小咄

小咄

くろねこ太郎の落書き部屋 小咄ページです

7月13日

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家康「ジメジメやだねえ」

小太郎「だなあ。早く梅雨明けないかな」


粋「お前ら常に天気の話してんなあ」

家康「だって暑いしー暑いと何もする気おきないしー」だらだら
粋「お前暑さ関係ねえだろ」



小太郎「獣にとっては深刻なんだぞ!
ムシムシ酷いと毛が抜けるんだぞ」

粋「よし。犬シャンプー取ってくるわ


ん?」










どだだだだだだだだ

粋「兄貴いいいΣぐはあ!!」

白「一二三が昼寝中。」

 



千様「入室と同時にボディーブローやめてあげてー」


白「で、何だ

小声で話せ 後本当足音五月蠅い。」

粋「Σゴミを見る目っ!」


シロ「いや、仮にも役者見習いがドタドタはどうかと思うぞ
少し落ち着けお前は」

粋「ぐ。正論っ」


千様「で。どうしたの?」



粋「庭に小人が居た。」手に乗せっ

白「夏休みで遊びに来てるコロボックルだ。」きっぱり

 


粋「Σ兄貴の知り合い!?」

シロ「知り合いと言うか コロボックルは普通に妖怪だろうが。」

粋「え。そうなのかこれ」ガーン。

白「何だと思ってたんだ?」



粋「童話に出てくる妖精とかそっち系?」

白「こっちの世界に帰ってこい。」

 


千様「あのね粋君。メルヘンなのはいいと思うんだけど
この辺でメルヘンなのはほぼ粋君達のお仲間よー

てか粋君も大概ファンタジーな生き物なのよ?」

粋「えー。 妖怪ってなんかイメージドロドロしてるだろ?
妖精のがなんか良くねえ?」


白「コロボックル 泣きそうになってるだろ」ぼぼぼぼぼ

粋「Σぎゃー!ごめんごめん! 別にお前らがドロドロとか思ってないからっ!」ひいいっ

 


シロ「いいから降ろしてやれ 降りれんわ勝手にガッカリされるわ散々だろうが」

粋「Σあ。高さきっついのか」




彬羽「弟の方も 寄合い出した方がいいんじゃねえのか
前もクダギツネをイタチと間違えて拾ってただろ」


白「俺も毎回引摺り出されてるだけなんだけどな」


千様「ああ。たまに夜 出掛けてるの妖怪の集まりなのね」


シロ「ふむ、流れ的に その時色々報告されるわけか
大将も大変だな」

白「いや。ほとんど酒のんでバカ騒ぎ。」

千様「でしょうね。」納得。



 

彬羽「どの妖怪がどうしたとか 酒の肴に世間話で出るくらいだろ」

白「当たり。よく解るな」

彬羽「手前がまともに仕事してるわけねえからな。」きっぱり


粋「ん?カラスは出てねえの?」

白「バカラス夜目が利かないから その辺にガンガン頭ぶつけて無理無理」


千様「鳥目ドンマイねえ」



シロ「ん?コロボックルが何か言いたそうだぞ?」

白「あれ まさか何か用事だったのか?」








小太郎「なあなあなあ!なんかちっさいの居た!!」尻尾ぱたぱた


千様「Σ小太郎君 狩っちゃ駄目ーーー!!」ひいいっ

 



白「えーと。連れが迷子らしいんだけど

小太郎のヨダレまみれのそれだな。」


シロ「生きとるか?」

粋「ど、どうにか。」





彬羽「小太郎。家の敷地内での狩りは無しだ
どうしても血が疼くのなら 誰かに許可を取ってからだ」

小太郎「はーい。」わおんっ



千様「とりあえずコロボックルちゃん達 奥連れてくわね
べちゃべちゃだし綺麗にしないと」

白「うん 頼んだ。」





粋「しっかし コロボックルか
そんなの居るんだなあ

つーか兄貴も何だかんだよく覚えてるよな」

白「ん?」


シロ「うむ。確かに
町からここまでの道順すら覚えとらんと思っていたら
そこはやはり大将と言うことか」


白「そんなの全部覚えてないぞ」きっぱり

粋「へ?」




彬羽「不本意ながら
毎度 どいつが何して何がどうなってるか纏めさせられてるのは俺だ」

粋「Σあっちこっちでフル稼働かよ!」

 


白「しょっけんらんようだ。」ふふんっ

シロ「威張るな。」


粋「あれ?
てかお前集り出席してねえのになんで情報入るんだよ」

彬羽「毎度 草履のツクモガミみたいなのが知らせに来やがんだ
誰が書記だ 全く。」妖怪名簿ぎっしりずっしり

粋「いやお前 ほんとそう言うの合ってるよ」





がららっ

 

シロ「ん?」

粋「姉ちゃんどした?青い顔して。」




千様「コロボックルちゃん。

更に一人行方不明らしいわよ」



一同「」

 




白「九尾。」

九尾「そんなちっさいの食うておらぬぞ?」ひょこっ

小太郎「俺も食べてないない!!」おろおろっ



シロ「急いで探すのだ! この辺は危険過ぎる!!」


どたばたっ











一二三「んー。うるさいだなあ

あ。ちっちゃい人がおる
金米糖食べるだか?」




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