゃ勿論

町で根性有りそうなのにわざとちょっかいかけて腕試「Σそんなのしてたんですか!?」ひいいっ




シロ・蒼月(Σ相手が気の毒過ぎる!!)




挿音「んじゃ人手不足どうにかして下さいよ。天海サマ
他にいいの見つける方法あるんすか?」

魄哉「Σう」

家康「まあ、物騒だけどそれがてっとり早いよねえ
ある程度の腕っぷしも解るわけだし」



シロ「成る程 徳川忍軍が元ヤンで形成されておるというのは。」

挿音「売られたケンカ買うよな奴にしかちょっかい出さねえからな。」




蒼月「んで、ボコられて目をつけられて
更に試験でこのジジイに泣かされる と。」

シロ「地獄だな。」うわあ


魄哉「そろそろ泣きますよ?」







挿音「最近はスカウトの人数増やす為にバカ兄弟にも協力頼んでんだけどなあ」


白「さっき3人捕まえといた。」

家康「Σ捕まえるって何!?」



粋「兄貴目立つもんだからめっちゃ絡まれんだよ

で、返り討ちにした挙げ句 そこそこ強度あると思ったのを挿音に引き渡すっていう」



シロ「Σそうやってそこらのチンピラ無理矢理かき集めるから 母数がおかしくなっとるのではないか!?」


挿音「あ。言われてみたらそうかもしんねーわ。」すぱー

家康「まあ、チンピラ君たち大人しくはなるかもねえ」




魄哉「どうにかしてまともな募集方法を考えないと」悩。

家康「今更真面目な人入れても可哀想だと思うよ?」


挿音「だな。 多少ひねくれて粗っぽくねえとうちじゃやってけねえわ

そんで小回りが効いてそこそこ頑丈な・・」



蒼月「え。なんでこっち見るの?」







挿音「ちょっと体験でやってみねえか?」

がしっ

蒼月「Σ入ったら最後逃れられない!!

嫌だあああーーーっ!!!」




家康「あー。確かに隠密向きの能力ではあるね」

魄哉「一番大事な根性が無いので無理だと思うのですが」


蒼月「Σいいから助けろよ!

うわああ!はなせえええ!!」じたばたっ




魄哉(可哀想ですし、試験で落としてあげますかねえ。)



粋「あ、今蒼月の死亡フラグたったような」

白「だな。」うん





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